武蔵中学の算数 2019年入試問題(過去問)の動画解説と来年度に向けた対策

view数505

by 村中  公開: 更新:

ここでは、2019年に行われた武蔵中学の入試問題(過去問)の傾向を分析し、来年以降の志望者に向けた対策の大まかな方向性を示していくことで、第一志望のお子様・保護者様が適切に対策の方向性を理解して頂くことを目的にしております。

また、コベツバでは武蔵中学志望者向けに過去問6年分の解説を配信しております

   
   
   
コベツバ過去問解説動画〜男女御三家〜
   
   
   

1: 武蔵中学の入試(過去問)の全体感

まずは、2019年の武蔵中学で出題された算数の入試問題(過去問)の分析表をご確認ください。

武蔵中学の全体感・分析表

レベルAのボリュームが38%、レベルBのボリュームが44%、とバランスの良い構成になりました。全体平均が39%、合格者平均が55%ということを考えると、全体平均はレベルAだけで得点をしており、差がついたであろうレベルBで3分の1を加点できた子供達が合格者のど真ん中に位置していたと推測することができます。

例年との類似・相違を含めて、大問ごとにコメントしていきます。

1番:「数の性質」

「約数の逆数の和」の問題は、最近では海城でも出題された論点で、武蔵中学に限らず数の性質は各学校がお互いの出題問題を見ながら、少しずつ進化を遂げている中に武蔵も乗って来ていると言う判断が出来ます。他の小問はどの塾の算数テキストにも掲載されている典型問題で、易しかっただろうと思います。

2番:「平面図形(割合有)」

「(1)ができなければそこで詰んでしまうタイプの問題」で、(1)のレベルがBでその後は易しいですので、ここで大きな得点差に繋がったと想定されます。過去にも武蔵では同じような構造の平面図形の問題が出題されており、武蔵中学の平面図形は鬼門と言うことが出来ます。

3番:「点移動」

武蔵中学お得意の「速さ」の出題がなく、今回は3番で「点移動」で出題をして来ています。学校側もたまには趣向を変えようという意図があったのでしょう。更に、武蔵の速さは伝統的に「線分図と比」が王道なのですが、ここでは「自らダイヤグラムを書く判断ができるかどうか」を要求している作りになっており、現在の最難関校のトレンドに沿った問題と判断出来ます。反面で線分図系の対策をやっていただろう子供達にとっては、虚を突かれた形になって戸惑ったのではないかと想像します。

4番:「論理・推理」

相変わらずの難問ですが、(1)は絶対に落とせない問題で、ルールに従ってやるだけ。(2)の途中あたりまで食い下がって得点することが出来たかが問われる問題でした。最後の場合分けも、数多くの仕掛けをしないとならず一筋縄では行かない問題でした。

 

2: 2019年武蔵中学入試(過去問)問題ごとの解説動画

大問1番:

1番

 

大問2番:

2番

 

大問3番:

3番

 

大問4番:

4番

 

3: 武蔵中学の志望者に向けた対策の方向性

武蔵は出題分野がほぼ固定化されている(今年は、速さ→点移動でしたが)ものの、問題の難易度は決して易しくはありません。毎年の鉄板である「平面図形(割合有)」「速さ」に加えて、速さの延長分野とも言える「点移動・図形の移動」について、重点分野としてフォーカスして徹底的に磨き上げましょう。 また、最後の問題でほぼ毎年出題される「論理・推理」も毎週必ず1-2問やっていくことを習慣の中に取り入れることで半年間かけて鍛えていくこともできるかと思いますので、低学年帯の人は勿論のこと、残り半年の6年生も取り組んでもらうと良いでしょう。

 

以上です。

今回は武蔵中学2019年の入試問題(過去問)分析でした。
来年度以降の志望の方にとって、少しでも今後の算数の学習のご参考になれば幸いです。

中学受験コベツバは、武蔵中学志望の小学生とその保護者様をエンパワーし続けられる存在になるべく引き続き頑張って参ります。

記事は参考になりましたか?

 平均評価:
4.64
/5
 総人数:
261


新着記事
新着記事
more
人気の記事
サイトTopへ戻る