【速報】サピックス6年生 第1回合格力判定サピックスオープン・平均点・動画解説・難易度分析(24年9月22日実施)

※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。

コベツバでは、2024年9月22日実施、第1回合格力判定サピックスオープンの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。

志望校別SS特訓や過去問への向き合い方については、以下の記事をご覧ください。

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第1回合格力判定サピックスオープンの過去の平均点

 平均点偏差値60ライン(≒アルファクラス基準)
4科合計298.5点(59.70%)353.1点(70.62%)
算数86.6点(57.73%)113.4点(75.60%)

第1回合格力判定サピックスオープンの難易度・所感

6年生、第1回合格力判定サピックスオープン(SO)でした。
全体感を見ていきますと、レベルAが6割、残り4割がレベルBという難易度の高いセットとなりました。
純粋な思考力問題は、6番(3)のみで、7番が技術系との融合問題となり、比率としては普段の組分けと同程度の出題となりました。
難易度が上がった理由としては、技術系の多くの問題に2つの壁が仕込まれており、1つを解決した後に、もう1つを解決する必要があるという「課題の重ね」を行なった小問が多かったことと、図形の移動や回転体、あるいは規則性に見られる「煩雑さ」への対応力を試す問題が複数出題されていたことが挙げられます。
こういった技術系の問題の難易度が上がった問題への対応力が試された形となりましたので、今回でダウンしてしまった人は各技術の典型問題からもう一段複雑・難解になった場合の対応力を、入試までの間に1つ1つ着実に身につけていって欲しいと思います。

思考力については、中長期で訓練していくことで少しずつ磨いていくことが出来ます。コベツバweb授業の「思考力テスト講座」を使って毎週取り組んで年単位で鍛えていくことが良いでしょう。

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以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■2番(5):素因数分解

積の対称式ですが、全部かけて差分を取っていくアプローチと、2つの比を取って攻めるアプローチの2つがありますが、いずれもやや煩雑になりますので、そこをしっかりとたたむ力が要求されました。

■2番(6):短・長の間の角度でダイヤグラム

時計算の基本の考え方を用いても良いですが、間の角度でダイヤグラムを描いてあげるとキレイに解くことが出来ます。
より応用問題になった時にも活きてくる考え方です。

■3番(4):半径×半径

2つのタイプの半径があるので別々に切り分けて攻めていきます。
片方は半径×半径を使って処理します。

■3番(5):回転体、相→体、の比の比、回転体<表面積の技>、スーパー台形

煩雑な回転体の処理を求める問題です。
体積ではできるだけ比を用いて、表面積では可能な限り全体を作図せず出すことに慣れていれば、対応できる問題ではありましたが、やや時間を消費する問題だったかと思います。

■6番(2)(3):一辺と周、8へるの法則、規則の発見と利用、後ろから書いて整理

逆方向のうずまきですが、これは方陣算の一辺と周で捉えて書いて整理することで見えてきます。
(3)は丁寧に整理していくと規則性を使って表した上で、最後は書くことで確実に仕留めることが出来ます。

■7番(2)(3):3で割ったあまり組合せ、組合せ探し

3で割ったあまり組合せをテーマにした問題であると気づくことが出来れば、後はシンプルに解くことができる問題でした。
思考力要素はあるものの、技術的な知識経験があるとそこまで苦労せずに答えに到達できる設定でした。

第1回合格力判定サピックスオープンの算数解説動画

今回の記事では、第1回合格力判定サピックスオープンの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※9月22日〜9月29日に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、テスト実施月のSS特訓の解説と併せてご購入いただくこともできますし、合格力判定サピックスオープン4回分(第1~4回)セットでご購入いただくこともできます。(2025年受験組に限る)

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今回の模試で注目すべき3題

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