※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2025年4月6日実施、四谷大塚 第1回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。
6年生にとって初めての合不合判定テストですが、事前の対策よりもテストの結果を踏まえた今後の対策が大切です。
普段の組分けよりも大きく崩れてしまった場合は、5年生で習ってきた大量の技術を忘れてしまっているので、コベツバweb授業や5年生上下巻での復習が大切です。
今回は、学年の切り替わり時期ということで、「6年生前半戦の学び」というテーマでお話させて頂きます。何百人もの子供たちを見て来て思うことは、6年生の学びは、大きく前半戦と後半戦に分かれます。そして、前半戦でつまずいたまま、後半戦で仮[…]
苦手分野がわかった方は苦手分野だけ上記の総復習をかけても良いでしょう。
また、普段の範囲のあるテストと違い、昔に習ったうろ覚えの内容が多い場合はケアレスミスが増えてしまうこともあります。
こんにちは。毎年4月、小学校6年生の中で「ケアレスミス」が多発しているようです。複数の方からコベツバにそのようなご相談が寄せられました。そして、その中には「本来は堅く正答させる力を持っている子ども達」も含まれていました。[…]
単なるケアレスミスで済まさずに、うろ覚えの内容をしっかり固める機会と捉えましょう。
テスト前に何か対策をされたい方もいらっしゃるかもしれませんが、普段の勉強が第一です。
それでも取り組んでみたい方で、算数が得意ではない場合は、あれこれと直前に詰め込むと忘れてしまいますので、5年の教材やコベツバweb授業を利用して苦手分野を1つでも潰しておくことで、長期的に実力をつけてゆくことが大切です。
コベツバでは、スタンバイ 予習シリーズ(予習シリ解説・対策)として、予習シリーズ及び関連問題集の全問動画解説と、組分けテスト対策を配信しております。組分けテスト対策は、基本・練習レベル別に範囲の中の重要ポイントを集めたテスト形式です。

また、以下の記事では四谷大塚生、早稲田アカデミー生、英進館生、進学くらぶ生など、全国の予習シリーズで学習を進めるお子様に向けて、「公開組分けテスト」の目的、特徴や出典、平均点やコース基準値、難易度、そして対策方法をご紹介しております。
こちらもよろしければご参考ください。
「公開組分けテスト」とは、四谷大塚が開催するほぼ毎月行われる原則範囲の決まった定着確認テスト(第5回のみ実力)で、学年時期による違いはあるものの、7000〜9000人程度が受験するテストです。週単位のテストとは違い、クラス分けが[…]
四谷大塚 第1回合不合判定テストの過去の平均点
※以下は過去3年分の「男子」のデータになります。
平均点 | 偏差値60ライン | |
4科合計 | 246.1点(49.2%) | 319.3~321.3点(63.9~64.3%) |
算数 | 74.1点(49.4%) | 100.3~101.0点(66.9~67.3%) |
四谷大塚 第1回合不合判定テストの所感・難易度分析
6年生、第1回合不合判定テストでした。
全体感としてはレベルAが115点、レベルBが35点と過去の年度と比較すると易し目の難易度構成となりました。
特徴としては、思考力問題の出題が30点、全体の20%と高い比率となりました。
一方で技術系の問題の難易度は控え目に作られており、上位帯の勝負の分かれ目は思考力問題に移った印象を持ちました。
思考力については、中長期で訓練していくことで少しずつ磨いていくことが出来ます。コベツバweb授業の「思考力テスト講座」を使って毎週取り組んで年単位で鍛えていくことが良いでしょう。
この記事では、中学受験算数で大切になる「思考力」とは何か? 近年のトレンドと学校別の思考力のパターン、そしてその伸ばし方についてお話しいたします。時に、思考力は「地頭」とほぼ同一のものとして語られます。「思考力を伸ばす」と[…]
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■4番(2):同じ色の個数で場合わけ
適当に思いつきで調べるのではなく、何個同じものがあるかということで場合わけの軸を設定できるかどうかが問われました。
■5番(3):速さの「の比の比」
速さの比、距離の比と時間の差が分かることから「の比の比」に展開できるかが問われました。
■7番(2)(3):ダブルチョウチョ、外チョウチョ補助線、隣辺比、中チョウチョ補助線、台形ピラミッドのグラフ解法
外チョウチョからダブルチョウチョという(2)、最後は中チョウチョから隣辺比というように、方針を立てて欲しい辺の比を認識した上で外チョウチョ・中チョウチョを繰り出せるかどうかが問われました。
■8番(2)(3)(4):着眼点を探す、読解、整理、和→組合せ→並べる
(2)、大きい方は簡単ですが、小さい方は着眼点が問われました。
(3)は丁寧に落ち着いて整理できれば比較的解きやすい問題でした。
最後の(4)は、(3)の結果を使って、和→5つの組合せ→並べるで丁寧に処理できるかが問われました。

四谷大塚 第1回合不合判定テストの算数解説動画
今回の記事では、第1回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、スタンバイ 予習シリーズメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月(時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、このテスト解説だけをご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2025年4月なら2026年4月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。

今回の模試で注目すべき1題
その他の問題の解説
コベツバからのお知らせ (コベツバweb授業)
また、コベツバでは、「中学受験算数で必要になる土台となる技術を体系的に復習したい」「(難関入試に必要とされる)思考力を伸ばしていきたい」というお子様に向けて、コベツバweb授業を配信しております。
ポイント別に分かれた教材・テストや、思考力を求められるテストを配信しており、ライバルとも切磋琢磨できるオンライン教材です。
利用学年や目的に合わせた学習コース診断もございますので、一度ご覧ください。