【6年生:NO35入試問題演習(1) 解説動画付】今週の学びの話をしよう

こんにちは。

「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供致します。

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NO35は「入試総合演習(1)」です。

今回からは、入試まで実践的な演習がスタートします。全ての論点は一通り学習し終わった中、実践的な(応用)問題に取り組んでいくことになります。従って、論点学習を補強するための類題は今回からはありませんのでご了承ください。

また、忘れてはいけないことは、入試総合演習をやり込んだからと言って、苦手単元の穴を体系的に埋められたり、志望校の傾向や味わいに習熟することはできない、ということです。あくまでも初見の問題への取り組みやアプローチの態度を見直したり、部分的に抜けている論点を補強するのに活用することが、入試総合演習の正しい使い方だと考えます。

つまり志望校に向けて仕上がりが不十分であることが明らかな場合、力を割く優先順位を考えて進めていく必要があるということになります。

1: 全員共通で学習すべきもの

はじめ不明のニュートン算(B-4、C-1)

典型的なはじめ不明ニュートン算ですが、そのまま中堅校や難関校でも出題されることがあり、出来なかった場合は出来るように仕上げておく必要があります。

サピックス算数教材:デイリーサポート[C-1]問題解説

 

速さの線分図と比(A-2、B-1、D-1)

同時刻同記号、時間一定、距離一定を使う典型的な問題です。こちらも最終確認として活用してもらうと良いでしょう。

正八面体のナナメ頂点打ち(B-2)

正方形=正六面体と同じく、二枚の面を繋げた時の対角線上に最も遠い頂点の組合せが出現します。この性質さえ使えば一瞬で解くことが出来ます。

 

2: 上位帯が学習すべきもの

立方体の対角線斜め傾け(SAPIO p13 1番)

傾けの問題ではありませんが、出てくる切り口の図形は斜め傾けの時の図形です。斜めの切り口を均等に動かしていく発想を持つことができれば簡単に解けてしまいます。難関校志望者は発想として持っておくべきものです。

LCMセットの使い方(E-2、E-3)

両問とも灘中の問題です。E-2は片方が5秒遅れて開始するところに難しさがありますが、「両方がスタートしてから、LCMセットが開始される」ということさえ理解できれば、それほど難しくありません。E-3は電球のLCMセットですが、電球がつく時間がどれも1秒なので、内訳を書かなくても光る瞬間の秒数だけ抑えることで倍数条件・倍数NG条件で解くことが出来ます。

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。