慶應中等部の算数 2019年入試問題(過去問)の動画解説と来年度に向けた対策

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by 村中  公開: 更新:

ここでは、2019年に行われた慶應中等部の入試問題(過去問)の傾向を分析し、来年以降の志望者に向けた対策の大まかな方向性を示していくことで、第一志望のお子様・保護者様が適切に対策の方向性を理解できるようにして頂くことを目的にしております。

 

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1: 慶應中等部の入試(過去問)の全体感

まずは、2019年の慶應中等部で出題された算数入試問題(過去問)の分析表をご確認ください。

2019年慶應中等部の算数入試の分析 2019年慶應中等部の算数入試の難易度別配点

例年、慶応中等部の問題レベルは受験生の母集団の質を考えた場合に非常に易しく、合格最低点が非常に高い特徴があります。2019年も同じく「基礎を徹底してきた子供たち」にとっては、A部分の8割までは問題なく正解できる内容であったかと思います。

ただ、とは言え、出題のテーマのバラエティが広く、まだ問題数も非常に多いことから、スピードと正確さと知識の抜け漏れがないかどうか、という点がまずは合否に直結したかと思います。

次に、テスト後半にいくつかある一定の「調べ上げ」「試行錯誤」させる問題が2問あり、そこで差がついて9割に乗ることが出来たかどうかを分けたかと思います。9割を目指すのであれば、単に広く知識を習得するだけではなく、一定程度自分の手を動かして調べることまでできるようになることが望ましいでしょう。

また、2019年の大問7番の(2)、これはW杯の得点パターンの組合せを狙った問題で意図としては面白いものの、力押し以外に方法がなく、入試として制限時間の中で高得点を目指す場合、「見送る」のが正解の問題でした。こういった出題もされることがあることもしっかりと認識しておきたいところです。

 

では、改めて2019年慶應中等部の入試算数で要求されていることをまとめますと、

1: 「ポイント学習の広さ」
2: 「素早く正確な処理能力」

の2点に尽きるかと思います。

1: 「ポイント学習の広さ」

基礎レベルの典型的な問題がほとんどです。逆に言うと他の受験生も当然できる問題ばかりで構成されていますので、「わからない」「出来ない」問題があると1問であっても致命傷になりかねないことも事実です。従って、深く応用性を磨くよりも基本レベルの知識や技術はとにかく「知っていて、自分で使える」状態にまで仕上げる必要があろうかと思います。

また、下の部分にも相関してきますが、「どうやって解くかを悩んでいる」と負けになりますので、「単に解ける」だけではなく、悩むことなくすぐに解法が思い浮かぶところまで到達できるようにしておく必要があります。

2: 「素早く正確な処理能力」

7-9割得点の子供達同士の勝負になりますので、ミスは命取りとなります。スピードも要求されます。また、四則演算も煩雑でミスを誘うようにも出来ています。早く正確な処理能力と、ミスをしないための武装をしっかりとして入試本番を万全な状態で迎える必要があります。

 

2: 2019年慶應中等部入試(過去問)算数問題ごとの解説動画

大問1番:

1番(1)

 

1番(2)

 

1番(3)

 

1番(4)

 

大問2番:

2番(1)

 

2番(1)別解

 

2番(2)

 

2番(3)

 

2番(4)

 

大問3番:

3番(1)

 

3番(2)

 

3番(3)

 

3番(4)

 

大問4番:

4番

 

大問5番:

5番(1)

 

5番(2)

 

大問6番:

6番(1)

 

6番(2)

 

大問7番:

7番(1)

 

7番(2)

答 40

7番(2)全てのパターン解答PDF

 

3: 慶應中等部の志望者に向けた入試対策の方向性

1: 「ポイント学習の広さ」

基礎レベルの典型的な問題がほとんどです。多くの進学塾で5年生のテキストに記載しているレベルの問題群で構成されています(サピックスのマンスリー確認テストみたいです)から、入試時点で5年生のテキスト掲載レベルの問題がいつでもどこでも素早く完全に正解できる、と言う状態になっているかどうかが勝負と言えます。

逆に言うと、「苦手分野」「苦手単元」があるとライバルが解いてくる為に、致命傷になりかねませんので、1単元1分野ずつ丁寧に抑えていけば、必ず8割まで到達することができるようになろうかと思います。

具体的には、6年生からは自分の間違えた問題ノートを作成し、特に基本レベルのものは確実に潰していくことが有効だと言えます。

2: 「素早く正確な処理能力」

高得点同士の争いになりますので、1の延長にある「迷わずすぐに解き方が出てくる状態」を実現することと合わせて、素早く正確に処理できることも重要です。

暗算の訓練、ミスをしないための工夫を一歩ずつ自分のものにしていくことが重要です。

以下はご参考までに。

ケアレスミス制圧の為の5ステップ
ケアレスミス制圧の為の5ステップ

 

以上です。
今回は慶應中等部2019年の入試(過去問)分析でした。来年度以降の志望の方にとって、少しでも今後の算数の学習のご参考になれば幸いです。

中学受験コベツバは、慶應中等部志望の小学生とその保護者様をエンパワーし続けられる存在になるべく引き続き頑張って参ります。

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