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2021年11月14日実施、四谷大塚6年生 第5回合不合判定テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。
最新のテストの解説・難易度分析はこちらよりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。2024年12月1日実施、四谷大塚 第6回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。最後の合不合判定テストとなりました[…]
以下のコベツバradio・記事では残り100日を切った受験生に向けて、志望校合格を掴み取るために何をすべきかと言うお話をしております。ぜひ参考にしてみてください。
いよいよ入試が三ヶ月後に迫ってきました。ここでは最後の三ヶ月での戦い方についてお伝えさせていただくことで、特に非常に多いと思われる第一志望ボーダー層の方々にとって残りの三ヶ月間で、いかにして合格点を突破するかについて、お話させていただきま[…]
1: 第5回合不合判定テストの所感・難易度分析
第5回、合不合判定テストでした。
全体感としてはレベルAが56%、レベルCが2問で8%、レベルBが36%という構成になり、前回よりはやや難化した印象を持ちました。
前半4番までが基本の技術中心の問題群で、5番からの後半が応用・発展問題という綺麗に難易度が分かれた構成はいつも通りと言えます。
また、最後の9番は入試でもなかなか見ない発展的技術を使わせる難問でした。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■5番(2)(3):試行検証
まず(2)の問自体をヒントに決めにいく発想を持ち、7が2つあることから試して検証していくと決めることが出来、最後は小さい数から順番に試行検証していけば求め切ることができたはずです。
■6番(1):回転体<表面積の技>
レベルAに近いレベルBですが、回転体を学習する頻度は決して高くないことからレベルB に設定しています。
このレベルの問題は偏差値帯によらず入試本番では確実に正答できるようにして欲しいと思います。
■6番(2):場合分け、組み合わせ(Cの利用)、順列
まず、問題の後半の条件を参考に大きく2つのタイプに場合分けをした上で、同じものの組合せ→順列という流れで処理するという応用問題でした。
難関校・最難関校志望者は本番でここまで出来るとリードにつながる問題です。
■6番(3):①秒後解法、比例式
複数のものの移動で、「●●になるのは何分後」という聞かれ方をしてますので、①分後とおいて作図→式作りというアプローチで攻める判断ができるかどうかが勝負でした。
最後、解説では比例式で決着させていますが消去算でも解くことができます。
■7番(1)(2):ケタバラシの表、位ごと
(1)はレベルAに近いレベルBで、応用技術であるケタバラシの表を使います。
ここまでは比較的易しいと思います。
この後、(2)の出てくる回数で「位ごと」に調べていくところは、ミスを誘いやすいので、間違った人はどこで間違えたか振り返っておくと良いでしょう。
■8番(1)(2):30°問題、相→面、(1)の利用
図形の移動の問題ですが、中身は平面図形です。
特に30°問題と相似を絡めて、長さと面積の関係を問う問題でした。
(1)で長さを出すまではできるものの、最後に面積比に転換するところで詰まってしまった人が多かっただろうと推測します。
比較する為に対応できる辺を持っている三角形を探せるかが勝負でした。
(2)は(1)をうまく活用すると非常に簡単に求めることができるきれいな設定の問題でした。
■9番(2)(3):電車の中の世界
2017年の灘中1日目でも出題された「電車の中の世界」を使った発展的問題。
流速が分からない中で2人のうち1人が方向を変えつつ出会う・追いつく場合、アプローチの中で線分図と合わせて発想して欲しい問題でした。
ここでは「電車の中の世界」における「進んだ距離の和」に注目して「戻った時間」を求めることが出来る(2)、続いて「電車の中の世界」の典型である「置いた忘れ物に気づいて取りに行く時間=置いた忘れ物に気づくまでの時間」を使うと短時間で求めることが出来る(3)という構成でした。
全国の入試でもあまり見かけないものの、いざ出題されて出来た場合にライバルにリードできる論点でもあり、最難関校志望者は頭に入れておくと良いでしょう。
模試結果を受けてどのように課題を見極め対策してゆけば良いかについては以下でお話ししております。
2: 第5回合不合判定テストの算数解説動画
今回の記事では、四谷大塚第5回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6〜9番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、 (時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
また、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2021年10月なら2022年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。
なお、コベツバでは、予習シリーズ及び付属問題集の全問解説を配信しており、難問が多い6年下巻に大変お役立ていただいております。
1番(1)
1番(2)
2番(1)
2番(2)
2番(3)
2番(4)
2番(5)
2番(6)
3番
4番
5番
6〜9番
StandByメンバー様用 第5回合不合判定テスト全問解説はこちら3: コベツバからのお知らせ(過去問解説・コベツバWeb授業)
尚、コベツバでは、最難関・難関校の過去問解説動画を配信しております。
対象校は「男女御三家」「渋幕」「聖光学院」「駒東」「早稲田」「慶應普通部」「海城」「豊島岡」「筑駒」「栄光」「慶應中等部」「フェリス」「早実」「灘」「甲陽」「渋渋」「久留米大学附設」「東海」「ラ・サール」「広島学院」です。
皆さまが合格したいという各学校の「合格点」「問題難易度」「出題分野」は大きく異なります。コベツバの過去問解説では、『得点の自動集計機能』『難易度・分野別の分析機能』を活用することが可能ですので、取り組み後の振り返りとお子様に適した戦略作りにお役立てください。
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過去問動画解説とコベツバWeb授業の使い方につきましては、以下の記事を参考にしてみて下さい。
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