サピックス5年生7月復習テストの解説を公開しています。
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by 塩田 公開: 更新:
サピックス5年生7月復習テストの解説を公開しています。
夏休み前、5年生復習テストでした。問題自体の難易度は低めではあるものの、習いたての割合を扱う論点がメインでその習熟度で大きく差がついた可能性もある内容でした。レベルAが8割近くと割合の基本が身につけられてさえいればここまでは確実にできるはずですので、出来なかった人はここまでは出来る状態になって、夏休みに入ってもらうことが何よりも重要です。
以下では、レベルBの問題についてコメントしておきます。
典型的な折り返し二等辺見つけの問題です。最後に平行線Z角を使うとより早く解くことが出来ますが、使わずとも答えを求めることは可能です。
解説動画では、1個あたり利益でつるかめ→弁償のつるかめ、で解いていますが、勿論総売上を求めて普通のつるかめでも、数字がやや煩雑にはなりますが解くことが出来ます。
通常のフローチャートの途中がわからないものの、結局、「やりとり」→「和一定」であることさえ捉えることができれば逆から攻め込んで求めることが出来ます。食塩水に限らずフローチャートを使う問題の場合、「わからないものがあっても、なんとか最後まで書き切る」ことが大切ということはよく頭にいれておきましょう。
答えまでの距離がやや遠いので、レベルBにしていますが本質的には小4でも解けてしまう問題です。ここでは、水1分①とおいて、そのまま出していく水の量自体を◯で表現することで解きに行っていますが、勿論実際の数を使っても解くことが出来ます。鍵になるのは「出ていく水の場所がどこか」ということだけの問題です。
平行四辺形ということで、2点が同じ高さにあるという作図→進んだ距離の和に注目、ができれば解けたかと思います。解説では①秒後の状態を作図して解いていますがそこまでせずとも解くことが十分可能です。
今回で一番の難問ではありましたが、手が届く範囲の応用問題です。丁寧に最初の個数を表現していき、倍数条件に気付くことができれば2通りに絞られて、最後は試して範囲で決着という綺麗な問題でした。分母◯や分母のLCM◯でおいた場合、そのまま①=整数ということを使って最後に絞らせにいく典型的な応用問題と言えます。
今回の記事では、7月復習テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
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