【バックナンバー】第1回合格力判定サピックスオープン 平均点・動画解説・難易度分析(22年9月25日実施)

最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。

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コベツバでは、2022年9月25日実施、第1回合格力判定サピックスオープンの算数解説・難易度・所感を公開中です。

第1回合格力判定サピックスオープンの過去の平均点

 平均点偏差値60ライン(≒アルファクラス基準)
4科合計304点(60.72%)352.6点(70.52%)
算数89.4点(59.60%)116.1点(77.40%)

平均点の得点率がおよそ60%と、組分けやマンスリーと比べても、比較的得点しやすいテストと言えるでしょう。

一方で、過去3年間の平均をとると、偏差値60をとるのに必要な点数が 4科合計:約70%、算数:約80%と、高得点が必要になります。

第1回合格力判定サピックスオープンの難易度・所感

第一回合格力判定サピックスオープンでした。
全体感としてはレベルAが61%、残りがレベルBと標準的な難易度構成となり、レベルCの問題やレベルCに近しいレベルBの出題もなく、思考力問題も敢えて言うと最後の「規則性の発見」の7番だけで技術中心の内容でした。
結果として、最上位層にとっては得点しやすい内容になった一方で、純粋な定型問題そのままというどまんなかのレベルAの問題もまた少なく、テキストで出会う問題から少し変えられた問題(で、難易度が特に上がっていない問題)への対応力が問われる内容になったと想像します。
逆に言うと、それぞれの技術が身についていて、初めて出会う問題に対して判断・適用・再現できるかどうかを試す内容だったかと思います。
いずれにせよ、論点や意図が明確な問題が多いですので、出来なかった論点は復習して、また形を変えて出てきた場合に得点できるように復習しておくことが重要です。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■2番(7):×=×の逆比

どこから着手するかが大切で一番下のきれいな等式から攻めていくことに気づくことができるかが鍵となる問題でした。

■3番(5):外チョウチョ補助線、区切り面積

答えまでがやや遠くレベルBに設定しています。
とは言え、外チョウチョで斜めの線分の比さえ出すことができれば、あとはなんとか答えに到達できる問題だったかとも思います。

■4番:食塩水の面積図、水入れ(連発)→全体量と濃度の逆比、フローチャート

(1)、最初の一手目が難しいため、レベルBに設定しています。
水入れにおける逆比の技を習得できているかどうかで差がついたのではないかと想像される問題でした。
(2)は、フローチャートで表現する際にわからないものを置きながら進行することが出来るかが問われました。
フローチャートでの経験量がものを言う問題だったかと思います。

■5番(3):隣辺比、ダブルチョウチョ

(2)と途中までは同じで、もう一回左側でダブルチョウチョを行った上で、隣辺比で決着させることができます。
難関校志望者は、ここまではなんとか正解して欲しいと思う問題でした。

■6番(2):1分①おきと面積パズル、水の入る順序と正面から見た図

水グラフの中でも難しい部類に入る応用問題だったかと思います。
分かる部分から表現しようという姿勢で整理していった先に、後ろから戻していく攻め口を発見できるかが勝負となる問題でした。

■7番:図形規則の発見、一辺と周

図形系の規則性の発見問題ですが、(2)の数値が比較的親切な場所に設定されていて、比較的解きやすかったのではないかと思います。
欲しい部分だけを見るのではなく、あくまでも規則を探しながら進行する構えを持っていれば、それほど時間をかけることなく解答にたどり着ける問題でした。

第1回合格力判定サピックスオープンの算数解説動画

今回の記事では、第1回合格力判定サピックスオープンの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、4~7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※9月25日〜10月1日に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、テスト実施月のSS特訓の解説と併せてご購入いただくこともできますし、合格判定サピックスオープン4回分(第1~4回)セットでご購入いただくこともできます。(2022年受験組に限る)

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