こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供致します。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo22の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
NO22は「和差に関する問題」です。
今回の「和差に関する問題」は、復習中心、一部思考力系の応用問題が含まれたNOとなります。C-4は武蔵、D-2は灘、D-3は関西の難関校の思考力問題ですので、志望者or上位帯以外は取り組まれなくとも構いません。
重要なポイントは以下の通りです。
1: 全員共通で学習すべきもの
得点表(A-4、B-4)
内訳を書いて「二通りの作り方」がある場所に注意、というのが鉄則です。
B-4は全部が一通りしかない珍しい問題です。
サピックス算数教材:デイリーサポート[B-4(集合算(1))]問題解説
平均の面積図(B-2、D-1)
D-1の3つの場合まではどのクラス帯でも使えるようにしておきましょう。ここはDでも是非取り組みましょう。
じゃんけんの和差注目(B-3)
これは思考力問題ではありませんよ、というじゃんけんの和差注目。
技術としていつでも使えるようになりましょう。頻出です。
最大最小の〇×解法(C-1)
3つの最大最小かと思いきや、2つずつなので易しいです。相関表ではなく一手目から取り出して使えるようになりましょう。
和差の奇偶一致(C-3、E-1)
4つの整数から、2つずつの和のパターンです。即座に整理して使えるようにしておきましょう。E-1のように和が等しい場合は、A+D=B+Cの時しかありません。
3つのつるかめ(C-2)
不定方程式との違いまで含めて、適切に解法を選択できるようになっておきましょう。
参考記事
2: 上位帯が学習すべきもの
3つの不定方程式(E-3)
整理して不定方程式であることに気付いて、
1: 1つ消去する
2: 2つの不定方程式に持ち込む
3: 3つの和の範囲で絞る
という手順で進めます。
1で消去する際に少し工夫が必要です。
三つのうちどれに揃えるかですが、あくまでも「いつもの不定方程式の形」に持ち込むように、整数倍する式の「●倍」が最小か最大になるようにしておくと良いでしょう。真ん中で揃えると「いつもと違う形の不定方程式」が出現してしまい、それはそれで解けるのですが、練習量が少ない為、詰まってしまうからです。
3: 今週の立体切断(三角柱の切断)
・平行な面の切り口は平行
・平均の策
の使い方に慣れましょう。三角柱の切断は決して難しくありません。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
今週の重要ポイントまとめ
1: 得点表(A-4、B-4)…デイリーサピックス「集合算(1)」に対応
2: 平均の面積図(B-2、D-1)…デイリーサピックス「平均算(2)」「平均算(3)」に対応
3: 最大最小の〇×解法(C-1)…デイリーサピックス「集合算(2)」に対応
4: 3つのつるかめ(C-2)…デイリーサピックス「つるかめ算(2)」に対応
5: 3つの不定方程式(E-3)…デイリーサピックス「つるかめ算(4)」に対応
6: 平行な面の切り口は平行・平均の策(三角柱の切断)…今週の立体切断1番、2番に対応
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。