こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供致します。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開いたします。ご登録頂きますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo34の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
NO34は「数の性質」です。
今回の「数の性質」は復習がメインですが、これまで学習機会が少なく入試で出題された場合に出来が分かれてしまう「N進法」については注意が必要で、ここで是非復習しておきましょう。また、上位帯は「ニセN進法」についても確実に身につける必要があります。
重要なポイントは以下の通りです。
1: 全員共通で学習すべきもの
公倍数±、公倍数±(数直線)(A-2、B-2、C-2、E-2)
基本ですが、必ずできるように仕上げる最後の機会として活用しましょう。
N進法(C-4、D-3)
意外と学習機会が少なく穴になりやすいのがこのポイントです。2019年には渋幕でも出題されていますが、平均点を見ると上位帯でも完答できていないのではないかと思われます。確実に復習しておきましょう。
サピックス算数教材:デイリーサポート[C-4]問題解説
かけて整数になる分数(分子・分母ごと)(A-3、A-4)
理屈まで含めて、LCMやGCMを使えるようになりましょう。応用問題になればなるほど単にGCM、LCMだけで終わらないケースがあります。
既約分数(個数と和)(B-3)
こちらも忘れた頃に出題される論点で丁寧に復習していつでも使える状態にしておきましょう。
LCMセット(数列)(E-2)
いくつかの倍数や倍数±→公倍数±、ですが、「倍数と、倍数ではないもの」で数が指定される場合、「LCMセットの数列」で考えると綺麗に(ベン図などを使わず)解くことができます。
2: 上位帯が学習すべきもの
ニセN進法(D-3、E-3)
「使う数の個数=N個」→「N進法」→「通常のN進法との入れ替え表を書く」のがはじめに行う手順で、その後は、「10進法(番目の数)」⇆「N進法」⇆「ニセN進法(数列の数)」と一つずつ変換していくことで簡単に処理することができます。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。