- 2024年8月2日
【5年生:夏期講習NO9比と割合(3) 解説動画付】今回の学びの話をしよう
今回の「比と割合(3)」は、「食塩水」「商売」の「比を使った解法」について学ぶ非常に重要な単元になります。割合の文章題において、偏差値帯によらず最も出題頻度が高いものは「食塩水」「商売」であり、それが理由で「食塩水」「商売」のみを独立して学習している形になります。
今回の「比と割合(3)」は、「食塩水」「商売」の「比を使った解法」について学ぶ非常に重要な単元になります。割合の文章題において、偏差値帯によらず最も出題頻度が高いものは「食塩水」「商売」であり、それが理由で「食塩水」「商売」のみを独立して学習している形になります。
今回の「割合(2)」は、「食塩水」と「商売」の応用問題が中心の単元になります。全く新しく学習する技術はありません。あくまでも応用した形での「応用枝葉技術」が中心の内容となり、実践的な経験を積むという意味合いの問題が比較的多い印象です。
今回の約数では、「素数」「約数セット」「最大公約数の発見」「最大公約数と公約数の関係」など過去にNo11で学習した内容の復習が多く、前回に比べるとやや中休み的な単元です。
今回の「平均算」は、ほぼ完全に「平均の面積図」の学習に終始します。一部復習として異なるものも入っていますが、重要なものはあくまでも「平均の面積図」となりますので、しっかりと学習して身につけてもらいたいと思います。
今回の「数の性質(2)」は、応用性が高く思考力を要求する問題も多く入っている内容になります。頻出問題が少ない印象で、かつ全く新しく学習するポイントもありませんので、それぞれ限られた時間の中で優先順位をつけて取り組んでもらうと良いでしょう。
今回の「立体図形」は、前回の平面図形が非常に難しかった分、バランスを取るためか非常に抑え目のNOです。「平均の策」「水問題」「紐かけ」「展開図」を中心に学習します。
難関・最難関でも「反射」「最短距離」の出題頻度は決して高くありませんが、もし出題された場合、「出来が大きく分かれて差がついてしまう」内容でもあり、難関・最難関志望者は学習する必要があります。
今回の平面図形(2)では、主に3つの重要な技術を学びます。「等高図形」「等積変形」「台形ペケポンの等積変形」です。それぞれ、入試まで使い続ける非常に重要な技術になりますので、是非今回のNOは丁寧に勉強してもらいたいと思います。
NO1は「平面図形(1)」で、主に「角度」を扱います。前半は復習ですが、今回新しく学ぶことは「多角形の内角の和」になります。
今回は、「比を使った図形」ということで前回に引き続き夏期講習の山場となります。これまでも使ってきた「等高図形」に加えて、「区切り面積」「足して180度の隣辺比」を学習します。特に「区切り面積」の応用問題である「イナヅマ切り」については煩雑になりますが、丁寧に「区切りの三角形」を捉えられるかが重要になります。
今回は、比の2回目で、いよいよ比を用いた典型的な文章題に入っていきます。夏期講習の一番の山場とも言えますが、しっかりと「型」を身につければ全く難しくはありません。
新しく出てくるポイントとして「確からしさ(確率)」「じゅず順列」を学ぶことになりますが、全く難しくありませんので、さらっと理解しておけば十分と言えますが、反面でこれまで学習してきたこと(特に「ピヨピヨ」「Cの利用」)の定着が甘い方は、大変かと思いますのでしっかりとポイントに戻って丁寧に身につける機会にしてもらえれば幸いです。
X(Twitter)にて大きな反響を呼んだ、”サピックス偏差値55→72に伸びた!” ポスト。投稿者のお母様と、現役コベツバ生のキテレツくんを取材しました。
夏期講習中盤ということで、今回の「規則性」は応用性の高い単元です。新しく出てくるポイントとして「空き瓶問題」「フラクタル図形」を学ぶと共に、「LCMセット(振り出し戻り)」の活用した掃除当番の問題を学習してもらいます。
いよいよ夏期講習の山場に入っていきますが、実はそれほど難しくはありません。比の概念は、実は既に近いものを学習しておりそれは分数です。約比は約分に近く、〇でおくことも分数の分子分母を〇でおくことをやったことがあるはずです。
今回の「速さ」は「キョリ一定」「時間一定」を用いた既におなじみの問題も多いですが、一方で中堅から最難関まで頻出のポイントを2つ新しく学ぶことになります。
今回は割合の概念にも関わってくる「比例」「反比例を中心に学ぶ単元になります。ゆくゆく比を使いこなせるようになってくると解法が変化しますが、今回はまだ比の技術を使わず解いていくことになります。
今回は比較的学習経験の少ないタイプの問題が多く、「半分パズル」「ベンツ型分割」「線対称→垂直二等分の角度」「周の延長解法」「図形のつるかめ」「点移動解法」というそれぞれの解法について学習していくことになります。
今回は「回転体」「柱体の判断と効率的な操作」「ナナメ頂点打ち」「投影図」と新しい論点や苦手の人が多い論点が並び、やや難解な単元になります。現在の入試は、立体図形は、男女や偏差値を問わずできる必要がありますので、センスがあろうがなかろうが出来る解法を身につけて攻略してほしいと思います。
今回もほぼ完全に復習で「全体=かかった時間のLCM〇」「起点=分母のLCM〇」「比例式」「LCMセットの仕事算」が主なポイントになります。
2024年7月13日・7月20日実施、サピックス6年生7月復習テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。