最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。2024年4月7日実施、四谷大塚 第1回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。6年生にとって初めての合不合判定テス[…]
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2023年10月8日実施、四谷大塚 第4回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。
以下の記事では、過去問への向き合い方についてご紹介しております。よろしければご参考下さい。
ここではいよいよ約半年後に迫った志望校の入試に向けて、志望校の過去問（赤本）を効果的に活用した、志望校合格に向けた算数の勉強方法について、お話させて頂きます。 お子様が、過去問を活用して学びを実現して無事に志望校に[…]
6年秋の模試を受けて、どのように考えてゆけば良いかは次のコベツバradioを参考にしてみてください。
四谷大塚 第4回合不合判定テストの昨年の平均点
※以下は「男子」のデータになります。
| 平均点 | 偏差値60ライン | |
| 4科合計 | 257.0点(51.40%) | 325~330点(65.0~66.0%) |
| 算数 | 81.4点(54.27%) | 105~107点(70.0~71.3%) |
四谷大塚 第4回合不合判定テストの所感・難易度分析
コベツバの解説ではどんな悩みが解決するの？
6年生、第4回合不合判定テストでした。
全体感を見ていきますと、レベルAが84点、レベルBが66点と出来不出来が分かれやすいレベルBの配点が高く、力の差が得点につながりやすい難易度構成となりました。
また、純粋な思考力問題は大問の6番(2)だけ、最後の大問9番は純粋な思考力問題ではないものの煩雑なものを整理して進行する力がある程度問われたように感じました。
難関校・最難関校の本番の入試ではこのレベル以上の出題が一般的になりますので、しっかりと1つ1つの論点・技術を復習し、本番で姿かたちを変えて出題されたときに攻略できるように仕立てることが重要です。
ここから先は、弱点の補強と志望校対策の2本立てが戦略の柱となります。
そのうちの弱点の発見と補強に使って欲しいと思います。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■2番(6)：同じ色を使う場所でパターン分け
5ヶ所、4色を全部使って色塗りということで1色を2ヶ所に塗る必要があるので、パターン分けで攻めると判断します。
■4番(2)：等高図形(割合有)、ピラミッド
一辺を3と置いて等高図形で攻める方針が取れるかが最も重要な問題でした。
■5番(2)：約数の逆数の和
全国の難関校を中心に散発的に出題されている約数の逆数の和の問題です。
約数の和を元の数で割れば出てくるという性質があります。
今回の問題では自分で実験して導き出せたかもしれませんが、本番の入試で突然出題されても正解できるようにしておきましょう。
■6番(2)：読解、着眼点を探す
一見するとどう考えて良いのか迷う問題ですが、折線が0.5cm単位であるということは変わらず使用して良いことと、差がどこでついているかに注目すれば解くことができます。
■6番(3)：上底+下底で捉える、30°問題、円の転がり移動の作図(外回り)
単なる転がり移動に加えて、長さの和で捉えることや、30度問題を絡めて応用性を増した問題でした。
とはいえ、知っていることばかりの課題でもあり、ここはクリアして欲しい問題でもありました。
■7番(2)：LCMセット(基本)、群数列、フィボナッチ数列
8個ごと繰り返し、6個ごと繰り返しということでLCMセットを書く選択できるかどうかが問われました。
■8番：円周角=90°、角速度求め、真ん中影武者
(1)、円の中の直角三角形＝2点が直径という円周角の考え方を取り出せるかを問う問題でした。
(2)、真ん中影武者の典型です。
丁寧に解釈して何と何の真ん中が、何とぶつかるのかを捉えれば簡単に解くことができます。
■9番：柱体の表面積、水の入る順序と正面から見た図
終始、柱体の表面積の考え方で正面から見た水の量で進行する煩雑な問題でした。
煩雑でややこしくなりそうなものを整理して間違いなく進行することができるかどうかが問われました。
四谷大塚 第4回合不合判定テストの算数解説動画
今回の記事では、第4回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、8～9番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、 (時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、合不合判定テストを4回分(第3~6回)セットでご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月（2023年10月なら2024年10月）に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。
1~7番
8～9番
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