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〜この記事を見て分かること〜
函館ラ・サール学園中学校の1月8日実施、2024年度第1次入試を踏まえた
★ 問題PDFと解答数値速報!
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★ 入試基本情報(ex 偏差値/受験人数/合格最低点)
★ 来年度に向けた対策
〜この記事に関連したおすすめ情報〜
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2024年函館ラ・サール学園中学入試の基本データ
函館ラ・サール学園中学偏差値(サピックス/四谷大塚/日能研/浜学園)
サピックス | 四谷大塚 | 日能研 | 浜学園 | |
2025 | – | – | – | – |
2024 | 49 | 大阪・名古屋・札幌56 東京55 本校48 | 55 | – |
2023 | 51 | 東京・大阪56 本校48 | 57 | – |
2022 | 54 | 東京56 | 58 | – |
2021 | 54 | 東京57 | 59 | 57 |
2020 | 55 | 東京57 | 62 | 57 |
函館ラ・サール学園中学の受験者・合格者数・受験倍率推移
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 259 | 159 | 1.6 |
2023 | 342 | 234 | 1.5 |
2022 | 430 | 264 | 1.6 |
2021 | 469 | 285 | 1.6 |
2020 | 680 | 432 | 1.6 |
函館ラ・サール学園中学の合格最低点・合格平均点・受験者平均点
【4科目】
※3科目受験者データ(合計点数を5分の6倍した点数)も含む
合格最低点 | 合格平均点 | 受験者平均点 | |
平均 | 178.8 (60%) | 207.4 (69%) | 179.7 (60%) |
2025 | – | – | – |
2024 | 157.2 | 193.4 | 165.7 |
2023 | 169.2 | 207.1 | 181.6 |
2022 | 195.0 | 221.8 | 191.9 |
2021 | 200.4 | – | – |
2020 | 172.0 | – | – |
【算数】
合格者平均 | 受験者平均 | |
平均 | 71.0 (71%) | 60.5 (60%) |
2025 | – | – |
2024 | 57.1 | 44.8 |
2023 | 64.6 | 53.7 |
2022 | 78.8 | 64.8 |
2021 | – | – |
2020 | – | – |
2019 | – | – |
2018 | 73.3 | 68.7 |
2017 | 74 | 63.5 |
2016 | 75 | 64.3 |
2015 | 74 | 63.5 |
函館ラ・サール学園中学の算数の合格への寄与度
合格者ー受験者 | 算数の合格寄与度 | ||
4科目 | 算数 | ||
平均 | 27.7 | 12.4 | 44.8% |
2025 | – | – | – |
2024 | 27.7 | 12.3 | 44.4% |
2023 | 25.5 | 10.9 | 42.7% |
2022 | 29.9 | 14 | 46.8% |
函館ラ・サール学園中学の科目別配点と試験時間
点数 | 制限時間 | |
国語 | 100点 | 60分 |
算数 | 100点 | 60分 |
理科 | 50点 | 40分 |
社会 | 50点 | 40分 |
2024年函館ラ・サール学園中学 第1次入学試験の算数
函館ラ・サール学園中入試(第1次) 算数の問題PDF・解答数値速報
函館ラ・サール学園中入試(第1次) 算数の所感・難易度分析
2024年、函館ラ・サール学園中(第1次)の入試でした。
全体感としてはレベルAが約6割、残りがレベルBと標準的な難易度構成となりました。
また、大問構成としてはほぼ全ての問題が技術系の問題で構成されておりました。
使用されている技術のほとんど全ては多くのテキストに掲載されている基本技術が中心であるものの、後半の問題群では応用性を高めてひねられた形で出題されており、それぞれの技術を使い込んで自分の手の内に入れられている状態で本番に臨むことができたかどうかが問われた印象を持ちました。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■1番(7):4年を1セットで考える
答えを合わせづらい日暦算のうるう年の問題。
近い年度の場合は「ぐるぐるカレンダー」で処理しますが、ここまで離れていると、規則性を活用する判断をとる必要があります。
4年移動で5つの曜日変化というセットで考えることができれば対応できたかと思います。
■2番(1):フローチャート
使う技術は一般的なフローチャートですが、分からない場所が多く、自分でおいて最後まで書いた上で攻め口を探していくことが求められるという応用問題でした。
前半の1番(7)の後すぐにこの問題があるので、対応できるかどうかが精神的にも影響しやすい配置にある問題に感じました。
■4番:隠れ「速さ」(速さへの変換)、キョリ一定、等高図形(割合有)、直角◯×、水の入る順序と正面から見た図
(1)、「かかった時間の比」から「入れる速さの比」という速さのキョリ一定の考え方を先に使っておきます。
その後、(2)では先に等高図形で長さを求めた上で、正面から見た図に入り、直角◯×を使いつつ、整理しながら進行することで答えが求められます。
ここまでくれば、(3)もそれほど苦労なく解くことができます。
■5番(3):平方完成
平方完成の応用問題でした。
最小のものを求めた上で、丁寧に小さい方から3番目を求めにいくと答えに到達することができます。
■6番(3):(1)(2)の利用
(1)(2)との連動を考えたいと思うかどうかが1つ目の壁です。
その上で、13の倍数ということで(1)で使った数を具体的に出して検証しにいき、(2)の9分の1の話から、9で割ることができるかを検証すると答えを発見することができます。
函館ラ・サール学園中入試(第1次)の算数全問動画解説
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【注意】解法に関するご質問やご意見
ご質問やご意見は以下のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
contact-us@chugakujyuken.kobetsuba.jp
学校の迷惑となりますので、学校へのお問い合わせはしないで下さい。
※5番(2)の解答解説に誤りがございました。正しい解説動画は以下になります。
函館ラ・サール学園中学志望者向け 来年度に向けた対策
函館ラ・サール中の入試の特徴としては、基本技術を中心とした6割程度の基本問題と、技術自体は基本ではあるものの、どの技術を使うべきかすぐには判断できないような応用問題や、思考力の要素を要求する応用問題で構成されています。
合格の為には、以下を意識した対策を行うことが良いでしょう。
●1:基本技術の完全習得
受験者平均が6割を超える内容になっていますので、例年基本レベルの問題が多く出題されます。
逆に取りこぼした場合には難易度が高い問題を正解して埋め合わせを行う必要があります。
そうならない為に、基本技術は網羅的に身につけて、それぞれいつでもどこでも解けるように仕立てていくことが重要になります。
●2:応用問題へのチャレンジ、思考力の養成
レベルBの問題を見ていくと、使用する技術は一般的な基本技術であるものの、問題自体は、着眼点を問いかけたり、整理する力を問いかけるタイプの技術と思考力の融合問題が多く出題されています。
また、純粋な思考力問題も出題されることから、技術的にレアなものを訓練するよりも、基本技術を使う応用問題や思考力問題を訓練していくことが合格のための力を養成することに繋がっていくと考えられます。
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