【バックナンバー】四谷大塚 第4回合不合判定テスト 平均点・算数動画解説・難易度分析(22年10月9日実施)

最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。

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※振替日程を調査の上、振替テスト終了後に配信しております。

コベツバでは、第4回合不合判定テストの算数解説・難易度・所感を配信中です。

以下の記事では、過去問への向き合い方についてご紹介しております。よろしければご参考下さい。

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6年秋の模試を受けて、どのように考えてゆけば良いかは次のコベツバradioを参考にしてみてください。

第4回合不合判定テストの昨年度の平均点

※女子の平均点になります。

 平均点偏差値60ライン
4科合計268.4点(53.7%)333~339点(66.6~67.8%)
算数74.7点(49.8%)98~99点(65.3~66.0%)

第4回合不合判定テストの所感・難易度分析

第4回合不合判定テストでした。
全体感としては、レベルAが96点、レベルBが42点、レベルCが12点と標準的な難易度のセットとなりました。
大問5番までの前半がレベルAがメイン、後半の大問6番からが応用問題メインという構成となりました。
6番(2)と8番以外はほとんどの問題が技術で解決できる問題となっていますので、時間がかかったり間違った問題については、それぞれのポイントを振り返って復習した上で次に繋げてほしいと思います。

以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。

■5番(3):等底図形、区切り面積

等底図形の典型問題ですが、不慣れなまま入試に突入してしまう人も多い技術ですのでレベルBに設定しています。
ここで確実に身につけられるまで鍛えておきたいところです。

■6番(1):売れ残った商品を売って考える

多数売りの表かと思いきや、切り込み口がなくて困った上で、次の打ち手を繰り出せるかが問われたと思います。
「売れ残り+利益」という条件の与えられ方から、今回の技術を使う判断ができるかが問われました。
確かに出題率は低いものの、出題された際に盲点になりがちな技術ですので、ここで復習しておきましょう。

■6番(2):延長・正三角形作り・整理、30°問題

全部120度の六角形ということで延長して正三角形づくり、ここまでは出来るものの、そこから丁寧に整理して消去していく流れに難しさのハードルがあったかと思います。

■6番(3):3個の約数、GCM(最大公約数)からの逆算

3個の約数で2通り出た上で、その2つについて1つずつ逆算で仕留めていく問題でした。
アプローチは分かりやすくても、答えまでが遠い為、レベルBに設定しています。
難関校志望者はこういった距離のハードルを越えられるようになって欲しいと思います。

■7番(2):相→体

典型問題ですが、やや煩雑ではある為にレベルBに設定しています。
ここまではお決まりのパターンとして入試本番では偏差値帯によらず解き切ることができるように仕上げて欲しいと思います。

■8番:段階的な式作り、つるかめ算(面積図)

(1)は、段階的な式作りであることには気づくことが出来るものの、その後の切り込み口として「満水から減った量」という不自然な与えられ方をしている場所に着目できるかが問われました。
(2)は、オチを途中で推測できるタイプの問題ですが、煩雑な中で整理していくことが問われました。

■9番(2)(3):積の組合せ探し、真ん中平均

積の組合せ探しを行うと、それほど多くの可能性が残るわけではありませんので、範囲で解決できるのが(2)。
(3)はその後に、個数で場合分けした上で真ん中平均を使っていくと、それほど時間をかけることなく答えに辿り着くことが出来る問題ですが、最後に1マスになるケースを引き忘れた人が一定数いたのではないかと思います。

第4回合不合判定テストの算数解説動画

今回の記事では、第4回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、8、9番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※テストが実施された当月か、 (時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、合不合判定テストを4回分(第3~6回)セットでご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2021年10月なら2022年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。

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7番

 

8、9番

StandByメンバー様用全問解説はこちら

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