サピックス6年生
算数カリキュラム(後期)一覧と
学習上のポイント

サピックス6年生向けに毎回のNoのポイントと動画を配信している「今週の学びの話をしよう」を一覧にまとめたものです。

回によってばらつきがあるものの、7月までに習った、どこの学校で出題されてもおかしくない入試の土台となる技術の復習・典型題以外での活用方法を学ぶことが6~7割、初めて習うような応用・発展論点が3~4割となっています。

この時期は志望校・志望校に対応したSS特訓があるのか・現時点での基礎技術の仕上がり、次第によって重点をおいて取り組むべきものにはバラツキがあります。ただし、最終的には入試問題で合格点をとるためのプロセスでしかありませんので、 基礎が一定仕上がったお子様は、過去問演習を進捗のベンチマークにおきながら学習を進めていきましょう。 参考記事:【6年生後半戦】登頂に向けて〜志望校対策としての過去問の効果的活用方法〜

時期No単元名(詳細記事へ)一言メモ
9月〜12月610-21数の性質応用・発展論点が多い。ただし難易度の高いものでも近年中堅校で出題が増えている論点もあるので要注意・
610-22和差に関する問題(1)復習が殆どの回。上位陣は武蔵や灘の思考力問題と「3つの不定方程式」に取り組もう
610-23和差に関する問題(2)過不足算の復習8割。「範囲」「倍数条件」が絡んだ応用問題は最難関校で頻出。
610-24比と割合(1)意外とできない受験生が多い「の比の比」をここで徹底して押さえておこう
610-25比と割合(2)仕事算や相当算の復習が殆ど。渋幕・麻布・豊島岡で出題された難ポイントもここで習得しよう。
610-26速さ(1)受験再頻出分野「速さ」の復習。ドップラー効果のダイヤグラム・差の比例のみ上位陣むけ
610-27速さ(2)新出応用ポイントが盛り沢山。ただし中堅校でも出題されるものがあるので要注意。
610-28平面図形(1)平面図形の中でも、受験頻出の応用技術「ベンツ切り」「等高図形・等底図形」「直角重ねの直角三角形」を固めておこう。
610-29平面図形(2)応用が中心。難関校で狙われる「タイル切り」、渋幕や豊島岡など技術比重が高い学校で狙われがちな新技術「合体」などを学習。難関校志望者は疎かにせず取り組みましょう。
610-30場合の数場合の数の完全な復習。技術を利用する問題も数え上げしている場合は試験時間が足りなくなるため要注意。最難関志望者は四角錐の切断まで押さえよう。
610-31立体図形立体図形の応用技術ばかりと言えど、最難関・難関校で立体図形の出題が増えている今、最低限「全体向け」のものだけには取り組んでおこう
610-32表とグラフほぼ復習ではあるものの、表とつるかめの複合問題や、近年流行りのダイヤグラムなどを扱っており、Eでも中堅校で出題されたことがある内容。
610-33規則性難関校頻出の応用問題が並ぶ構成で、上位陣は関西最難関校で出題され、関東でも出題可能性のある「フラクタル数列」まで学ぶ回。ただ、基本問題でも「公倍数±」は5年生から6年生まで復習機会が少なく、軒並み正答率が低い問題なのでここで、しっかり復習しておこう。
610-34数の性質未公開
今週の学びの話をしよう