【9月16日】第1回学校別サピックスオープン(開成/麻布/桜蔭/女子学院/駒場東邦/慶應義塾普通部)の分析・解説動画・例年の平均点と合格率別偏差値

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by 村中  公開: 更新:

志望校別サンデーサピックス(SS特訓)が始まりもう1週間が経ちました。

みなさま1週間のペースは掴めてきましたでしょうか?

いよいよ、連休最後の16日は学校別サピックスオープンが実施されます。これまでのサピックスオープンで合格確率は出ていたとはいえ、やはり学校毎に傾向は異なり(特に開成や桜蔭は傾向の偏りが激しく)、 それぞれの傾向に合わせたテストの経験を積むこと、現在の立ち位置を知ることは重要です。

とはいえ、ここからまだ4-5ヶ月あるのですから、方法次第では十分合格可能なお子様も沢山いらっしゃいます。

単に合格確率や偏差値だけでなく、緊張感を持った中での問題に取り組む時の姿勢(問題の取捨選択や時間配分は正しかったか?)を改善していくことや、過去問と同様、目標と現在地の乖離を具体的な分野×難易度で分析した上で、それを埋めていく一つの参考とすることが重要です。

▼参考記事:

【6年生後半戦】登頂に向けて(志望校対策としての過去問の効果的活用方法)
【6年生後半戦】登頂に向けて(志望校対策としての過去問の効果的活用方法)

コベツバでは、サンデーサピックスの解説を実施している6校(開成/麻布/桜蔭/女子学院/駒場東邦/慶應義塾普通部)につきまして、第1回学校別サピックスオープンの解説動画および難易度/ポイント分析表を当日〜翌昼までにこちらの記事にて公開予定です。(『StandBy for 志望校別SS特訓』内にて提供しているものとなりますので、解説につきましては、全問ではなく、一部の解説のみの公開と致します。何卒ご理解ください。)

全問をご覧になりたい方、またサンデーサピックスのプリント解説をご覧になりたい方は以下から無料体験の上ご覧ください。

   

   

StandBy for 志望校別SS特訓
(開成/麻布/桜蔭/女子学院/駒東/慶應普通部)

解説Start!

   
   
   

尚、サンデーサピックス解説につきましては、特に開成・桜蔭を志望していらっしゃるみなさまが非常に熱心でいらっしゃいまして、開始から1週間で多くのご登録を頂きました。

わからない問題の疑問解消だけでなく、入試本番でも通用する技術を体系的に手に入れられるような解説・ポイント動画となっておりますので、ぜひ一度お子様とご覧ください。

1: 第1回学校別サピックスオープンの例年の平均点(受験者/合格者)と合格率80%・50%・20%ライン

第1回学校別サピックスオープンの受験者と合格者の4科目平均点、および実際のその年度の合格率は以下の通りです。

学校名 満点 受験者平均点 合格者平均点 80%偏差値 50%偏差値 20%偏差値
開成 310 150 169 60-61 50-53 42-45
麻布 200 84 101 60-62
(上昇)
49-52 41-44
駒場東邦 400 208 212 53-54 47-48 38-40
慶應普通部 400 192 229 60-62
(やや上昇)
52-53 43-48
(上昇)
桜蔭 320 148 171 54-56 46-48 42
女子学院 400 191 225 57-60
(やや上昇)
53-54 44-46

※平均点は2017-2019年の過去3年分から算出。合格率別偏差値は、その年度の合格率を掲載。ただし、合格率別偏差値のトレンド判断においては、 2019年度(最新年度)は例年、当初の発表は少し高めに、その後少し低くなる傾向にあるため、2019年を含まず2016年〜2018年の傾向より判断。

また、例年、開成・桜蔭・麻布・女子学院・慶應普通部では第1回学校別サピックスオープンから第2回学校別サピックスオープンまで(極端な難化がない限り)105%〜110%ほど平均点が増加する傾向にあります。

約2ヶ月の志望校別特訓を通じて全体的におよそ105%〜110%程度の得点率の成長が見込まれるということが伺えます。

2: 第1回学校別サピックスオープンの分析表・解説動画

当日〜翌日昼頃までに、分析表の公開と、全問解説の配信(こちらの記事では一部を。全部は『StandBy for 志望校別SS特訓』に無料体験のち視聴ください)を予定しております。

それぞれの公開予定時刻は以下の通りです。より早まる/遅くなる可能性はございますので、その都度更新してまいります。

2-1: 第1回開成サピックスオープン

本日は、第一回目の学校別サピックスオープン「開成」でした。

全体を見ていくと分野として「場合の数」「速さ」「立体図形」「論理・推理」とあり、「場合の数」と「論理・推理」が両方出題されていること、また「立体図形」の難易度も高かったことから、かなり手強く感じたのではないかと想像します。
とはいえ例年、この時期の合格者平均がおおよそ55%の得点率であることを考えると、取るべき問題を押さえることができればそこまでは到達可能だったのではないかと考えます。

大問1は(1)(2)
大問2は完答
大問3は(3)まで
大問4は(1)(3)

ここまでで56点で、これらを取りきるだけで65%まで到達することができます。

これまでの様々なテストと段違いの難易度になり面食らったかもしれませんが、「現在の力であっても取るべき問題が存在して、合格は決して手が届かない場所にある訳ではない」ことを改めて認識してもらえれば幸いです。
尚、「場合の数」や「論理・推理」などの思考力系以外の問題である2番「速さ」3番「立体図形」については技術部分であり、一定以上の得点が狙いやすくなる為、まだまだ力不足な方は重点的に対策を行う必要があることも付け加えておきます。

以上

第1回開成SO一覧表

4番

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2-2: 第1回桜蔭サピックスオープン

本日は、第一回目の学校別サピックスオープン「桜蔭」でした。

全体を見ていくと分野として「規則性」「数の性質」「論理・推理」と並び、また過去問の論点を展開して構築したと考えられる問題もがいくつも散見され、桜蔭らしさを感じる難易度の高い問題セットとなりました。また、大問4番の線分図やダイヤグラムを用いないタイプの「点移動」は、近年出題がないものの、非常に興味深い問題と言えるもので、この問題を含め丁寧に復習を行う必要がある印象を持ちました。

次に、難易度ですがレベルAで41点、レベルBで47点あり、例年の1回目の合格者平均がおおよそ53%の得点率であることを考えるとレベルAを必ず正解して、レベルBの半分を得点できればそこまでは十分に到達できたのだろうと考えます。

振り返りとしては、まずはレベルAを確実に正答できていたかどうか、次にレベルBを丁寧に復習して自分のものにしてもらいたいと思います。 また、今回のSOでもしっかりと表現されていましたが、規則性にせよ、立体図形にせよ、論理・推理にせよ、単元を問わず何かを「認識する際の解像度の高さ」=「認識するときの網目が細かい」ことを要求する特徴をもつのが桜蔭であり、そこに対してSSや過去問を通じて学校が求める「認識の網の細かさ」に慣れていく必要があることも改めて伝えておきます。

尚、コベツバサイトでは、桜蔭頻出の高度な技術を使うことになる1番(2)(3)の解説を公開いたします。

第1回桜蔭SO一覧表

Ⅰ-(2)(3)

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2-3: 第1回麻布サピックスオープン

昨日は、第一回目の学校別サピックスオープン「麻布」でした。

全体感としては、麻布の入試本番と同レベルの内容でしたので、受験生の多くは非常に難しく感じたのではないでしょうか。 ただ、これも麻布入試の特徴ですが非常に難易度の高い問題がある反面で、5-6割までは標準レベル以下の問題で構成されており、そこを確実に得点することで合格ラインに達することができるようになっています。入試本番での合格最低ラインはほぼ5割であり、このサピックスオープン1回目の過去の合格者平均もちょうど5割となっています。

今回のテストで具体的に言いますと、

・1番
・2番
・4番(1)
・5番(1)
・6番(1)
・6番(2)①②

までのレベルAで28点(46%)を得点することができ、
そこに加えて、

3番(1)
3番(2)
6番(2)③

のレベルBの問題のいずれかを正答できれば、例年の合格者平均である5割を超えることができる内容になっています。今回の内容を全問復習して身につけること以上にレベルA、レベルBを中心に復習することと同時に、テスト中にどの問題を取りに行ってどの問題を捨てに行くかの判断自体も振り返って、次に繋げてもらいたいと思います。繰り返しになりますが50%ラインまでは難解な問題を解くことなく必ず到達できるからです。

以上

第1回麻布SO一覧表

5番

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2-4: 第1回女子学院サピックスオープン

本日は、第一回目の学校別サピックスオープン「女子学院」でした、 全体を見ていくと分野として「文章題(割合無)」「文章題(割合有)」「平面図形(割合無)」「水問題」と入試問題の傾向に沿って出題されている印象です。また難易度的には近年の難化する前段階の女子学院の入試と言う印象であり、このレベルであれば「最終段階」では7割以上の得点を狙って欲しいものでした。

ただし、とはいえ例年、まだまだ未完成なこの時期では、女子学院のサピックスオープンでは合格者平均が60%未満の得点率であることを踏まえると、「現時点での完成度・仕上がりの早さ」の勝負になったと想定されます。当然ここから「最高到達地点は高いけれども、まだ完成度が低いだけ」の子どもたちも非常に多くいることが伺え、ここから先いかに早く高く完成度を引き上げていくかが大切と言うことになります。

レベルA・レベルBの復習は必ず行うとともに苦手分野を重点的に対策することがまず第一、次に近年の難化した女子学院では応用発展技術を狙って出題する傾向もありますので、今回のレベルCのポイントである「1点共有する等積のガ」(過去に筑駒と豊島岡で出題有)、「1点止める」の2つも再度見直してもらうと良いでしょう。

以上

第1回女子学院SO一覧表

1番(2)-(5)

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2-5: 第1回駒場東邦サピックスオープン

本日は、第一回目の学校別サピックスオープン「駒場東邦」でした。
全体感としてはレベルAが51点(42%)、残りがレベルBの69点(58%)と言うことで、「本番時点」ではレベルAでは差がつかず、レベルBでどこまで得点できるのかの勝負になり、レベルBの約半分を得点して約70%で合格レベルという内容でした。また本番ではレベルBの中でもやや難易度が高いものも含まれていることを鑑みると本番よりやや易し目という印象を持ちました。

ただし、例年この9月時点の合格者平均がおおよそ53%前後の得点率であることを考えると、まだまだレベルBの問題での失点が多く、レベルAでの取りこぼしも散見される状態にあるのが現時点での駒東受験生の状態であろうと推測します。これから入試までの間に、いかにレベルBの問題への対応力をいかにつけていくかの勝負になりますので、今回の間違えた問題の復習は勿論のこと、Aで間違ってしまっている苦手分野については前期デイリーサポートを通じた復習を行うことが重要です。

以上

第1回駒場東邦SO一覧表

3番

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2-6: 第1回慶應普通部サピックスオープン

本日は、第一回目の学校別サピックスオープン「慶應普通部」でした。

全体感としてはレベルAが68点、レベルBが32点と言うことで7割弱までが「本番時点」では受験者の多くが解いてくるレベルAの問題という内容でした。受験生の多くはこの2週間取り組んでいるSS(サンデーサピックス)の問題よりも易しい印象を持ったのではないかと想像します。

ただ例年、この時期の合格者平均がおおよそ60%前後の得点率であることを考えると、レベルAを1問まで落としても十分に合格ラインに乗ったということが言えますので、今回のテストにおいては「あくまでも現時点での完成度」によって差がつくことになったと想像します。とは言え、今後ほとんどの慶応受験生はレベルAの問題は解けるようになってきますので、最終的な差はどこまでもレベルBの問題における1問2問の差になってくるのが慶応の入試です。従って、間違えた問題は丁寧に復習して1つ1つ確実に自分のものにしていくことが求められます。

また、レベルAの問題で解き筋が見えなかった・勘違いをしてしまった等の場合は、当該ポイントは勿論のこと、当該単元や分野を再度復習していくことで早期にキャッチアップを行なっていくことで完成度を引き上げにいくことが重要になることも付け加えておきます。

以上

第1回慶應普通部SO一覧表

3番・5番

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