予習シリーズ4年生(改訂前:2020年度以前) 算数:下第16回 立方体と直方体(2)のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

また、『StandBy for 予習シリーズ』サービスが提供する解説動画の一部を公開いたします。
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今週の学び

後期第16回は「立方体と直方体(2)」で、「柱体」を扱います。柱体の性質は「底面積がずっと続く立体」です。この性質を活用して解くのが基本の考え方で、いくつかの柱体が組み合わさった複合図形の場合、体積は分割していくつかの柱体として、表面積は「スリーバイツー(3方向×2面ずつ)」という解法で解きます。

特に「スリーバイツー」に触れておくと、前と後ろ、左と右、上と下、という組合せで同じ面積が出てくるということです。

また、応用問題ではそこに加えて6方向から「影」になる部分を出す、ということになります。特に女子難関校で伝統的に好まれるテーマですので、志望者は特に力を入れて学習して欲しいと思います。

以下では、各単元での登場回数が少なかった技術について触れておきます。

柱体の体積:予シリ「必修例題3-4」「応用例題1」「練習問題1-5」「チャレンジ問題」

これは感覚的にも分かりやすいですが、あくまでも「底面積×高さ」で捉えることを癖づけて欲しいと思います。後々、「平均の策」という応用技術を扱いますが、その際にただ3つの辺をかけたもの、として柱体を扱っていると把握しにくくなる為です。

柱体の表面積:予シリ「必修例題1-2」「練習問題1-2」、応用演習問題集「応用問題A-4」「応用問題B-2」

こちらも考え方として、「底面積+側面積」で考えて、「側面積=底面の周りの長さ×高さ」として捉えられることが重要です。難問になればなるほどこの考え方が効いてきます。表にある面を1つずつ足していく、ということをしないように注意しましょう。

スリーバイツー:予シリ「応用例題1」「練習問題3-5」「チャレンジ問題」、演習問題集「練習問題1、3」「応用問題1-3」、応用演習問題集「応用問題A-2、A-3」

立方体または直方体がいくつか組み合わさった立体の表面積を求める解法です。慣れるまではやや煩雑ではありますが、こちらも難問になればなるほど大きな効力を発揮する解法です。応用演習問題集「応用問題A-2」のように影がある場合まで視野に入れておくと、常に「影はないかな」と確認して進行できて、数え忘れをしなくなります。

 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。