こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
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▼新5年生に向けたお知らせ
新5年生のNo3です。
ここに来て難易度が上がり高学年らしい単元になります。
半分程度は4年生時点でも学習済の論点ですが、そこの復習から入ってやや発展的な内容まで学習するNOになります。また、最難関・難関のほとんどの学校で「数の性質」の応用発展問題が頻出となりますので、確実に押さえて次に進んで欲しいと思います。
1: 整数の割り算と約数線分図:B-1、B-3、B-4、C-2、C-3、D-2、D-3
4年生時点でも学習済ですが、今後は基礎トレでも出題されていく自然な考え方になります。ここでこれでもかと言うほど経験していつでも自然に取り出せるようになってもらいたいと思います。
サピックス算数教材:デイリーサポート[B-2]問題解説
2: 3個の約数、約数が奇数個:B-2
デリサポでは1問しか掲載がありませんが、特徴的な約数個数から数を復元できるようになっておく必要があります。
約数が奇数個=平方数
約数が3個=素数の平方数
で、現実の入試では約束記号を用いた応用問題など、知識としても問われることが多い論点です。
3: GCM/LCMからの逆算:C-4
こちらも小4時点で一度出題されている論点ですが、逆割り算の形でまとめにいく考え方や互いに素を活用する方法まで身につけておく必要があります。
4: 【応用】約数個数、約数個数からの逆算:C-1別解、D-1、思考力アップ
約数個数を計算で出させる方法は、難関・最難関校では問われることも多く是非身につけておいて欲しいところです。また、「約数個数から逆算で体系的に求める方法」は難しいものの最難関志望者は身につけておくと万が一出題された場合に有利に立つことができます。
5: 今週の思考力系重要ポイント
今週の思考力問題では以下の問題が特に重要となります。
曲線図形のパズル:入試問題に挑戦 2番
曲線図形のパズルについては、過去に開成での出題がある分野の為、志望者は経験しておきましょう。
規則性の発見:思考力の養成 1番
「向きまで含めて同じ場所に戻って来た時にようやく新しいグループが始める」という有名な群数列です。稀に出題がありますので、特に規則性を好む桜蔭・雙葉・麻布あたりの志望者は取り組んでおきましょう。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。