コベツバでは、本日実施されたサピックス4年生実力診断サピックスオープンの当日中解説と難易度分析を公開しております。
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by 村中 公開: 更新:
コベツバでは、本日実施されたサピックス4年生実力診断サピックスオープンの当日中解説と難易度分析を公開しております。
算数の平均点は、揺れはあるものの、例年75点〜80点程度となっております。決してマンスリーほど高くはありませんが、半年前(4年生の1月・3月)に行われる組分け、また半年後に行われる組分けが70点台前半であることが多いことを踏まえると、それよりは高い得点となっておりますが、レベル自体は組分けテストとほとんど変わりません。
100点近くまでは「レベルA=学習済の基本レベル」で構成されており、同じく範囲のないテストである組分けテストと変わりません。基本の抜け漏れや注意深く操作を進めることができるのかを問う問題でした。
ここで得点を落としている場合、ケアレスミスの対策武装を見直すことと、基本技術の見直しが必要になります。その多くが夏休みの間に習った技術になりますので、あまりできなかった場合はもう一度夏休みの復習を行い理解を深めておきます。
4番以降が思考力問題となり、以下にコメントしておきます。
4番は数列として解きに行くのではなく、「連続する整数から平方数を抜いて求める」と言う発想の転換さえできれば易しい問題でした。
5番は「整理方法の工夫」が要求された問題で、「サイコロの目→得点」で終わらず、「得点→サイコロの目」まで整理してあげると、易しい問題になりました。やり直しの際には答えを追うのではなく、「どんな風に整理すればよかったかな」と考えて真似をしてみましょう。
6番は「スリーバイツー+影」と言うテクニカルな技術を前提として、その上で「どこを減らすとどれだけ影が増えるのかと言う試行・検証」を問う問題で、(3)はやや難易度が高かったかもしれませんが解答自体は素直な印象を持ちました。
思考力問題とは言え、4年生冒頭の組分けの問題や毎週の「頭脳トレーニング」よりは幾分易しい印象です。ただし、6番(3)は頭脳トレーニングと同程度の難しさでした。
以下、分析となります。
今回の記事では、10/14実施の実力診断サピックスオープンの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番,6番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
StandByメンバー様用実力診断サピックスオープン全問解説はこちら
開始から半年で、9割のお客様から『なくてはならない存在』、6割のお客様から『絶対にライバルに紹介したくない』と言うお声を頂いており、サピックス生の隠れた家庭学習の友となっているようです。
1番(1)
1番(2)
1番(3)
1番(4)
1番(5)
1番(6)
2番(1)
2番(2)
2番(3)
2番(4)
2番(5)
2番(6)
3番(1)
3番(1)別解
3番(2)
3番(3)①
3番(3)②
3番(4)
4番(1)
4番(2)
4番(3)
5番,6番