こんにちは。
こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。
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テキスト名 | 配信内容 |
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予習シリーズ | 全問 |
演習問題集 | 全問 |
最難関問題集 | 全問 |
もくじ
今週の学び
第18回は「一方におきかえて解く問題」で、いわゆる「つるかめ算」を主に学習します。関東圏の多くの塾では面積図で学習しますが、四谷では計算で一発で求める解法を身につけることになります。
尚、コベツバの解説では「つるかめ」「速さのつるかめ」「図形のつるかめ」などを、面積図で解いていることが出てきますが、勿論計算で解いてもらって構いません。また、計算の元となる意味は、「表を書いて、極端に寄せてスライドさせていく」考え方であり、これは他のつるかめ系の技術である「差のつるかめ」や、今回は出題がありませんが「セットのつるかめ」で活用しますので、知っておきましょう。
以下、重要な論点ごとにコメントしておきます。
つるかめ算、つるかめ算(面積図):予シリ「例題1、2」「基本問題1、2」「練習問題1、2、3、5」、演習問題集「反復問題(基本)1、2」「反復問題(練習)1、2、3、5」「トレーニング①②③」「実戦演習①③④」、最難関問題集「応用問題A-1、A-2、A-3、A-4」
手順としては、「つるかめの形に整理することができる」→「欲しいものを把握する」→「欲しいものの逆に合わせる」→「交換して近づけていく」という流れになります。つるかめの形に整理することを習慣化しておくと、「これは本当につるかめなのか?」という疑問を持った時(入試問題の難問でたまに出題があります)に、確信を持って進めることができますので、いきなり解きにかからず、是非真似して欲しいと思います。
弁償のつるかめ:予シリ「例題3、4」「基本問題3、4」「練習問題4」、演習問題集「反復問題(基本)3、4」「反復問題(練習)4」「トレーニング④」「実戦演習②」、最難関問題集「応用問題B-1【立教新座】」
増えるだけじゃなく、減る方向に向かう2つの場合がでてくる問題です。お金が増える・減る、前に進む・後ろに進む、東に進む・西に進む、階段を登る・下りる、等の問題をよく見かけますが、「どれも同じ弁償のつるかめ」と判断できるようになりましょう。手順は、「ゴールの方向に全部を合わせる」→「交換してスライドする」→「交換の際は、数直線を書いて和になることも確認しておく」という流れとなります。
差のつるかめ:最難関問題集「応用問題A-4」
難関校や最難関で、割合を使わない文章題の出題を考えた時に、「つるかめ」シリーズの中でポイントとして上がるのがこの「差のつるかめ」と、今回は掲載がありませんが「セットのつるかめ」です。全国の難関校・最難関校でまれに出題があり、優秀な受験生の中でも差がつきやすい論点となっています。
手順としては、「最終的にリードしている方を確認する」→「表を書いて最終的にリードする方に全部寄せる」→「1つずつスライドしていく」→「等差数列で解く」という流れになります。難関校志望者は意識して取り組んで欲しいと思います。
なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。