こんにちは。
「今回の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供させて頂きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開しております。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるサマーサポートのNo13の全問解説・ポイント動画が全てご覧いただけます。
▼6年生に向けたお知らせ
夏期講習NO13は「図形の移動」です。
今回の「図形の移動」は、復習も多く標準的なレベルで構成されており、クラス帯によらず「難易度の高い夏期講習」ではなく、「6年生前期のデイリーサポートと同じ」と言う認識で多くの問題をこなして頂きたい(かつ、それが可能)な単元となります。
また、新しいポイントとしても「円の回転数=中心の移動距離÷円周」「円の周りを円が転がる」「扇形の周りを扇形が転がる(こちらは応用)」を学びます。特に前の2つは出題頻度も高い為、確実な習得が求められます。
重要なポイントは以下の通りです。
1: 円の転がり移動の作図:A-1、B-1、C-4、D-1
5年生から学習してきた内容の復習で、確実に押さえる必要があります。
別解の「センターライン×直径」を使う場合は、「引き忘れ」にも注意しましょう。
サピックス算数教材:サマーサポート[D-1(円がころがる(2))]問題解説
(1)
(2)
2: 扇形の転がり移動:B-3、C-2、C-3
サピックスのテキストでは掲載頻度が少ない扇形の転がりですが、こちらも確実な習得が求められます。弧の部分が転がる場合、中心の軌跡は直線になり、その長さは弧の長さと等しくなります。前後の状態の作図まで含めてできるようにしておきましょう。
3: 円の回転数=中心の移動距離÷円周:C-4、D-2、E-2、E-3
有名どころだと、今年の女子学院で出題されておりますが、学校レベルによらず出題されています。公式自体をいつでも自分で思い出せるようにしておきましょう。テキストのEについても決して難しくありません。
4: 円の周りを円が転がる:E-2
有名なポイントになり解法を知っているかどうかで決まるものです。テキストでは回転数と絡めたE-2しかありませんが、頻繁に見かけますので、しっかりと押さえておきましょう。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。また、時間が無くても最低限取り組むべき問題が分かるポイント表もございます。
今回の重要ポイントまとめ
1: 円の転がり移動の作図:A-1、B-1、C-4、D-1…サマーサピックス「円がころがる(1)(2)」に対応
2: 扇形の転がり移動:B-3、C-2、C-3…サマーサピックス「おうぎ形がころがる(1)」「おうぎ形がころがる(2)」に対応
3: 円の回転数=中心の移動距離÷円周:C-4、D-2、E-2、E-3…サマーサピックス「円がころがる(2)(3)(4)」に対応
4: 円の周りを円が転がる:E-2…サマーサピックス「円がころがる(4)」に対応
以上です。
今回の学習のご参考になれば幸いです。