第1回志望校判定サピックスオープン(6年生)の分析と今後の学習戦略

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by 村中  公開: 更新:

▼お知らせ

志望校診断サピックスオープン(SO)の概観/分析/対策
【サピックス5年生】志望校診断サピックスオープン(SO)の概観/分析/対策

中学受験算数は、大きく「知識・技術」と思考力とに分かれます。

サピックスでは、A「知識・技術」とB「思考力」を切り分けて測る目的でサピックスオープンを実施していますが、それぞれの解釈と今後の対策を以下記載します。

A「知識・技術」

図4

知識・技術は大きく三階層に分かれております。一段階目と二段階目は塾の進度によって異なりますが、サピックスのカリキュラムではこのような構成になっていると解釈します。

その上で、前回の記事にも記載させていただきましたが、今回のサピックスオープンAは、一段階目の「5年生までで学習する知識・技術」を問うものでほぼ構成されておりました。逆に言いますと、2月段階で受験してもさして成績が変わらない可能性があるテスト(自宅で復習に取り組んだ方を別にすると)ということです。

従って、これだけでは「知識・技術が十分か」を測ることはできません。まだ、二階層目を学習途中であることもあり、あくまでも二階層目と合わせて初めて「知識・技術の基礎が十分」と判断することができますので、一昨日のマンスリー・3月の復習テストも含めて判断していく必要があります。

一番危険なのは、「復習テスト」「マンスリー」が悪く、今回のサピックスオープンAが取れているので、もともと、実力テストの「組み分けテスト」「サピックスオープン」に比べて、「マンスリー」はあまり得点できないタイプの子供だから別にいいや、と6年生で習得する知識・技術が未定着のまま流してしまうことです。

また、対策・リカバリーとしては、それぞれ

一階層目→5年生の復習
二階層目→6年生になってからの復習

がメインとなります。

中学受験コベツバでは、『StandBy』にてそれぞれの対策サービスを配信させて頂いております。

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B「思考力」

図4

曖昧な言葉である「思考力」は、中学受験算数で求められる要素として分解すると、上記のA-Eまでの5つの要素に分解することができます。

上の表は、最難関6校を例に挙げて主に求められるものが非常に強い要素に◎、強い要素に○で表現したものです。とはいえ、各学校でそれぞれの要素が全く求められないという訳ではありませんので、くれぐれも誤解のないように解釈ください。

 

そして、

Aは各学校共通とすると、その他では学校ごとに求められるものは異なりますが、今回のサピックスオープンは明確に開成・麻布をベンチマークしていると考えられ、BとDの要求度が強いものになっておりました。

一方で女子最難関で必要とされる煩雑なものをうまく短時間で整理していくC「整理能力」、筑駒で要求されるE「推論と検証の力」の水準は、今回のサピックスオープンではそこまで要求されておらず、正確に測定する場合、どうしても各学校別の測定が必要ではあることは付け加えておきます。

こちらを丁寧に測定するには、過去問や学校別サピックスオープンをまたざるを得ないのだとも思います。(当たり前ですが)

では、対策となると、
・土特:最難関中プリント
・思考力問題/SAPIO
・過去問
・SS

が思考力系に触れる問題になりますが、特に「振り返り」を行なっていくのが成長を加速させるだろうと思います。

解いて終わり、答えを見て終わり、ではなく、「もう一度、初めて取り組んだ時に戻るとすれば、何ができていれば、どう動いていれば、解答にたどり着けたのか」を丁寧に自分の頭で振り返っていくことです。その振り返っていく際に、上のA-Eまでの5つの要素を手がかりにどこが、何が足りなかったのか、どうすればよかったのかを考えていくことが重要です。

言語能力が高いお子様であれば、自分の言葉で「振り返り」を書かせるところまでしても良いかもしれません。

一問一問に時間がかかるタイプの問題だからこそ、それを確実に成長に繋げていくことが何よりも重要かと思います。

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以上

今後の学習を進めていくご参考になれば幸いです。

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