予習シリーズ 4年生 算数:下第13回 速さの表し方のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

また、『StandBy for 予習シリーズ』サービスが提供する解説動画の一部を公開いたします。
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今週の学び

第13回「速さの表し方」は、中学受験の重要分野の1つである「速さ」の導入の単元となります。今後、今回学習したことを基礎の第一段目として何段も上に積み重ねていくことになる単元ですので、今回の単元は生わかりのまま、苦手なまま置いてしまうと致命傷につながりかねませんので、繰り返して自分のものにして欲しいと思います。特に、「速さ」「時間」「距離」を使って式を作るときに、毎回「速さ」×「時間」=「距離」と言う式から当てはめるところで終わらせず、「速さ」「時間」「距離」それぞれの意味を把握した上で、感覚的に立式できる(もちろん、間違えることなく)状態まで到達して欲しいと思います。

以下、重要な論点ごとにコメントしておきます。

km/時⇄m/秒の変換:予シリ「例題・類題2」「基本問題2」、演習問題集「反復問題(基本)2」「トレーニング①」

単位換算において、km/時とm/秒を変換する場合は、3.6を使って一発で行うのが一般的です。大きな単位にする場合に「×3.6」、小さな単位にする場合に「÷3.6」と言うことを理屈まで含めて理解した上で使っていくことを勧めます。今後、5年生で速さの1分野である「通過算」を扱う時に頻繁に使うことになります。



速さの基本:予シリ「例題・類題3-5」「基本問題1、3、4」「練習問題1-5」、演習問題集「反復問題(基本)1、3、4」「反復問題(練習)1-5」「トレーニング②-④」「実戦演習①-④」、最難関問題集「応用問題A-1、A-2、A-3、A-4、B-1、B-2」

「速さ×時間=距離」「距離÷速さ=時間」「距離÷時間=速さ」と言う3つのタイプの立式訓練がメインです。公式と言うよりも「意味」を理解した上で式が作れてしまうことを実感して進めると間違わずに短時間で式を立てられるようになります。また、文章題として線分図を書く問題も今回出てきていますが、場所をたて線で書いて、横に線を書いていくと言う手法をここで身につけて欲しいとも思います。今後の速さの分野では、ここに2人以上の人物が出てきて「出会い」「追いつき」が発生していく場合、この線分図に記号を置いていく技術を身につけることになります(今回の問題ではありません)ので、まずは初心者段階として最低限の線分図の書き方も学んでもらうと良いでしょう。



 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。