- 2024年9月14日
【6年生:NO23和と差に関する問題(2) 解説動画付】今週の学びの話をしよう
今回の「和差に関する問題(2)」は、「過不足算」を中心としたほぼ完全な復習です。一部に「範囲」「倍数条件」が絡んだ上位帯向きの応用問題が入った構成になっています。
今回の「和差に関する問題(2)」は、「過不足算」を中心としたほぼ完全な復習です。一部に「範囲」「倍数条件」が絡んだ上位帯向きの応用問題が入った構成になっています。
分数よりもはるかに間違いやすく、四則演算の最後の山と言ってもいいかもしれませんので、慎重に操作方法を身につけて、「正確に」「速く」計算を解けるようになる必要があります。
今回は非常に重要な単元で、偏差値帯を問わずどこの学校でも出題され続ける「速さと比」の単元です。これまで比を使わずに和差を中心で学習してきた「速さ」が一変します。
今回の「和差に関する問題」は、復習中心、一部思考力系の応用問題が含まれたNOとなります。C-4は武蔵、D-2は灘、D-3は関西の難関校の思考力問題ですので、志望者or上位帯以外は見送りで構いません。
今回の「消去算」では、「つるかめ算」と同じく今後ずっと「当たり前」のように使い続けていくものになりますので、早く完全に身につける必要があるものです。
今回学習する内容は、Dを含めてどれもが「図形の移動」全般の基本となり、ゆくゆく5年生の後半には「基礎トレレベル」として扱っていくものですから、丁寧に学習して自分のものにしてもらえれば幸いです。
今回の「和差算とやりとり算」では、特に新しく「やりとり算」を学びます。特に「やりとり算」については5年生で「比・割合」を学習してから、一気に文章題の中心的な分野になってくることもあり、ここでは来年になった時に困らない整理方法・考え方を意識して身につけてもらうことが重要です。
新しく学習する内容はたった一つだけとなりますが、他の問題も復習の意味合いで一通りやってみて間違えた問題を丁寧に押さえるようにしておきましょう。
今回の「場合の数②」は、通称「イチイチ問題」と言われる単元を学習します。割とワンパターンですが、注意力を必要とする部分もありますので、丁寧に進めることが重要です。
今回の「立体図形③」は、通称「水問題」と言われる単元を学習します。 前半部分は、容器に入った水の量について、「柱体の体積」の考え方である「底面積×高さ」の考え方を用いて解くことが出来ます。後半部分の「石入れ」が「水問題」らしい問題に突入していきますので、頑張って身につけましょう。
今回の「文章題②」は、「つるかめ算」と「過不足算」の復習中心のNOですが、新しく「弁償のつるかめ」を学習します。こちらは「応用問題」に入っていますが、「応用なのでやらなくていい」と言うものではなく、新しい技術としてクラス帯によらず必ず学習して欲しいものになります。
今回の「場合の数①」は、順列と組合せの復習に加えて、5-6年生の上位帯でもなかなか身についていない「同じ数が複数ある並べ方」について、新しく学習します。数並べにおいて異なる角度からものを見る訓練になるものですので、是非丁寧に取り組んで身につけてもらえると、5年・6年になってからも使い続けられるものになります。
今回の「立体図形(2)」は、直方体・立方体の体積で、算数の世界では大きく「柱体」として捉えることができる図形の体積を学びます。「柱体」は、「底面積がずっと向こうに続いている立体」として理解してもらうことが重要です。その結果、「柱体」の性質を活かして、今回の「体積」もそうですが、ゆくゆく学ぶことになる「表面積」でも手間をかけずに計算することができます。
今回の「立体図形①」は、直方体・立方体の基本に加えて、「立方体のナナメ頂点打ち」「スリーバイツー」という入試まで使い続ける技術を身につけて頂くことになります。
今回の「文章題(1)」は、これまでの「和差算」の復習に加えて、一般的に「相当算」と言われる「①でおく」考え方の問題を学習します。5年生の今頃にちょうど割合を学習してから突入していく「割合の文章題」の骨格を占めるのが「相当算」です。
今回はこれまでの「比と割合」の総まとめの内容で、基本的に新しい技術を学ぶことはありません。今回の単元も夏期講習の復習として活用していくと良いでしょう。
今回のメインになるのは「タクシー料金」です。既に一度学習済ですが、ここで沢山経験して慣れておくと、忘れることなく入試で出題された際も問題なくできるようになるはずです。
今回の「場合の数(2)」は、あくまでも復習中心ですが、新しいポイントを2つ学ぶことになります。まず、復習の中で非常によく使うものは、「前の結果利用の表」です。
「割合を用いた水問題の技術」を学びます。比を習いたての段階ですので、学習にパワーはかかるかと思いますが、ここを乗り越えることができれば、一気に水問題が入試レベルに到達できることになりますので、頑張って乗り越えてください。
6年生前半時点までで学習したことが定着されている方であればほとんど問題なく進行できる内容と言えます。逆に言いますと、「重要×頻出」のレベルは、受験校のレベルやクラス帯によらず必ず押さえておく必要があります。