駒場東邦中学校の算数 2019年入試問題(過去問)の動画解説と来年度に向けた対策

view数676

by 村中  公開: 更新:

ここでは、2019年に行われた駒場東邦中学校の入試問題(過去問)の傾向を分析し、来年以降の志望者に向けた対策の大まかな方向性を示していくことで、第一志望のお子様・保護者様が適切に対策の方向性を理解できるようにして頂くことを目的にしております。

 

中学受験コベツバでは、サピックス算数テキストの全問動画解説+ポイント動画+オリジナル類題サービス『StandBy(スタンバイ)』を提供させていただいております。

『StandBy』は、毎回のNoのテキスト全問解説・オリジナル類題・ポイント動画や、マンスリーテスト対策などを配信しているサービスです。開始から半年足らずで、「ライバルである同級生には絶対勧めたくない」率が60%以上のサピックス生の隠れた家庭学習の友になりつつあります。

   
   
   
サピックス(SAPIX)算数テキスト全問動画解説 サービススタンバイ(StandBy) 「数年先まで予約不可能になったトッププロ家庭教師を一家に一台」 詳細はこちら
   
   
   

1: 駒場東邦中学校の入試(過去問)の全体感

まずは、2019年の駒場東邦中学校で出題された算数入試問題(過去問)の分析表をご確認ください。

2019年駒場東邦中学校の算数入試の全体感・分析表

レベルAのボリュームが比較的少なく、レベルBのボリュームが多い為、得点できた人とそうでない人の差が開くタイプの入試になったかと思います。合格最低点は7割弱ですので、結局レベルBの問題をどれだけ取りこぼしなく得点できたかで合否が決したと言っていいだろうと思います。

その上で、表を見て頂くとお分かりの通り、大問3と大問4がほぼ全問レベルBということで、ここの出来不出来で決着した入試になったと想像します。

 

2019年駒東の入試で要求されたことは、

1: 数の性質の応用問題→3番

「駒場東邦中学校の数の性質は、他分野に比べて難易度が高い」という特徴があります。特に2019年もそうでしたが「約数・倍数」は他最難関校と同等レベルの高度な知識・技術まで学習しておくことが望ましいです。とはいえ、「世の中にあまり見かけない珍しい問題」が出題されることはありませんので、しっかりと学習しておけば問題なく解けるようになりますので、駒東算数の対策の一番の軸として「数の性質」を入れておくことが重要です。

2: トレンドの応用技術→4番(立体の影)

男子・女子・共学を問わず難関・最難関で「立体の影」の出題は近年増えてきている印象を持ちます。ただ、まだまだ各学校とも「これは見たことないレベル」の問題を出題することはなく、こちらも対策さえしっかりとしていれば問題なく解けただろうと推測します。
関東圏各塾の中でも「立体の影」だけに焦点を合わせた単元を見かけることが少ない為、入試上穴になりやすいのではないかと想像します。

3: 平面図形の基本・応用→1番(3)

例年、基本から応用レベルの平面図形の出題があります。決して難しくありませんので、そこで時間をかけずに正答してペースをつかむことができるかも重要になります。駒東算数対策の軸足の置き方として、数の性質が高度なレベルまでだとすると、平面図形は難易度は高くなくていいものの標準的なものの数をこなしておく必要があるということです。

 

2: 2019年駒場東邦中学校入試(過去問)算数問題ごとの解説動画

大問1番:

1番(1)

 

1番(2)

 

1番(3)

 

大問2番:

2番(1)

 

2番(2)

 

大問3番:

3番(1)(2)

 

3番(3)

 

大問4番:

4番(1)

 

4番(2)

 

4番(3)

 

3: 駒場東邦中学校の志望者に向けた入試対策の方向性

全体感のところで、記載させて頂いた

1: 数の性質を深いレベルのものまで習得
2: 平面図形の基礎応用レベルのものを幅広く習得
3: トレンドの応用技術を習得

の、3点が重要です。

 

1: 数の性質を深いレベルのものまで習得

2019年もLCM、LCMセットを活用する応用レベルの問題が出題されました。過去には約数個数・約数の積まで問われる問題を出題しており、「約数・倍数」については相当程度に高度な技術を要求されることがあります。

ただし、高度な思考力を要求してくるものではなく、あくまでも高度な技術を自由に扱えるかどうかを問うものである為、事前の対策がどこまでできているかで勝負を分けることになります。従って、子供達の能力以上に教育者や伴走者が提供する対策の質や方向性が重要になります。

2: 平面図形の基礎応用レベルのものを幅広く習得

例年出題される平面図形の多くはあくまでも基本レベルです。従って取りこぼすとリカバリーが難しくなりますし、ここを短時間で解き切ることで入試の中での良いリズムをつかむことができます。数の性質とは違い、深く高度な対策ではなく広く触れておくことが重要になります。

3: トレンドの応用技術を習得

今年度は「立体の影」でしたが、他に難関・最難関の大きなトレンドでは、例えば「立体切断」、場合の数の「イチイチ問題絡み」あたりが様々な学校で出題されている為、対策の必要性を感じます。過去問のやりこみという縦の対策だけではなく、他の難関校でも出題されている応用技術を貪欲に習得していくことが効いてきます。

 

以上です。

今回は駒場東邦中学校2019年の入試(過去問)分析でした。
来年度以降の志望の方にとって、少しでも今後の算数の学習のご参考になれば幸いです。

中学受験コベツバは、駒場東邦中学校志望の小学生とその保護者様をエンパワーし続けられる存在になるべく引き続き頑張って参ります。

 

記事は参考になりましたか?

 平均評価:
4.52
/5
 総人数:
252


新着記事
新着記事
more
人気の記事
サイトTopへ戻る