こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供致します。
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NO37は「入試総合演習(3)」です。
今週は「割合の文章題」「和差の文章題」「立体図形」を主な単元とする総まとめとなります。
総復習がメインではありますが、D-1、D-3、E-3、E-4は応用・発展問題で上位帯向けとなっています。
特に重要な問題は以下の通りです。
1: 全員共通で学習すべきもの
割合の文章題の基本(A-1、A-4、B-3、C-1、C-4、D-1、E-1、E-2)
どれも使う技術はこれまで何度も繰り返し学習してきたものばかり、です。解答解説を見ればわかるものの、気づかなった場合は、「何を読解・整理・操作していれば、ポイントに気付くことができたか」を振り返って進めてもらうことが重要です。たった一つの行動の変化だけでも今回で持ち帰ってもらえれば幸いです。
サピックス算数教材:デイリーサポート[E-1]問題解説
和差の文章題(B-4、C-2、D-2)
こちらも割合の文章題と同様に、「何をしていれば、出来ていたのか」を振り返って行動の変化につなげて欲しいと思います。D-2は一見難しそうな顔をした問題ですが、丁寧に読み込んで行けば決して難しい問題ではないことを実感して欲しいです。入試においても、こういった「一見難しそう、でも実はこれまで学習してきたことで簡単に解ける」問題が非常に多いためです。
立体図形(A-3、B-2)
A-3の投影図を書かせる問題も直感的に出来てしまうものの、丁寧に頂点や辺を追いかけることをやるだけでミス発生率を下げられることを確認しておきましょう。またB-2ですが、「自分でまず見えやすいところを書いてみる」からスタートすることが重要です。その上でポイントである元の立体を活用して求めにいくのですが、「手が止まって、立体を書かない」で終わらないようにしてください。「書けば、見えてくる」というものは入試でも非常に多い為です。
2: 上位帯が学習すべきもの
の比の比→つるかめ(E-3)
典型的な「の比の比」の問題です。難関校での出題比率が高い論点ですので、ここでも確認しておきましょう。
線対称⇄垂直二等分、30°問題、二等辺見つけ(E-4)
線対称で垂直二等分の直角を書き込むことができるかで決まった問題です。「例えわかりきっていることでも書き込む」習慣を改めて自覚しておくと良いでしょう。
ハノイの塔→前の結果利用(SAPIOp12 1番)
何度か出題されたことがありますが、確かに全国の入試問題でも頻繁に出題される問題です。前の結果の活用方法自体を頭に入れておきましょう。万が一出題された場合、難関校では「出来ないと致命傷になる」可能性があるためです。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。