こんにちは。
こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。
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テキスト名 | 配信内容 |
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予習シリーズ | 全問 |
演習問題集 | 全問 |
最難関問題集 | 全問 |
今週の学び
6年生の第12回は「平面図形(3)」です。今回は「図形の移動」の単元を学習します。出題自体が決して多いわけではないものの、好む学校では非常によく出題される傾向があります。また、難問になると思考力要素を含んでくる問題も多く、一筋縄ではいかない単元でもあります。とはいえ、使う技術自体は決して多くありませんので、そこまでは確実に身につけておくことが重要になります。
以下、新出の論点や、これまで掲載が少なかった論点について挙げておきます。
️「円の周りを円が転がる」:予シリ「重要問題(チェック) 13番」、最難関問題集「応用問題B 2番(1)(2)(3)」
複数の円の周りを、同じ円が回る問題です。へっこみに円を書いて、中心同士を結んで正三角形を作図します。あとはへっこみの円が休み場所として考えて、休み場所から休み場所へと動かしていくことで作図することができます。
️「おうぎ形の転がり移動」:予シリ「重要問題(チェック) 14番」、演習問題集「ステップ①(必修問題) 8番」、最難関問題集「応用問題A 2番」
転がる瞬間は、地面から半径の長さだけ垂直に上がった場所に中心があるという性質を使って作図をおこなって、弧の部分が転がるとき、中心は真っ直ぐ地面に平行に進む、ということを使って作図することができます。
️「円の回転数=中心の移動距離÷円周」:予シリ「重要問題(プラス) 必修例題・類題 1」「発展学習 発展例題 1」「ステップアップ演習 4番」、演習問題集「ステップ③(難関校対策) 2番」、最難関問題集「応用問題B 2番(4)」
難関校を中心にまれに出題される論点です。回転数は、中心の移動距離を自分の円周で割ることで求めることができます。これをいつでも思い出せるようにしておくと良いでしょう。
️「中心見つけ→図形式で消去」:最難関問題集「応用問題 A 3番」
近年の入試ではほとんど見なくなりましたが、昔から存在する応用論点です。弧の部分に枝が突き刺さったように考えて、枝の先と他の部分は完全に同じ動きをする、ということが要点になります。今回の問題は面積を求める問題ではありませんでしたが、面積を聞かれた場合は、中心を決めにいくことが重要になることも知っておきましょう。
なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。