サンデーサピックス:SS特訓のプリント概要(SS単科・SS志望校別の解説配信)

今回の記事では、第7回SS特訓単科・志望校別のプリントの概観をそれぞれのプリント別にご紹介致しますが、SS特訓全般への取り組み方、復習テストに向けた学習法、やるべきことの優先順位は以下をご覧ください。

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ここでは、9月からスタートするサピックス志望校別特訓「SS特訓」の志望校別講座・単科講座(解法力/思考力)の概観をご紹介いたします。志望校別講座については、プリントの種類や講座の概要を、単科講座に関しては、子供達の学習状態や課題、[…]

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こんにちは。

SSも第7回。ちょうど折り返し地点、入試まで100日を切りました。
復習テストがあるのもNo11までの後4回分、残りの3回は実際の試験を意識した模試形式となります。

冬節講習ではSSの1-11の再復習テストがおこなわれるクラスも例年多いものですが、そのほかにも新しい難問に取り組んでいくことになります。
通常入試まで3回出会うこと(非常に賢いお子様のみ1-2回)で、入試で別の形で出題されても問題が解けるようになるのですが、SSで初めて習った発展技術はどうしても復習回が少なくなってしまいがちですので、技術の吸収をまずは優先していきましょう。

それぞれのプリントの重要な問題は以下の通りです。

SS単科(思考力・解法力)

図形問題の特訓

<共通>
▼4番:円の周りを円が転がる・回転数=中心の移動キョリ÷円周

円の周りを円が転がるタイプの問題には、解き方の型がありますので、それをまずはすぐに取り出せるようになりましょう。また、回転数の公式も忘れた頃に問われる場合がありますので、いつでも自分で思い出せるようにしておきましょう。

▼5番:半分パズル
半分パズルは色んな場面で活用することが多い為、自由自在に使えるようになっておきましょう。

<応用>
▼2番(2):直角クロス

正方形や長方形の中での折り返し問題における、相似形の発見方法です。直角〇×とは異なる形の相似を発見できる場合が多く、難関校志望者は是非身につけておきましょう。

解法力講座

「重要かつ頻出」はどこの学校を受けるにおいても欠かせない問題ですので、丁寧に押さえておきましょう。

<共通>
▼A-2番:植木算×約数線分図

植木算と約数線分図を合わせた問題で学校レベルを問わずよく出題されます。最後の求め方まで含めて完璧におさえておきたい問題です。

▼B-4番:周の延長解法・相似
周の延長解法と相似を用いた典型的な図形の規則性です。これらもなんとなくではなく、狙って技術的に解けるようになると時間短縮・正答率向上に繋がります。

▼C-4番:規則性の発見
問題が聞いていることを順番に調べて行くことで規則性を発見するというプロセスを必ず使えるようになりましょう。規則性の発見の基本の考え方です。

▼D-3番:空きビン問題
空きビン問題の整理方法や、求め方は確実に身につけておきましょう。こちらも頻出です。

<応用>
▼E-1番:格子点切り

長方形を作ってしまって、斜めの線上に乗る個数を求めるために「格子点切り=GCM+1個」を使うと、短時間で処理することができます。出題頻度は低いものの、有名な問題です。

思考力講座

今回の重要問題は、難関・最難関で好まれる「規則性の発見」がテーマになります。

▼実力テスト1番
前回に引き続き「規則性の発見」の問題です。ある程度書くことで、規則性を発見していく問題ですが、早とちりをしてしまい、全て同様に増えるという判断をしてしまうと全滅してしまいます。規則性の発見の問題は「本当にその規則になっているのかな」という検証の姿勢を持って進めることがこの問題に限らず大切になります。

▼No.25 2番
こちらも規則性の発見です。整理方法を工夫しながら規則を発見して活用することが求められます。こういった問題を整理して一発で規則を発見して対応できる状態にまで仕上げておくことが望まれます。

▼No.26 1番
(2)は難易度の高い規則性の発見ですが、丁寧に味わって問題が聞いている個数について調べていくことで答えに到達することができるはずです。是非じっくりと取り組んでみてください。


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SS志望校別

SSKA

▼速さ×時間、面積=距離のグラフ:①-1、④-1
一度でも経験してしまえば、決して難しくありません。通常のダイヤグラムのグラフと違って速さが縦軸にあることで、「距離=面積」になります。

▼キョリ一定・速さのの比の比:①-2、②-2、③-1(1)
開成の線分図系の「速さと比」において、「キョリ一定」と「の比の比」で処理していくものが非常に多く、しっかりと使いこなせる状態で入試本番を迎える必要があります。

▼ダイヤグラムの距離一定:③-1(2)
「出発到着がバラバラの出会い追いつき→ダイヤグラム」というのを常に取り出せるようになっていると、この(2)の2つの問題を見た段階で一気にダイヤグラムを書く選択を取ることができます。


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SSOU

SS志望校別の7回目です。今回は「解法がわかっても答えが合わせにくい」という桜蔭特有の難しさ・細かさが問われる問題が多く、一発で答えを合わせられるように訓練しておくべき問題が並びました。

▼規則性の発見と利用:➀-Ⅰ、③-Ⅰ、④-Ⅱ
整理する→規則性を発見する→発見した規則を活用して答えを求める、というプロセスで解きに行く問題で、こういった問題が短時間で合わせられるかどうかで勝負が分かれる傾向にあるのが桜蔭入試と言えます。 ④-Ⅱ番は、桜蔭で見かける規則性の発見系の思考力問題。(3)が厄介ではありますが、なんとか攻略できる様にしておきたい問題です。白黒論法の解法はあくまでも参考程度にとどめて構いません。

▼整理方法の工夫と規則性の活用:③-Ⅱ、④-Ⅰ
水問題の中で規則性を組み込んだ問題です。解法自体に特徴的なものはありませんが、自分なりに整理の型を身につけて、答えまで正確かつ迅速にたどり着けるかが問われる桜蔭らしさが表れた問題です。

▼規則性の発見と利用:②-Ⅰ、③-Ⅰ
整理する→規則性を発見する→発見した規則を活用して答えを求める、というプロセスで解きにいく問題で、こういった問題が短時間で合わせられるかどうかで勝負が分かれる傾向にあるのが桜蔭入試と言えます。

▼柱体の体積、柱体の表面積、平均の策:➁-Ⅱ
(3)2方向からのくりぬき。キレイな形ではないので、丁寧に増加部分と減少部分を抑えて求めにいく難問ですが、一回は自分の手で答えを合わせられる様にしておきたい問題です。本番では取りに行くか、一旦回避するかの判断に迷う問題です。


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SSAZ

▼エスカレーター(動く歩道):①-1、②-1、③-1
様々なタイプのエスカレーター(動く歩道)ですが、使う技術内容としては決まり切ったものが多いのが特徴です。③-1の場合は、「歩いた歩数の比=時間の比=距離の比」という使い方ができる点も抑えておきましょう。

▼速さの和差で距離一定:④-2
動く歩道の問題ですが、こちらは流水算のように考えて解くタイプの問題ですが、和差で距離一定を用いる麻布らしい問題と言えます。

▼三角形を囲む円の動ける範囲:①-2
「一点を固定して、直径を動かす」というのが動かし方のポイントになります。

▼作図と相似の利用:①-3、③-2
角に図を書く→平行線で結ぶ、更にその上で相似を含めた図形の性質を用いて解くタイプの問題で、緻密な作図を要求する問題です。大事な部分を丁寧に、緩急をつけて作図できるようになりましょう。


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JG特訓(女子学院中学校入学試験対策)・女子学院対策

<JG特訓(女子学院中学校入学試験対策)>
2018年の数値替えセットでした。
全体としては、いくつか解きにくい問題もある中で得点できるところをもれなく確実に抑えられるかどうかが勝負になったと推測することができます。

■1番(5):等積変形
難しかったかと思います。まず、同じ長さに着目した上で平行四辺形を作ること、求める方と反対側を等積変形で動かす必要があるなど、工夫が散りばめられた問題でした。

■4番:約数個数からの逆算、3個の約数
約数関連の応用技術を連続して使わせる問題。数の性質系の技術にどれだけ習熟してきたかで決まったと推測します。

■5番:過不足算
先生を抜いた形での生徒の不足数を考えるところに工夫が必要になりました。

■7番(2):フローチャート、食塩水分数
難しいというより、煩雑さ対応能力が求められました。本番ではなんとか制圧したい問題ではありました。

<女子学院対策>
2番の二等辺見つけ、3番の面積パズルはJGにおいても頻繁に出題される論点なので、少し難しくされた場合でもなんとか解けるようにしておきましょう。


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SSKT

SS志望校別の7回目です。今回は点移動のグラフを活用した発展的問題が中心の単元です。
以下、論点ごとに並べてコメントします。
▼公倍数±:①-2番
点移動の問題ですが、「同時に頂点につく」ということで、数の性質の公倍数±の考え方に帰着することができるもので、この考え方自体はよく出題されていますので、丁寧に抑えておきましょう。

▼①秒後解法:②-1番
2点以上が移動する場合に「●●になるのは何秒(分)後」と聞かれた場合、①秒後に問題文が要求している状態になった時の図を書いて求めにいく解法です。様々な場面で使うことができるので、こちらも丁寧に抑えましょう。

▼グラフの利用:②-2番、③-1番
グラフを書いて、その交点を活用する手法は稀に出題されますので、この問題自体というよりも発想を身につけてください。③-1番(3)は難易度が高い為、見送ってもらっても構いません。

▼ものづくりの仕事算:③-2番
女子学院や雙葉といった女子最難関で出題されている「ものづくりの仕事算」は、「他の人が作っているもの同士を合わせてはいけない」というルールがあります。例えるなら、二人が作っている「センベエ」や「クッキー」を合わせることはできない、ということです。その為、解法を変えて、「それぞれが1個作るのにかかる時間」を求めて、「LCMセット+内訳」を書いて処理する必要があります。


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SSWA

SS志望校別特訓の7回目、今回は「平面図形」です。早稲田では大問2番が図形(平面と立体)、年度によってはそこに加えて別の大問でも平面図形が出題される程の頻出単元です。またその難易度も高度な技術的問題が多いのが特徴です。今回掲載されている②-2番や③-1番など、出題自体は珍しいものの面白い論点を出題する傾向にありますので、貪欲に吸収して欲しいと思います。

▼②-3番、③-2番:正面から見た図、直角◯×
まず球が出題された段階で身構えてしまいますが、実は正面から見ると球は円となり平面図形の問題になっていきます。円に接する直線に対して直角が出来る作図さえできれば、あとは易しいです。

▼②-2番:加比の理、等高図形(割合有)
「台形の上底の長さがない」ということで、「比がそろってようやく求められる」という発想を持つことができるかが勝負の鍵となります。解説にあげている綺麗な台形のイメージをすぐに発想できるようになりましょう。その上で探す姿勢を持てればおしまいです。

▼③-1番:角度の和を移動させていく
出題自体は非常に少ない問題ですが、「角度を集めていく」→「集めた角度と同じ場所を探す」姿勢を持つことができれば、見つけられる問題です。こういったアプローチもあるということを頭の片隅においておくと良いでしょう。


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SSKF

SS志望校別の7回目です。今回は「図形の移動」です。一筋縄で行かない煩雑な問題も多く、注意が必要な単元です。

▼回転数の公式、円の周りを円が転がる:①-1番
両方とも知識問題と言えるもので、慶應受験生としては軽くこなせるようになっておく必要があります。

▼転がり移動の作図:①-3番、②-1番、②-2番
割と転がりの回数が多い問題を出題する傾向があり、丁寧かつ迅速に作図できるように訓練しておく必要があります。難しくはないものの、速さと正確さが問われる問題です。

▼扇形の転がり移動、扇形の周りを扇形が転がる:②-3番、③-2番、③-3番
転がり移動の難問という場合、まずはじめに上がるのがこの扇形の転がり移動です。基本から応用までしっかりと身につけておきましょう。

▼正方形(直角二等辺)づくり:③-1番
前回に引き続きこのポイントです。慶應だけではなく、難関・最難関の流行りのポイントであり、必ずマスターして欲しい技術です。


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SSTJ・SSSJ

<SSTJ>
▼差のつるかめ:②-1番

2019年に女子学院・麻布で出題された「差のつるかめ」ですが、問題を読んですぐに解法を選択できるようになりましょう。

▼3つのつるかめ:①-1番(6)、③-2番(1)
これもよく出題される3つのつるかめ。デイリーサポートでも何度も経験していますが、ここで改めてすぐに解法が出てくるか確認しておきましょう。

▼の比の比:①-1番(3)、①-1番(4)、②-3番(2)、③-2番(2)
割合の文章題で最もと言って良いほど問われることが多い「の比の比」。そろそろ自由自在に扱えるようになっておきましょう。

▼立方体の斜め傾け:④-1番(2)(3)
斜め傾けの切断の切り口を使う問題です。2019年に豊島岡で出題された切り口でもあり、志望者は必ず抑えておきましょう。

▼前の結果利用の表:④-3番(2)
連続NG→前の結果利用の表、という発想を持つことと、正しく答えに到達できるように身につけておきましょう。

<SSSJ>
▼の比の比:①-2番(1)、②-1番、③-1番(3)、③-1番(4)、④-3番(2)
割合の文章題で最もと言って良いほど問われることが多い「の比の比」。そろそろ自由自在に扱えるようになっておきましょう。

▼残りの→二段線分図:①-1番(4)(5)、②-2番
「残りの」→と来た場合に、すぐに発想できるようになることと、細かな違いがあった場合にも対応できるように訓練しておきましょう。

▼差のつるかめ:④-1番
2019年に女子学院・麻布でも出題された「差のつるかめ」ですが、問題を読んですぐに解法を選択できるようになりましょう。

▼3つのつるかめ:③-1番(6)
これもよく出題される3つのつるかめ。デイリーサポートでも何度も経験していますが、ここで改めてすぐに解法が出てくるか確認しておきましょう。


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SSMS

SS志望校別特訓の7回目、今回は「水問題」が中心の単元です。通常、難関校・最難関校でも「水問題」は難問が少ない分野ではあるものの、さすがは武蔵でここの難易度は比較的高いです。ただし、「一皮剥けば、知っている技術で確かに解くことができる問題」が多い為、まずは丁寧に「はじめと終わりの作図」「各状況の作図」を行うことが非常に大切です。

▼②-1番:棒入れ(水面に出る)→底と高が逆比、棒入れ(水没)
一見すると難しそうに見えますが、3つの入れ方の図を書いてしまえば、実は切り込んでいく先は見えやすい問題でした。こういった「歩き出す前はすごく高い山に見える問題」は、まずは「書いて整理して、切り込み口を探す」ということを出来るかどうかが勝負になります。

▼②-2番、③-1番:石入れ
「水面より下に入ったものの体積=石の体積」として捉える技術と、丁寧な整理ができれば解くことが出来る問題です。

▼②-3番:状況図を書いて整理
引き上げていくタイミングごとの図を書いていけば実は難しくありません。ここも難しそうに見える問題の印象に負けず、まず初手で図をかけるかどうかが勝負です。


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SSFU

SS志望校別特訓の7回目、今回は「整理」「周期の利用」「平面図形」が多く掲載されている回となります。今回もまた雙葉の特徴的な傾向を持った単元となります。特に思考力の1つである「整理」することが要求される問題は、あまりこれまでの学習では重点的に訓練する機会が少なかったので戸惑う人も多いかと思いますが、学校側が好む部分でもあり頑張って慣れていってほしいと思います。
以下、特に重要な問題に対してコメントしておきます。

▼②1番、2番:整理、比例
整理をしていって最後は比例で片付けるタイプの2問です。それほど難しくはありませんので、ここまではストレスを感じることなくクリアできるようになってほしいところです。

▼③1番、2番、3番:同じところ付け足し
どれも「同じところ付け足し」をテーマとした問題が並びました。離れた部分の差だけではなく、和が与えられた1番のような場合や、2番のように複数の場所との差といったケースでも想起できるようになっておきましょう。

▼④1番、2番:読解、整理、周期の利用
典型的な思考力「整理」の応用問題で骨が折れるタイプの問題です。丁寧に整理していくことで最後の小問以外はまず確実に得点できるようにしてほしいところです。本番の入試では、最後の最後の小問は時間や他の問題との兼ね合いで取りに行くかを決める問題ですが、ここでは訓練としてしっかりと最後まで正解できるようにしておきましょう。


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SSFE

SS志望校別特訓の7回目、今回は「速さ」と「平均の思考力問題」です。フェリスの「速さ」については多くはそこまで難易度が高くはなく基本的には合格の為には点を落とせないことが多い単元となります(勿論、稀にフェリスらしいレベルの高い問題の出題もありますが)。逆に言いますと、速さの一般的なテキストに掲載されているレベルの問題は確実に身につけておく必要があるということでもあります。

▼①-1番、①-3番、②-1番、②-2番、③-1番、③-2番:キョリ一定、時間一定
速さと比の基本技術です。ここは問題なくできるかどうかを確認してもらい、もし穴がある場合はテキストに戻って補強していく必要があります。

▼①-2番、③-2番:速さの和で距離一定、速さの差で距離一定
速さの応用技術ですが、ここまでは確実に身につけておく必要があります。等距離の出会い、等距離の追いつき、と来た場合に「速さの和」「速さの差」を自然に取り出せるようになりましょう。

▼②-3番、③-3番:平均×個数=合計、試行検証
フェリスらしい思考力問題ですが、まだ解きやすい方に入る問題です。複数の平均と合計の関係を整理した上で、範囲や大小関係に注意しつつ試行検証して解いていく問題です。


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SSOG

▼ガ型隣辺比:A-1(2)
あまり使う機会がないものの、今回のように使うと答えが速く求められる技術です。理屈としては「パタンと倒すと普通の隣辺比」であることも抑えておきましょう。

▼同じ角度・四角形注目:A-2、A-3
折り返しにおいて同じ角度が沢山出てくる場合のA-2、また多角形(今回は四角形)の内角の和に注目して解くA-3、そこまで頻出ではありませんが、できて欲しい問題です。


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SSKK

SS志望校別特訓の7回目、今回は「規則性」です。①が基本問題、②が応用問題となります。①で間違えてしまう場合は、テキストに戻って復習をしてほしいことと、②は初めて見る技術・論点もあろうかと思いますので、ここで学習しておきましょう。

▼②-1番:あみだくじ
「隣同士を交換する→あみだくじの交点」という発想を持つことができれば書いて数えるだけで処理することができます。

▼②-3番:入れ替わり周期
こちらは中堅校から最難関校まで多くの学校で出題がある「入れ替わり周期」の問題です。周期のセットで分類してLCMをとっていくというのが王道の解法になります。ここで身につけておきましょう。


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SSKD

SS志望校別特訓の7回目、今回は「規則性」です。

▼2番:個数増殖の群数列(別解:平方数の和)
個数増殖の群数列の整理方法が確実に備わっているかどうかを確認すると共に、平方数の和の技術も頭に入れておくと良いでしょう。

▼4番:五角数・六角数
五角数・六角数は中堅校から最難関校まで偏差値帯を問わず出題され続けている論点ですので、確実に身につけておきましょう。


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SSKJ

SS志望校別特訓の7回目、今回は「立体図形」「水問題」です。

▼2番・3番:水量一定→底と高が逆比、棒入れ(水面に出る)→底と高が逆比
「はじめと終わりの図を書く」→「変わらないものの体積に着目」という流れの中でそれぞれの部分が底面積の比か高さの比かが分かれば、逆比で解決することができます。


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SSKW

SS志望校別特訓の7回目、今回は「規則性」です。

▼1番:真ん中平均
「縦横のマス目があるものでも真ん中平均が使えることがある」という考え方は常に頭の片隅においておきましょう。そして使えることを検証した上で、使うことができれば非常に短時間で答えに到達することができます。

▼2番:フラクタル数列とままこだて
発展的論点で、最難関校・難関校で散発的に出題がある論点ですが、実は身につけてしまえば全く難しくありません。フラクタル数列の解法を身につけた上で、この「ままこだて」が奇数系か偶数系かどちらのフラクタル数列を描くことを順番に調べていけば、簡単に求めることができます。


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