※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2024年12月1日実施、四谷大塚 第6回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。
最後の合不合判定テストとなりました。
コベツバのレベルAは中堅校で必須の技術、レベルBは難関校で必須の技術と考え、しっかり抜け漏れを確認しておきましょう。
また、技術的な抜け漏れを確認すると共に、理解したものを得点しきれるようにテストの振り返りを行いましょう。
コベツバを利用している受験生の多くは、『志望校に合わせた頻出分野×苦手分野を診断できる機能』や『苦手をピンポイントで学習できるコベツバくんの個別学習』を使用したり、苦手分野のTop Gun特訓、コベツバweb授業などで分野別の総仕上げに入っているようです。
残りの期間は、入れ切った知識や力をいかに発揮するか、という訓練にも目を向けていきましょう。
以下のコベツバradio・記事では残り100日を切った受験生に向けて、志望校合格を掴み取るために何をすべきかというお話をしております。ぜひ参考にしてみてください。
いよいよ入試が三ヶ月後に迫ってきました。ここでは最後の三ヶ月での戦い方についてお伝えさせていただくことで、特に非常に多いと思われる第一志望ボーダー層の方々にとって残りの三ヶ月間で、いかにして合格点を突破するかについて、お話させていただきま[…]
よく「テスト中に見直しする時間が取れなかった」「どうしても思いつかなかったけど、解説を聞いたらすぐわかった」と言うお子様がいらっしゃいます。
しかし、本番はそのミス1つ、技術の引っ張り出し1つで合否が決まってしまいます。
ケアレスミス対策の記事でも記載させていただいた通り、難しい問題にアタックしている最中でもミスをなくせるように、普段からミスをなくす行動を呼吸をするかの如くできるところまで高めておきましょう。また、「思いつかなかったけど理解している」場合は、そこで終わらずに「では何を書いていたら気付いていたのか?」という点に注目して解説を確認しましょう。図でしっかり整理できていたのか、「同じ」を表す記号をかけていたのか、などを振り返ることによって、次は必ず気付けるところまで持っていきましょう。
「ケアレスミスが多くて、言っているのになかなか直らない」「ケアレスミスを、どうすれば無くしていくことができるかが、わからない」という、特に「ケアレスミス」で得点を落とし続けてしまうということに対してのご相談を非常に多くの方から頂き[…]
四谷大塚 第6回合不合判定テストの昨年の平均点
※以下は「男子」のデータになります。
平均点 | 偏差値60ライン | |
4科合計 | 271.1点(54.2%) | 336.0~341.5点(67.2~68.3%) |
算数 | 78.4点(52.3%) | 102.5~103.5点(68.3~69.0%) |
四谷大塚 第6回合不合判定テストの所感・難易度分析
6年生、第6回合不合判定テストでした。
全体感としてはレベルAが100点、レベルBが50点と標準的な難易度セットとなりました。
純粋な思考力問題は6番(3)のみとなり、全問が技術系または技術と思考力の融合問題で構成されていました。
また、大問4番までは全てレベルAの基礎となり、ここでしっかりと得点を取り切ることが重要になりました。
その上で、5番以降が難関校志望者は勝負となりました。
今回は、技術としての難しさと言うより、一定部分でどこから攻めるか、何に注目するかというアプローチの難しさがある問題が多かった印象を持ちました。
いずれにせよ、もう本番が近づいてきましたので、1つでも一歩でも成長して本番を迎えられるように集中して行って欲しいと思います。
思考力については、中長期で訓練していくことで少しずつ磨いていくことが出来ます。コベツバweb授業の「思考力テスト講座」を使って毎週取り組んで年単位で鍛えていくことが良いでしょう。
この記事では、中学受験算数で大切になる「思考力」とは何か? 近年のトレンドと学校別の思考力のパターン、そしてその伸ばし方についてお話しいたします。時に、思考力は「地頭」とほぼ同一のものとして語られます。「思考力を伸ばす」と[…]
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■5番(2)(3):中央値、範囲に注目、得点表
(2)に範囲に注目する部分に難しさがありました。
それが前提になっているので、(3)はただ求めるだけですがレベルBに設定しています。
■6番(2):角度の和の利用、二等辺見つけ
回転移動と角度なので、同じ辺・同じ角に注目して二等辺見つけ。
最後は角度の和の形で消去算で求めることができます。
■6番(3):場合分け、試行検証 (別解):バーンサイドの補題(バーンサイドの公式)
近年難関校での出題が増えている論点。
まず、3個の形で場合分け。
その後に回転して同じに気をつけて色を塗っていく。
黒を何回使うかで場合分けしますが、対称性を使うとそれほど時間をかけずに解くことができます。
また、今回は思考力として正面突破も可能ですが、技術的に解くこともできます。
より複雑になればなるほど力を発揮します。
■7番(2)(3)(4):三角形の面積変化グラフ、ダイヤグラムの距離一定、ダイヤグラムの相似
2つのグラフを復元してあげると、あとは丁寧に求めていくだけです。
また、ダイヤグラム系の技術を使うことで時間短縮して解くことができます。
■8番:断面図で考える、中チョウチョ補助線、底面で考える、チョウチョ、の比の比
見掛けと配置の割と誘導が丁寧なので比較的気付きやすかったのではないかと思います。
断面図や底面で考えて平面図形として攻めていくことで解くことができます。
最後は底面積と高さでの比の比とあっさりと解くことができます。
四谷大塚 第6回合不合判定テストの算数解説動画
今回の記事では、第6回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月(時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、合不合判定テストを4回分(第3~6回)セットでご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2024年10月なら2025年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。
今回の模試で注目すべき2題
その他の問題の解説
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過去問動画解説
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対象校は、「開成」「麻布」「武蔵」「桜蔭」「女子学院」「雙葉」「渋幕」「聖光学院(帰国入試含む)」「駒東」「早稲田」「慶應普通部」「海城」「豊島岡」「筑駒」「栄光」「慶應中等部」「フェリス」「早実」「灘」「甲陽」「渋渋」「久留米大学附設」「東海」「ラ・サール」「広島学院」「浅野」「南山女子」「浦和明の星」「市川」「慶應湘南藤沢(SFC)」「早大学院」「東大寺」「栄東(A日程)」「東邦大東邦(前期)」「愛光」「西大和(東京・東海会場)」「岡山白陵」「函館ラ・サール」「北嶺」です。
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過去問への向き合い方については以下の記事でもご紹介しております。よろしければご参考下さい。
ここではいよいよ約半年後に迫った志望校の入試に向けて、志望校の過去問(赤本)を効果的に活用した、志望校合格に向けた算数の勉強方法について、お話させて頂きます。 お子様が、過去問を活用して学びを実現して無事に志望校に[…]
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