【配信中】サピックス新5年生 3月組分け・入室テスト動画解説・平均点・難易度分析(3月15日実施)

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by 村中  公開: 更新:

3月15日に実際された、サピックス5年生3月組分けテストの解説を公開しています。

1: サピックス5年生3月組分けテストの難易度・所感

新5年生になって初めての組分けテストでした。
例年のことですが、4年生の組分けとそれ以降の組分けには大きな違いがあり、4年生までの組分けは「思考力比重が高い」傾向があり、5-6年生の組分けには「技術比重が高い」傾向があります。特にレベルBの問題において顕著で「前提知識を必要としない思考力」を問いかけるものから、「技術を手の内に入れて使いこなせるか」を問いかける内容へと変化を遂げることになります。

今回の5年生の組分けも例年同様に、「技術比重の高い」テストとなりました。これまでは、思考力が苦手な子どもたちはどれだけ勉強しても乗り越えられない壁が大きかったものの、これから先は学習内容の定着性・応用性部分でリカバリーがかけやすい内容になります。つまり、学習時間と効率でほぼ決着していくということになります。

全体感としてはやや難しいものの、レベルAがほぼ7割ということでここをしっかりと得点できたかどうかがまず重要です。その上で、レベルBの論点群も決して学習したことがない論点ではないはずで、どこでなぜできなかったのかを振り返って次に繋げて欲しいと思います。
以下、レベルBが入った問題にコメントしておきます。

 

▼2番(7):平均×個数=合計、2つの和差算

それぞれの技術は典型的なもので決して難しくありませんが、2つを合わせて使う為にギリギリレベルBとしました。どこで詰まってしまったかを確認して復習して欲しいと思います。

▼3番(2):平行四辺形の性質

図形の性質を絡めた角度の応用問題。ポイントになるのは平行四辺形の角度。向かい角度の和が等しく、隣同士の和が180°になるということを使うことができればクリアできたかと思います。

▼4番(2):外角の和=360°

一見すると麻布で出題されるような大型の図形問題かと構えてしまいそうになりますが、実際のところ「ずっと同じ角度が出現する→正多角形」と捉えることができれば、外角の和で一発の問題でした。

▼5番:個数増殖の群数列(奇数列個)

今回最も差がついた大問ではないかと想像しますが、コベツバweb授業5年生「規則性」で掲載していたものでもあります。奇数列個に並ぶ場合、その段までの個数の和が平方数個になるということを活用すれば(1)(2)はクリアできたのではないかと思います。続いて、(3)ですが数表の中の十字架型平均ということで、平均を使った規則を見破らせる典型的な「規則性の発見」の問題でした。これは一度でも似たような問題を経験しているかどうかで差がついたかもしれません。

▼6番(2):水問題

端的にいうと「追加の石入れ」です。「水面より下に浸かった部分の体積=石」と考えて、「その増加分の体積=追加した石の体積」=「上昇した高さ」×「容器の底面積」ということで決着できる典型的な問題です。ただし、こちらもまだ経験がないだろうことと、水問題は最後まで苦手にしている人が多いので正答率は低くなるだろうと想像します。物語をシンプルに捉えられるように復習して欲しいです。

 

新5年生3月組分けテストの全体感・分析表

2: サピックス5年生3月組分けテストの全問解説動画

今回の記事では、3/15実施の3月組分けテストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
StandByメンバー様用3月組分けテスト全問解説はこちら

   
   
   
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