【サンデーサピックス(SS)特訓】志望校別SSの概要と取り組み方

ここでは、9月からスタートするサピックス志望校別特訓「SS特訓」のプリントの種類・講座の概要・取り組み方をご紹介いたします。

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また、各学校の出題傾向をデータ分析の上、合格のための具体的な戦略をしめす「入試速報/分析」のページも併せてご覧ください。

1: サンデーサピックス(SS)志望校別特訓・算数の概要

1:12から再生

ここでは、志望校別の教材と内容について、です。

まず大前提として、コースの冠ごとに配布されるプリントが大きく異なります。また、二つの学校のコースがついている場合、2つの学校のプリントを配って双方を進めていく場合と、2つの学校が合体された対策プリントが配布される場合、一方の学校の対策プリントを使用しつつもう1校の対策も行う場合があります。

▼1:プリントの種類とターゲット校

続いて、よく利用されているプリントの一覧表を以下に挙げ、対象校を説明いたします。

プリント名対象学校
SSKA開成
SSOU桜蔭
SSAZ麻布
SSKT駒場東邦
SSKF慶應系
SSMU武蔵
SSFU雙葉
SSAE麻布・栄光
SSFEフェリス
SSTJ前半は難関校共通。後半の応用部分、豊島岡をベンチマークとした志望校共通プリント。
SSSJSSTJと半分重複がある内容。
SSTJより易しい志望校共通プリント
SSKKやや応用的な論点が含まれた志望校共通プリント
SSKD/KW/KJSS系のプリントの中では、易しい問題が掲載されている、各講座の補充プリント
SSOG鴎友の割合あり平面図形をメインターゲットとした補充プリント
女子学院入学試験対策
(JG特訓)
模擬試験形式の女子学院対策
女子学院対策女子学院の割合なし平面図形をターゲットとした補充プリント

よく利用されているのは以上のプリントです。ここから先は、系統別に特徴をご紹介していきます。

▼2:アプローチがあるかどうか

平常授業の教材と同様に、開成(KA)・桜蔭(OU)・麻布(AZ)と行った主要校では「SS-◯◯ アプローチ」があります。

当該校の過去問や、その数値替えの問題で構成されております。(一部他校の過去問も含まれます。)

やや論点別の編纂の意図を感じます。校舎・クラスにもよりますが、主に授業で扱うものとなります。平常授業では、上位帯はアプローチ自体も飛ばすクラスもあるかもしれませんが、SS志望校別では飛ばすことは考えにくい論点や問題を掲載しており、こちらも一部扱います。

▼3:サンデーサピックス(SS-◯◯)系のプリント

デイリーの「デイリーサポート」に該当するものです。冠の学校によって違いはありますが、おおよそ3〜4枚のプリントに1枚2〜4題の問題が掲載されています。

「SSKA(開成)」「SSOU(桜蔭)」「SSAZ(麻布)」「SSMU(武蔵)」「SSFU(雙葉)」「SSKT(駒東)」「SSFE(フェリス)」「SSWA(早稲田)」「SSKF(慶應普通部)」「SSAE(麻布栄光)」など主に1日校の難関校に対してSS◯◯プリントが用意されています。

コベツバでは、これらのうち「SSAE(麻布栄光)」以外の全てのプリント解説を予定しております。

それぞれ、当該コースに在籍している偏差値帯のお子様にとって「やや難しい〜かなり難しい」内容となっており、毎週のサンデーサピックスが受験に向けた最後の壁となります。

なお、アプローチがある開成・桜蔭・麻布ですが、アプローチで扱った問題の数値替えは全問掲載されており、またアプローチには掲載されていない問題も数問掲載されています。つまり、問題バラエティとしては、「サンデーサピックス>アプローチ」となっておりますので、アプローチを取り入れている学校ではこちらがメインの教材になります。

▼4:入学試験対策 / 模擬試験問題

「アプローチ×サンデーサピックス」がない学校ではこちらがメインの教材になっており、その代表格が「女子学院入学試験対策(JG特訓)」です。

また、「アプローチ サンデーサピックス」がある学校でも、模擬試験の複数回分を使っているコースもあり、現場の校舎長の判断に委ねられていると考えることが出来ます。

このような模擬試験形式の導入は、冬期講習・正月特訓から多くのコースで利用されるようになります。

▼5:志望校共通プリント

冠のプリントが存在しないコースで利用されているプリントで、SSTJ/SSSJ/SSKKなどが代表的なプリントです。

◯まずSSTJ/SSSJ(コベツバでの解説配信あり)

SSSJの後半の問題とSSTJの前半の問題が同じとなり、SSSJは基本〜標準程度のレベル、SSTJは標準〜応用(特に「立体」と「場合の数」は応用問題)のレベルで構成されています。SSTJは「豊島岡・女子学院および女子校」をイメージされて作成された印象で、応用的な立体図形や場合の数が最後に含まれていますが、最後の大問以外はどこの学校で出題されてもおかしくない入試頻出技術がまとまっていることから、他の難関校の志望校別特訓でも有効なプリントとして利用されています。

◯次にSSKK(コベツバでの解説配信あり)

こちらもやや応用的な論点が含まれたプリントで、特定のベンチマーク校は(あくまでも問題構成からの推測ではありますが)おそらくありません。こちらも中学受験の一般的な入試問題の練習として、難関校の志望校別特訓で利用されています。

◯SSKD/SSKJ/SSKW(コベツバでの解説配信あり)
SS系のプリントの中では、易しい問題が掲載されており、各講座の補充プリントという立ち位置で配布されることが多いようです。

▼6:その他のプリント(冠のプリント・分野別特化プリントなど)

冠コースごと、教室ごとに異なる可能性がありますが、それぞれ独自のプリントを配布して行っているところもあります。

◯「女子学院対策」

現在でもよく利用されているのは「女子学院対策」のプリントで女子学院の割合なし平面図形に特化したプリント。

◯「SSOG」(コベツバでの解説配信あり)

おそらく鴎友の割合ありの平面図形をターゲットにしているのだろうと推測されるプリントだが、様々なコースで「割合あり平面を特訓する補助プリント」という位置付けで配布されている。

◯SEプリント(コベツバでの解説配信あり)

聖光学院を想定ターゲット校として考えられたプリントで、難易度は最難関レベル。開成との併願者が多いこともあり、開成コースで配布されることが多い。(2020年に大規模改訂)

◯土曜開成特訓(コベツバでの解説配信あり)

その名の通り、開成対策の土特用プリント。難易度はSS開成の日曜日版よりはやや劣るものの十分に難しく最難関レベルのプリント。2020年頃より配布スタート。

◯超図形特訓(コベツバでの解説配信あり)

前期の分野別補充プリントが論点別に図形を学習するプリントだとすれば、こちらは論点が様々に登場する図形の実践的な演習プリントで、標準と応用に分かれており、応用の難易度は高い。平常/土特で配布されることが多い。2021年より配布スタート。

◯最難関中プリント(コベツバでの解説配信あり)

最難関中の重量級の思考力問題への対策を狙ったプリントと考えられる。重量級の思考力問題が中心だが、まれに技術で解くことができる問題も混じっている。前期の土特で配布されるクラスもあるが、後期で配布されることもある。

そのほかにも、かなり古い時代の過去問研究を不定期に配布したり、例えば、「早実対策」「慶應特訓」「筑駒特訓」などの志望校プリントも配布されていることがあります。重要度はコースとプリントの内容ごとに異なり、それぞれ個別の判断が必要になりますが、先生から重要度に関するアナウンスがあろうかと思います。

▼7:復習テスト

基本的にはSS特訓の最後の3回(1月に実施)を除き、毎週行われるもので、内容は授業でメインで扱うプリントである「サンデーサピックス掲載問題」または「入学試験対策」(一部のSS特訓ではその他プリント)の数値替えの問題が出題されます。どのコースであってもメインに学習して欲しい教材から出題されていると考えられます。また、他塾と比較してもここまで丁寧な数値替えのスパイラル学習を行う塾も異例で、サピックスの一貫した方針への徹底度を感じますし、それが故に大きな実績を叩き出せているのだろうと推測します。

ただし、最後の三回であるNo12-No14は基本的にはどのSSコースでも、「実力テスト」です。問題用紙の形式も実際の入試を意識したものとなっており、本番に向けた総仕上げとなります。

になります。

3:相談コーナー

3-1: 冠が複数あるコースはどのような内容になるの?

23:10から再生

3-2: SSに関する1週間の家庭学習のイメージ

25:11から再生

3-3: おみやげプリントや授業で扱わなかった問題の扱い

32:55から再生

3-4: SS復習テストで得点が取れない場合/初見のテストで得点が取れない場合

復習テストが得点できない(34:10から再生)

初見問題が得点できない(37:10から再生)

3-6: SS配布プリントの優先順位を教えて

お子様と志望校、志望校プリントによりますが、基本的には志望校をターゲットとした志望校別プリント(クラスによっては共通プリント)が優先になります。

ただし以下に当てはまるお子様は、志望校別プリントの優先度を落としても良い可能性があります。

ケース1:志望校別プリントが難しすぎる。

以下の記事でもご紹介している通り、土台が固まっていない(※)中で、どれだけ実戦演習を重ねても、なかなか身につきません。基本的な技術が身についていないと、1つ1つの問題に対してその場限りの対処・理解に留まってしまうからです。
そのような場合は、一時的に実践的なSS特訓よりも6年前期(7月まで)テキスト復習やコベツバweb授業などで体系的な復習を行う方が最終的に高く飛べる可能性が高いと言えます。6年後期(夏)テキスト以降は復習の網羅性は低く、応用技術を習う回もありますので、前期までのつまづきを完全に解消することはできません。

集団から外れる判断はなかなか難しいものの、せめてSS特訓の志望校別プリントと並行して、総合的な復習を回していくことが大切です。


(※)土台が固まっているとは…?「実力テストのレベルA 得点率8割以上」、これが1つの指標になります。
実力テストとは、夏期マンスリー・合判SO・合不合です。過去問でも一定測ることはできますが、志望校が最難関系の特殊な問題が多い場合は、塾のテストが土台の完成度にフォーカスできます。

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ケース2:志望校別プリントが、自分の志望校ではない

例えば、豊島岡や女子学院志望であるものの、SSOU(桜蔭)が配布されている場合などは、かなり傾向が異なりますので志望校別プリントを優先させる必要はありません。平常授業・過去問を優先させましょう。

同様に、志望校が渋谷幕張の場合は、SSKTやSSKAが配布されていることが多いかと思います。そのような場合は、SSプリントは一定程度有効であるものの、志望校の癖とはやはり異なります。このような場合は、過去問や、コベツバweb授業、最難関向けTop Gun特訓などで志望校への技術を固めましょう。

4:サピックスSS特訓算数の問題解説

コベツバでは、「スタンバイ SAPIX(サピックス解説・対策)」にて、SS志望校別講座の解説動画を配信する予定です。

SS志望校別に関しては主要なプリントとなっていることの多い、KA・土曜開成特訓・AZ・OU・KT・MS・FU・FE・KF・WA・SE・TJ・SJ・OG・KK・JG特訓・女子学院対策(SSKD/SSKJ/SSKWについては、No.9まで)配信を予定しております。

※大変恐れ入りますが、SSAE、EIプリント及び、早実対策、アプローチ、復習テストの解説配信は予定しておりません。

◯ 授業でわからなかった、解き方を忘れてしまった問題について帰宅後や翌日に解き方を理解できるまで学習する
◯ それぞれの問題の重要問題を知り、効率的に家庭学習を行う

といった目的で、各校舎のα1層多数を含むサピックス6年生の家庭学習の必需品としてご利用いただいております。

スタンバイ SAPIX(サピックス解説・対策)」は1週間の無料体験が可能です。

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ぜひご活用ください。

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