こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供致します。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo21の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
NO21は「数の性質」です。
6年生も後半戦に入りました。
今回の「数の性質」は、応用・発展的論点が中心のNOとなります。
重要なポイントは以下の通りです。
1: 全員共通で学習すべきもの
GCM、GCM/LCMからの逆算(A-1、A-2、B-1、C-1)
よく見るタイプの逆算ですが、「範囲」「互いに素」から絞っていく場合がほとんどです。
ここまではできるように仕上げて欲しいところです。
サピックス算数教材:デイリーサポート[C-1]問題解説
LCMセット(数列)(B-2)
様々な学校で出題され続けるものになりますので、必ず押さえておきましょう。
真ん中平均(A-4)
真ん中平均を用いた逆算まではできるようになっておきましょう。
整数条件/→と分数倍・分母のLCM◯おき(C-2、D-3、E-1、E-4)
普段から、「分数倍で表現して、起点を分母◯でおく」と言うことができていれば、それがそのまま整数条件に適用できます。そもそも普段のやり方自体を見直す意味合いで取り組んでみて欲しいです。このタイプの整数条件を絡めた問題はどこの学校でも出題されるものです。
連続整数の和で表現(D-1、E-3)
近年多くの学校で出題されるようになりました。市川や攻玉社などの中堅校でも出題されており、マークする必要があります。
2: 上位帯が学習すべきもの
約数個数(B-3)
理屈まで含めて押さえることで奇数の約数個数など更に条件が加わった場合も対応できます。駒東・桜蔭でも出題されています。
約数個数からの逆算(D-4)
約数個数の求め方がわかった上で、その逆を使うものです。慣れないうちは難しく感じますが、ここまでできるようになると約数個数については完璧です。
3: 今週の立体切断(前期のおさらい)
2番のダブル切断において、テキストの問題では丁寧な誘導がありますが、一気に出しに行く場合に有効なものは「三角すいの隣辺比」です。ポイント自体も明確で使い勝手が良い技術です。別解としてつけておきますので、合わせて確認して押さえておきましょう。
なお、『StandBy』にてこれらの「ポイント動画」を含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。