今回は、サピックス1月組分けテストの難易度・平均点・対策についてお伝えいたします。
コベツバの「スタンバイ SAPIX」では、組分け模擬試験が毎年人気です!
- 全問題解説つき
- 分野や頻出ポイントを網羅
- 点数ランキングあり
- 教材(塾テキストやコベツバ教材)との対応表で弱点補強
- レベル別(実戦編・基礎がため編)に配信
※12月1日に対策配信。

テスト当日速報
テスト終了後に難易度・所感・解説を配信します👇
NEWS26年2月からSAPIXの理科(計算分野)解説もスタンバイにて配信!※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2026年6月28日実施、 サピックス6年生 7[…]
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サピックス 組分けテストの平均点/コース基準まとめ
ここから先の平均点や対策についてのお話は、ラジオでもご紹介しております📻
※新4年生のみにフォーカスした内容
1月組分けテストの過去の平均点、偏差値60ラインは以下の通りです。
サピックス1月組分けテスト(過去5年間)の平均点
| 平均点 | 得点率 | |
|---|---|---|
| 新6年生 | 260.8 | 52.16% |
| 新5年生 | 263.8 | 52.76% |
| 新4年生 | 154.2 | 51.40% |
サピックス1月組分けテスト(過去5年間)の偏差値60≒アルファクラス基準
| 偏差値60ライン | 得点率 | |
|---|---|---|
| 新6年生 | 331.1 | 66.22% |
| 新5年生 | 332.2 | 66.44% |
| 新4年生 | 195.8 | 65.27% |
| 平均点 | 偏差値60ライン | |
|---|---|---|
| 2026年 | 80.8 | 105.5 |
| 2025年 | 65.2 | 90.0 |
| 2024年 | 82.4 | 107.3 |
| 2023年 | 79.1 | 103.7 |
| 2022年 | 76.6 | 101.3 |
新6年生
まず、新6年生ですが、260点台と5年生のマンスリーと比較すると低くなっています。
毎年1月組分けテストは、怒涛のように重要技術を習ってきた5年生後半での習得・定着度合いによって大きな差が出るテストで、問題自体は決して難しくはありませんが、平均点が下がる傾向にあります。
22年までは270点を超えることもあり、少し易化が進んでいるように感じましたが、24年の平均点は247.1点とここ数年の中では難易度の高いテストでした。
新5年生
次に、新5年生ですが、4年生の一般的なマンスリーより範囲が広がることで、随分平均点が下がっています。
なお、この先に控えている5年生マンスリーの平均点(280点〜310点程度)と比べても、ほんの少しだけ低い平均点は低くなっています。
新4年生
2017〜2020年の4年間の算数平均点は102.3点(偏差値60は127.6点)でした。
近年は平均点が下がっていると言えるでしょう。
新4年生1月組分けテストの平均点が下がった理由を考察
コベツバでは各模試に対して難易度A,B,C分析をおこなっております。
2017〜2020年の模試と、2021年〜の模試を比較したところ、レベルA,B,Cの割合はほぼ変わりませんでした。
テスト自体の難易度はあまり変わっていないと言えます。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 2020年まで | 64.67% | 28.00% | 7.33% |
| 2021年から | 65.73% | 28.93% | 5.33% |
具体的にイメージすると、2020年まではレベルAを取り切ることでようやく平均点近くに達することができましたが、2021年からはレベルAの約8割で平均点に達することができます。
変化の背景として考えられる1つは受験者数の増加です。
以下の表に新4年1月組分けテストの受験者の平均人数をまとめました。
受験者数
2017-2020年:5836人
2021-2025年:6130人
近年のSAPIXの門をたたく受験層が幅広く=母集団のレベルが変化し、平均点が押し下げられている可能性も考えられます。
しかし、一概にそうと言い切れないデータもございます。具体的には、2020年は受験者数が6696人と過去最大級にも関わらず、レベルAを全部取り切っても平均点に到達しなかった( = 受験者のレベルが相対的に高かった)年度でした。
いずれにせよ一受験者としては「近年はレベルAの8割以上で平均点だが、レベルAを取り切るつもり」でテストに臨んでいただくのがよいのではないでしょうか。
サピックス 組分けテストの学年毎/範囲/難易度の詳細分析
まず、過去の組分けテストの分析を以下にまとめましたので、ご確認ください。
5年生の組分けテスト(ある年の過去問)の詳細分析

4-6年生の組分けテスト難易度別の配点率

サピックス 組分けテストの出題範囲
まず、組分けテストの出題分野は非常に網羅性が高く、ほぼ全分野に渡って出題されていることが窺えます。また、長期記憶を試すためでしょうか、5年生や6年生は直近に習ったものよりも半年以上前に習ったものが比較的多く出題されています。
組分けテストの難易度別得点
次に、問題を難易度別に
レベルA:基礎力トレーニングレベル
レベルB:デイリーサピックス★2個/デイリーサポートA-C類題レベル
レベルC:応用
と分類した際に、それぞれの得点率は、
▼レベルA:基礎力トレーニングレベル
4年生:63%
5年生:43%
6年生:59%
▼レベルB:デイリーサピックス★2個/デイリーサポートB-C類題レベル
4年生:23%
5年生:29%
6年生:29%
▼レベルC:応用(未習内容・既習内容でも応用にアレンジしたレベル)
4年生:13%
5年生:27%
6年生:12%
となります。
レベルA:基礎力トレーニングレベルで5-6割
まず、「レベルA:基礎力トレーニングレベル(=これまで習った技術の基本問題)」ですが、
大問1-3までの計算や1行題、あるいは大問4以降の(1)でレベルAの問題が出題されています。ここから窺えることは、「基礎力トレーニングレベル」で、十分に半分以上の得点が獲得できると言うことです。実際、平均点は約5割〜6割となっておりますので、デイリーサピックスの毎回の出題の基礎と言える問題さえ取ることができれば平均に到達することができると言えます。

ミス以外のポイントとしては、大問でもよく読めば(1)は簡単に解けるAレベルの問題も多いので、「どうせ無理だ」と諦めるのではなく、勇気を持って取り組んで、取りこぼしを防いてもらうことが重要になります。
レベルB:デイリーサピックス★2個/デイリーサポートB-Cの”類題”レベル
次に、多くのサピックス生が大きく力の差がつくポイントが、
「レベルB:デイリーサピックス★2個/デイリーサポートB-C類題レベル(=これまで習った技術のやや応用問題)」となります。
AとBで7割5分から8割得点になりますので、ここの3割を取ることができるかで概ね勝負は決すると言えます。勿論、組分けは7割5分から8割得点できればα中位までは問題なく到達できる為です。
デイリーサピックス・デイリーサポートで習った論点について、文章や図形、聞かれ方が違った問題にも同じ論点を使って解答できるのかが問われます。ここで、問題そのものを暗記している場合、一気に点数を落としてしまいます。
デイリーチェック・マンスリーは、サピックス(SAPIX)のテキストそのままの数値替え問題が多い為、マンスリーが取れるのに、組分けが取れないお子様は、主にここのレベルB部分に課題があると言えます。約1年後に控える実際の中学入試でも、ほぼB部分で多くの学校の合否が分かれると言っても過言ではありませんので、非常に大事なポイントと言えます。
「そうだ、コベツバさんに聞いてみよう」の二人目の相談です。今回は、組分けテスト・サピックスオープン(SO)が取れないアルファ下位〜ベットを行き来している女の子をお持ちの保護者様からでございます。 […]

レベルC:応用(未習内容・既習内容でも応用にアレンジしたレベル)
最後に、「C:応用」ですが、一口に応用と言っても、「①応用的な知識を必要とする問題」と、「②知識は不要ですが試行錯誤を繰り返して解答にたどり着く問題、いわゆる思考力問題」とがあります。Cの問題のおよそ半数ずつに分かれると言って良いでしょう。
受験校によりますが、C部分が必要な学校はそれぞれの特色に合わせて、①②の対策を行っていく必要があると言えます。ただし近年は、最難関は比重は違えど、つまり高度な技術・思考力ともに必要とされる学校が増えています。
以上が「組分けテストの分析」となります。
サピックス組分けテストの対策は行うべき?
組分けテストは「この半年〜1年、日々の勉強の積み重ねがしっかり定着しているのか」を確認する機会です。そのため、そもそも日々の勉強をしっかり身につけられていない場合、直前の付け焼き刃の対策では残念ですが大きな効果は期待できないでしょう。
『日々の勉強をしっかり身につけられている』
この基準は、デイリーチェック:平均8〜9割、マンスリー確認テスト:7割 = 算数100点程度(ミスが多いお子様でも6割 = 85点)を目安としましょう。
高すぎる目標と感じられる保護者様もおられるかと思いますが、これは決して高すぎる目標ではなく、適切な勉強法と努力で到達することができる得点だからです。
・デイリーチェックで9割得点できる理由
サピックスにて実施される「デイリーチェック」は、「クラス昇降」に無関係な為、軽視されがちではあります。しかし、一週間という狭い範囲で学習して定着を促していくものとなりますので、結果として「マンスリー確認テスト」の結果にも大いに反映されるも[…]
・マンスリー確認テストはやり方次第で7割程度まで得点できる理由
「マンスリー確認テスト」は、ご存知の通りサピックスで約1-2ヶ月に一回の頻度で実施され、「クラス・コース昇降」にダイレクトに影響するため、保護者様もお子様も大変関心が強いテストです。ただ、内容は驚くことに「デイリーチェック」「基礎力定着テ[…]
それでもせっかくクラス昇降のあるテスト、何か対策に繋がることを少しでも、という気持ちは非常によくわかります。
せっかく何か対策をするのであれば、これを長期的にも意味がある復習の機会として効果的に活用できるような情報をお伝えいたします。
サピックス組分けに向けた対策は何をすれば良い?
塾テキストを復習する対策とコベツバのテスト対策を用いる2つの方法をご紹介します。
コベツバの模擬試験でテスト対策
実際のテスト形式で問題を解き、以下の3つを達成します。
1. 忘れていた技術を思い出す
2. 苦手の把握と弱点トレーニング
3. 本番での取りこぼし防止
解説動画と忘れていた解法を復習できるショート授業動画があります。なので、やり直しで詰まることなく、理解を深めることができます。
新5,6年生はレベル別(実戦編・基礎がため編)の対策をご用意しております。
レベル別1:実戦編
対象は、新5,6年生は算数偏差値55以上の方、新4年生は全員です。
テストは2セットで手厚く全分野を思い出しましょう。しっかり復習すれば、偏差値60を超えられます。
組分けの大問2〜5番の得点力を磨く問題構成となっております。
レベル別2:基礎がため編
対象は、算数偏差値55以下の新5,6年生です。基礎の復習におすすめなので、基礎に不安がある方は偏差値に関わらず取り組みましょう。
テスト本番で落としたくない問題を着実に取り切るための基礎がため教材です。大問2〜3番のような基礎問題に取り組むことで、得点力の底上げを図ります。
今まで学習した範囲から過去の組み分けテストでよく出る論点を広く出題しております。テスト前日でも効率よく総点検が可能です。
類題でもっと深める。「コベツバweb授業」や「塾テキスト」で弱点補強
テスト対策で何よりも大切なのは、組み分け対策の正解数で一喜一憂することではありません。それ以上に、どこを落としたかを把握し、補強することです。
前述の「組み分け対策 模擬試験」には、それぞれの問題に対して、さらに類題が解ける教材が示されています。塾のテキスト、コベツバweb授業の教材番号のどちらも書いています。
本来得点したい問題を落としていた場合、そこには「忘れていた技術」や「理解が浅くなっていた単元」が隠れていることが少なくありません。1問解いて終わりではなく、体系的なテキスト(コベツバwebや塾テキスト)に戻って復習することで、ようやく本番の得点力につながります。時間が限られている場合でも、1つの分野・ポイントだけで構いません。確実に仕留められる問題を増やしましょう。
塾のテキストを総復習する
組分けテストはサピックスの既習範囲から出題されるため、直前に行う対策としては市販の教材を利用せずとも、サピックスの教材やサピックス学習範囲を踏まえた類題を復習することで十分です。(もちろん余力がある上位層は追加で参考書に手をつけても良いでしょう)
復習すべき単元は何年生のいつからか?
✅ 新5年生
4年生の初めから最近習った範囲まで+頭脳トレーニングや入試問題に挑戦を含む
✅ 新6年生
5年生の夏期講習〜最近習ったものまでが最優先(一部例外あり)
それぞれの理由は以下の通りとなっています。
▼新5年生
新5年生は習っている技術の量がまだまだ多いとは言えないため、後半は思考力問題や未修得技術問題も出題されます。こう言ったテスト形式は新5年生組分けテスト以降はあまり見かけませんので、ほとんど最後の機会と言えるでしょう。
テキストの内容は押さえていることは当然として、計算が遅いお子様/正確性に課題があるお子様は基礎トレを利用して計算トレーニングを行いましょう。
▼新6年生
サピックスのカリキュラムの毎回のNoで習った内容を大きく分けると、「夏に割合と比が登場してから技術を更新・新しく習得した単元」と「割合に関わらずに低学年から積み上げてきた単元」の2つに分かれます。
組分けテストではその両方とも同じ程度出題されますので、双方の対策が欠かせません。
「割合と比を含むもの」はこの半年間で習ったものなので「まだ覚えているのでは?」と思われるかもしれませんが、この半年間あまりに急に新しいものを大量に習ったため整理できていないお子様が例年多い印象です。
6年生以降さらにその上に積み上げる学習を行うことになりますので、優先的に復習を行いましょう。
具体的には、「夏に割合と比が登場してから技術を更新・新しく習得した単元」を多く含む最も効率のよいNOは「夏期講習のNO1から最近のもの」です。こちらをまずは復習していただければと思います。単元別に学習される方は「文章題(食塩・商売・相当算)」「速さ」「平面図形」「図形の移動」の4つが大きな単元になると考えて良いでしょう。
その上で、「低学年から積み上げてきた学習」である「数の性質(No3・No4・No6・春No1・夏No1)」「規則性(No13・夏No2)」「場合の数(No19)」「立体図形(夏No3)」「割合なしの文章題(No31・夏No8・春No2)」を復習しましょう。例外的に、4年生から登場のない「4年No25方陣算」と「4年No5植木算」は忘れやすくなっており、簡単な小問でも平均点が低いですから、苦手だった方は復習しておきましょう。
新5年生・新6年生で、サピックス組分けの難問に備えたい場合
新5年生であれば、「頭脳トレーニング」と「入試問題に挑戦」、コベツバのサピックス解説を利用されている方は「StandBy+(サピ単元に合わせて少し難易度の高い問題を集めたもの)」
新6年生であれば「思考力の養成、入試問題に挑戦」に取り組みましょう。ただし、新6年生はこう言った難易度の出題は多くありませんし、もし次のステージに進みたい場合は、未習も含めて土台を総固めできるコベツバweb授業を利用しましょう。
新4年生サピックス組分けテストに向けて
1月組分けテスト対策として、コベツバの『スタンバイ SAPIX(サピックス解説・対策)』にて本番と似た形式での模擬テスト(解説動画つき)2回分を12月1日に配信いたします。
実は、4年生の組分けテスト(特に1・3月)はあまりにも習っている技術が少ないため、計算や簡単な技術が全体の4割、残り6割が思考力と言う構成になっており、対策は困難を極めます。
なお、1年後の5年生からの組分けテストはこれまで習った多くの技術からの出題が8割、残り2割が思考力と言う構成で、これまでの学習内容の定着を測ることができるテストになります。
ですから、1月と3月の新4年生組分け対策は以下の効果を得られる模擬試験となっております。
効果1:まずは制限時間つきの実力テスト形式に慣れ、「制限時間の中で得点をとりきる意識」をもつこと。
効果2:過去の4年生1月・3月組分けテストで「狙われやすく・正答率が少し低めにでる」計算や技術をご紹介すること。
効果3:思考力問題では「難関校・最難関校好みで、4年生から触れて学びになる算数の思考回路」をご紹介すること。
※どの問題もサピックスが出題しても全く不思議ではない問題ですが、山を張った対策は意味がありませんから、テストをきっかけとした学びの機会の1つとしての提供であることをご了承ください。
以下のコベツバradioも参考にしていただけましたら幸いです。
ご家庭で対策を行う場合は、確保できる学習時間から逆算して、対象となっているテキストで特に苦手(デイリーチェック・基礎力定着テスト・マンスリーテストで失点が多かった分野)を優先することが1つ。
その次に、忘れている可能性が高い過去のNoから復習していくと良いでしょう。
重要な事はとりあえず1周して終わり、ではなく、まずは自力で解けるようになること、次に数日〜1週間程度開けてもう一度取り組むこと、ここまで到達する事が重要です。
とはいえ・・
「これまでのテキストを総ざらいするのは量が多くて、できる気がしない」
「厳選すると言っても、うまく問題を選別できる自信がない。」
こう言った状況の方も数多くいらっしゃることと存じます。
コベツバではこれまでそう言ったお声と対策のご要望をいただき続けたため、前述の通り、組分けテスト対策を配信しております。



