今回の記事では、第6回SS特訓単科・志望校別のプリントの概観をそれぞれのプリント別にご紹介致しますが、SS特訓全般への取り組み方、復習テストに向けた学習法、やるべきことの優先順位は以下をご覧ください。
ここでは、9月からスタートするサピックス志望校別特訓「SS特訓」の志望校別講座・単科講座(解法力/思考力)の概観をご紹介いたします。志望校別講座については、プリントの種類や講座の概要を、単科講座に関しては、子供達の学習状態や課題、[…]
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こんにちは。
SSの第6回、SS全14回も折り返しに近づいて参りました。
第1回からの内容を習ってから約1ヶ月半が経過してきました。毎週のルーティンで忙しいところではあると思いますが、できれば第1回から間違えた・合っていたけど不安な問題を復習しておくと良いでしょう。
これまでの平常授業ではマンスリーのタイミングで必ず復習が出来ていたからこそ定着できていた技術も、SS特訓は翌週の復習のみとなり、どうしても定着が弱くなりやすいものです。
完全に忘れてしまう前にもう一度思い出しておくことが非常に効果的かつ効率的です。特に、開成・桜蔭・麻布・駒東プリントは初めて習う技術が多く、定着が重要となります。
それぞれのプリントの重要な問題は以下の通りです。
SS単科(思考力・解法力)
図形問題の特訓
<共通>
▼4番:中心と結ぶ・30°問題
・中心と結ぶの原則に従って、補助線を自分で書き込むこと
・30°問題で二等辺三角形の面積を求めること
ができるかが試される問題です。
▼6番:ダブルチョウチョ
お決まりのようなダブルチョウチョで、ここまで誘導が付いているのは珍しいですが誘導がなくてもできるようにしておきましょう。
<応用>
▼5番:直角◯×
立体ですが、正面から見ると平面になります。そうすると、
・二等辺三角形で垂直二等分で直角
・直線と円が接している=直角
ということで、直角◯×に持ち込むことができます。
解法力講座
「重要かつ頻出」はどこの学校を受けるにおいても欠かせない問題ですので、丁寧に押さえておきましょう。
<共通>
▼A-4番、B-2番、C-2番:全体=かかった時間のLCM○
仕事算の基本的な置き方、当たり前のようにできるようになりましょう。
▼A-3番:反対購入の差集め
こちらも定番の問題です。解法は色々とありますが、できるようにしておく必要があります。
▼C-3番:積同士の差→面積図
2つの項目同士の差と、積同士の差がわかっている場合、面積図を書くことで綺麗に対応することができます。こちらも問題を読み切ってすぐに取り出せるようになると強いです。
▼C-4番:等量交換
食塩水の頻出論点で、いつまでもできないままで置かれがちなものです。そろそろマスターしておきましょう。
▼E-1番:不定方程式・あまりの世界
不定方程式で1つ目のセットが見つけづらい場合、あまりの世界を活用できるようになると非常に強いです。この問題を短時間で解けるかどうかで不定方程式の習熟度が見える問題と言えます。
<応用>
▼D-4番:連比・食塩水分数
濃度同じ=食塩水分数の大きさ同じ、ということを活用する問題ですが、それ以上に重要なことは「連比の取り方」です。和の項目を出してそこで揃える問題ですが、発見のしにくさに難しさがあります。
思考力講座
▼実力テスト1番典型的な「規則性の発見」の問題です。
書いて整理→自分で規則を発見→その規則を活用、というところまで型として身につけることが重要ですので、おさえておきましょう。
▼実力テスト2番・4番
小問が進むにつれて難易度が上がっていくタイプの数の性質の問題です。
2番は前の小問を整理して味わっていく中で見つけたことを使うこと、4番は「これは大変だな」と思った時に、「他に何か手がかりや切り口はないかな?」という発想で「大きな素数」に着目出来るかがポイントです。
▼No.21 1番
整理方法の工夫が試される問題で、女子最難関志望者は特に「どうまとめるのか」を意識して取り組んでみて欲しい問題です。
▼No.23 2番
変則的なじゃんけんで、こちらも整理方法をいかに工夫して求められるのかが問われます。そこさえ間違えなければ決して難しくありません。
スタンバイ SAPIX(サピックス解説・対策)では、「SS特訓単科講座」の中で取り組むべき重要問題をピックアップし、解説動画と一部ポイント動画を配信しております。ご確認の上、「重要」の問題を中心に取り組んで頂ければ幸いです。「応用」については上位帯向けの問題となりますので、ご家庭にてご判断ください。
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SS志望校別
SSKA
▼同時スタート戻り=リピート開始:①-2、②-1
同時にスタート場所に戻る=スタート状態に戻る、という発想で「そこまでの物語さえ調べれば、あとはリピート(繰り返し)」となります。
この考え方をいつでも想起出来るようになる必要があります。今回の①-2のように特定区間注目のダイヤグラムを絡めた問題がよく出題され、この問題ごとしっかりと身につけると良いでしょう。
▼速さの比例式:③-1
開成の有名な問題ですが、線分図バージョンでも稀に出題されることがあります。時間一定・距離一定が効かない形で数値が与えられている場合に、想起出来るようになりましょう。
▼思考力問題:②-2、③-2、④-2
どの問題も例題や小問を意図的に丁寧に味わっていくことで次の小問を解くための鍵を手に入れることが出来る問題です。こういったタイプの問題は1つずつの問題を「ただ解く」のではなく、「整理して解く」「何か発見できないか探しながら解く」という構えが重要です。それぞれの問題のポイントは問題独自のものですので、問題に向き合う構えを意識して欲しいと思います。
SSOU
今回は頻出テーマを扱う為、特に力を入れて学習することをお勧めします。
▼ダイヤグラム:①-Ⅰ、②-Ⅰ、③
ダイヤグラムの処理方法としての相似・距離一定・回数と範囲の推論、に加えて「出発到着時間がバラバラの出会い追いつき」では、処理するためにダイヤグラムを書く習慣を桜蔭志望者は特に意識して身につけると良いでしょう。学校側がダイヤグラムを好んでいることもあり、習熟度を高めていくことが実際の入試に活きてくると思われます。
▼不定方程式・あまりの世界:①-Ⅱ、④-Ⅰ
不定方程式とあまりの世界をセットで自由自在に使えることを要求する問題は実際の入試でも多く出題されている為、徹底的に訓練して欲しいと思います。このタイプの問題は「やり方を知っている」ではなく、「答えが迅速かつ正確に求められる」かどうかまでを意識する必要があります。
▼真ん中影武者:②-Ⅰ、③-Ⅰ
非常に有名なダイヤグラムの真ん中影武者の問題です。古今東西の入試問題の中でもかなりレアなものではありますが、桜蔭での出題があることから、ここで抑えておくと良いでしょう。
▼整理方法の工夫:④-Ⅱ
桜蔭らしい整理して調べ上げていく、調べる中でも細かな工夫を行っていく対応の問題です。同じ問題は出題されないものの、整理の型に慣れておく意味でも自分の手で正解できるところまでやっておくと良いでしょう。
SSAZ
▼同時スタート戻り=リピート開始:①-1、②-1
同時にスタート場所に戻る=スタート状態に戻る、という発想で「そこまでの物語さえ調べれば、あとはリピート(繰り返し)」となります。この考え方をいつでも想起出来るようになる必要があります。今回の①-1のように特定区間注目のダイヤグラムを絡めた問題がよく出題され、この問題ごとしっかりと身につけると良いでしょう。
▼共通範囲・ダブル切断:①-2、②-2、③-1
比較的見えやすいものの立体図形の応用技術である「共通範囲」「ダブル切断」の問題です。立体を捉え方を作図方法まで含めて自分のものにする必要があります。今回掲載の問題は、そこまで難易度が難しい「共通範囲」「ダブル切断」の問題ではありませんが、今後更にこれらのポイントを使った問題が出題される可能性があります。
▼異なる経路のダイヤグラム:④-1
異なる経路の出会い・追いつき→発生区間注目してダイヤグラムという発想を持てるようになりましょう。多くの難関校で頻出のテーマです。描くことさえできれば、あとはそれほど難しくはありません。
JG特訓(女子学院中学校入学試験対策)・女子学院対策
<JG特訓(女子学院中学校入学試験対策)>
2023年の数値替えセットでした。
問題の多くが比較的解きやすい問題で構成されており、古い時代のJGのイメージに近しい難易度だったのではないかと思います。取りこぼしなく、得点できる問題を確実に仕留めることが求められた印象を持ちました。
■1番(4)ウ:対称性の利用 (45°線・30°線)
ひし型の対角線として引かれている線から、対称性を活用して求めることができます。
■3番(3):方向付き群数列
方向付き群数列の応用問題でした。通常の方向付きの数列に加えて、ついたり消えたりすることが入ってきていますので、「初めの状態に戻る=1セット」として考えることができれば、綺麗に解くことができます。
■5番(2):整数の割り算と約数、素因数分解
パターン分けをした上で、大きな数の約数を探っていけばいいことに気づくことができるかどうかが勝負でした。
■6番(2)(3):上から見た図で整理、後ろから試行検証
それほど出題が多くないものの、まれに難関校で見かけるサイコロの転がした面の話ですが、上から見たサイコロを描いて整理するということができれば(2)はクリア。
(3)は後から戻して試行検証していく姿勢があれば、すぐに見つけることができる問題でした。
<女子学院対策>
1番(2)の中心と結んだ上で全体を求めて引く方針の問題や、2番の平行線利用の角度の問題はしっかりと学習しておきましょう。
3番の3つの相関表はごくまれに出題されるケースもあるので、知っておくと良いでしょう。
SSKT
今回は数の性質と規則性を混ぜた応用問題が中心です。
▼線対称・30°問題:①ー3番
作図が鍵を握る問題ですが、その作図の際に線対称で垂直二等分の「直角」を意識できることと、30°問題が合わさった非常に綺麗な問題です。解説でもそうですが、一旦は仮で書いた後に検証して正確な図を書き直すという試行検証のプロセスが必要になる良い問題で丁寧に味わって身につけてほしいです。
▼連続切断→有名三角すい:②ー1番
連続切断から有名三角すいという定番の問題です。有名三角すいを扱う問題は最難関校で頻出の為、この問題ごと丁寧に身につけておく必要があります。
▼くり抜きの表面積=底面の周り×高さの和:③-1番 表面積
柱体の表面積の技術を活用して、「底面の周り×高さの和」と捉えることで、一気に求めることができます。この求め方を使う問題も多く難関校で出題されている為、方法自体を手の内に入れておく必要があります。
▼四角すいの切断→断面図→半分に割って隣辺比:③-2番
四角すいの切断で、「断面図で検討して辺比を求める」→「半分に割って、三角すいの隣辺比でトドメを刺す」という典型的な応用・発展問題です。四角すいの切断では、ここまで出来るようになる必要があり、入試に出題された場合、差がつきやすい論点です。
SSWA
SS志望校別特訓の6回目、今回は「文章題」で、難易度的に易しく中休み的な単元となり、基本的な技術を使う問題の確認が主になっています。ただし、③-1番と③-3番の濃度を決めた時の食塩水分数での分子(つまり食塩の量)の置き方については、確実に身につけておいて欲しいと思います。
▼③-1番、③-3番:食塩水分数
両問とも鍵になるのは、「濃度を記号で置いた時に、食塩水分数の食塩の量を、その記号を用いて表現できるか」と言うことです。そこさえクリアできれば、そこまで難易度が高い訳ではありません。食塩水の難問でこの置き方を持っていると一段進化しますので、確実に身につけてもらいたいと思います。
SSKF
SS志望校別の6回目です。今回は「平面図形」です。基本的な問題に紛れて差がつく応用論点も含まれており、そこを意識して学習する必要があります。
▼等積変形:①-4番、②-2番
「平行線の枠の中に三角形がある」→「等積変形で頭をずらす」という発想をいつでも持っておく必要があります。この問題も一手目でその操作を行うことができれば、そこまで難問ではありません。
▼正方形(直角二等辺)作り・円周上の点から中心見つけ:②-3番
半径×半径を出させることは明らかですが、45°以外の斜めの線の場合、正方形づくりを行う必要があります。現在の難関校の入試算数のトレンドでもあり、必ず身につけておきましょう。また、今回の問題ではほぼ自明でしたが、円周上の点から中心を求めることもできるようになりましょう。過去に出題されたことがあります。
▼直角クロス:③-1番別解、③-2
直角◯×と同じく、直角三角形型の相似形を見つける方法です。特に、今回のような長方形の折り返し問題で、「折り返し線対称」→「垂直二等分」という流れで使うケースがあり、直角◯×で見つける場合とは別の相似を発見して解くことができます。
SSTJ・SSSJ
<SSTJ>
▼1分①おきと面積パズル:①-1番(4)(5)、②-3番、③-1番
そろそろ①面積パズルを自由自在に使いこなしていけるようになりましょう。女子難関校でも頻出です。また②-3の「つるかめ」や、③-1の「逆比」などもよく見かける応用問題の為、丁寧に身につけておく必要があります。
▼ダブル切断・共通範囲:④-1番
立体の応用問題として頻出テーマであるダブル切断と共通範囲の問題です。出題された場合に必ず全体の正答率が崩れ、出来が分かれてしまう問題ですので、ここで訓練しておきましょう。
<SSSJ>
▼1分①おきと面積パズル:①-1番、②-2番、②-4番、③-1番(4)(5)、④-3番
そろそろ①面積パズルを自由自在に使いこなしていけるようになりましょう。女子難関校で頻出の問題です。また④-3の「つるかめ」もよく見かける応用問題の為、丁寧に身につけておく必要があります。
▼個数増殖の群数列:③-1番(3)、④-2番
個数増殖の群数列の整理方法は確実に身につけておきましょう。丁寧に整理してルールを確認することが出来れば、そこから先は決して難しくありません。
SSMS
SS志望校別特訓の6回目、今回は「場合の数」「平面図形(割合有)」「文章題(割合無)」の分野を学習します。特に「場合の数」においては、御三家共通の「不定方程式」「あまりの世界」を中心に学習します。
また、「あまりの世界」あるいは④-1のような「あまり分類」として単体で出題されることもあり、この論点については深く理解しておく必要があります。
また、「文章題(割合無)」についてはそれほど難しくありません。「弁償のつるかめ」「じゃんけんの和差注目」の典型問題ですのでこちらは出来なかった場合に復習しておく程度で良いでしょう。
▼②-1番(1)、②-2番、③-1番、④-1番:不定方程式、あまりの世界、あまりで分類
まず、②-1の「不定方程式」「あまりの世界」をセットで活用していく形は学校によらず出題されますので、こちらは確実に身につけておきましょう。その上で「あまりの世界」単独で活用していく②-2番や③-1番のような問題ですが、「普通にやると面倒だな」と感じるその感情を大切にしてほしいと思います。そこで「じゃあ、あまりで分類してみよう」と言う発想を持つことができれば相当強くなります。
▼①-3番、②-4番:積の組合せ探し
今回は2問とも解法が見えやすいものでしたが、切り口が隠されている難問で使う場合が多い技術です。結局は「約数セット」に持ち込むのがポイントで、3つの場合も最初の1つを決めて、残りの2つで約数セットをかけると言うのが流れになります。
▼②-1番(2)(3):作れない大きさ→大きい方を一行の表
出題頻度はそれほど高くないものの、いざ出題されると身につけているかどうかで得点差に繋がりやすい技術です。ここで確実に復習しておきましょう。
SSFU
SS志望校別特訓の6回目、今回は「整理」「平面図形」あたりの問題が多く掲載されている回となります。いずれも雙葉の特徴ですので、苦手な意識を持つ人も多いかと思いますが、頑張って攻略できるように自分を合わせていってほしいと思います。
以下、特に重要な問題に対してコメントしておきます。
▼①2番:隠れ「速さ」(速さへの変換)
2020年以降、いくつかの女子難関校で散発的に見かける論点です。特に仕事算において速さに変換することで解きやすくなる問題が多いことは知っておいて、いつでも取り出せるようにしておくと良いでしょう。
▼②1番、④1番、④2番:整理方法の工夫、規則の発見と利用、整理、周期の利用
整理をして丁寧に調べていくことがまず前半の小問で、その上で規則を発見させたり、周期を発見して使用させたりする問題が後半の小問という構成の思考力問題です。まず、第一段階で丁寧に整理を行って、自分で整理したものを振り返った上で規則や周期を判断できるように仕立てることが重要になる問題です。
▼③2番:外角の和=360°、等積変形、区切り面積、中心と結ぶ
正多角形を題材にした問題は雙葉の平面図形の好みです。多角形においてよく使用する「等積変形」「中心と結ぶ」はすぐに想起できるようにしておくと良いでしょう。
SSFE
SS志望校別特訓の6回目、今回は「平面図形(割合有)」と「文章題(割合有)」を中心とした単元です。平面図形においては「ベンツ切り作り」「ベンツ切り」を、また文章題においては「相関表」の応用的な使い方を学んで欲しいと思います。
▼①-1番、①-2番、②-1番(1):相関表
典型的な相関表を用いた応用問題です。1つのマス目を重ねて縦の和と横の和を取り出して差に注目することで解くことができます。
▼①-3番別解、①-4番、②-2番:ベンツ切り作り、ベンツ切り
ベンツ切り作りは図形の形から想起できるようになっておくと良いでしょう。また、②-2のようにベンツ切りの面積比を部分的に使うと言うケースもあることも知っておきましょう。
▼②-3番(3):速さの「の比の比」
難関校、最難関校頻出の「速さのの比の比」。進む距離が異なるものの、速さ・距離・時間のうち2本が与えられていると言うことから「の比の比」を発想できるようになりましょう。
▼③-3番(オ):センターライン
いわゆる「台形センターライン」です。発展的な技術で、これ自体で合否に関わる影響は少ない論点ですが、頭の片隅において置くと良いでしょう。
SSOG
▼中チョウチョ補助線:A-1(2)
欲しい辺比から自分で中に補助線を引いてチョウチョを作図して作ることができるようになると、一気に解法の幅が広がりますので、丁寧に味わって自分でできるようになりましょう。
▼ダブルチョウチョ:A-3
前回に引き続いてのダブルチョウチョ。いつでも気づいて確実に求められるようになりましょう。
SSKK
SS志望校別特訓の6回目、今回は「場合の数」です。典型的な問題から思考力を要求する応用問題までバランスよく掲載されています。
▼①-1番(3):金額表の数え方
表を書くまではほとんどの人が理解できていると思いますが、中段まで書いて求められるようになっておくことで時間短縮できるようになっておきましょう。
▼①-3番:時間のイチイチ
例年、難関校・最難関校を含む多くの学校で出題され続けている論点です。確実に抑えておきましょう。
▼②-2番(3):場合分け、誘導(1)(2)の利用
綺麗な誘導が引かれた問題です。(1)(2)の並びの中で、それらを用いて場合分けをした時に「まだ数えていないもの」を割り出して、(1)(2)の答えと合わせる構成です。この構成をとる場合の数の大問も多く頭に入れておくと良いでしょう。
▼②-3番(2)(3):試行検証
一発で答えに到達することができない典型的な「試行検証」を要求する問題。「試して、迫って行く」というプロセス自体を学校側が求めるケースも多く、本番ではこのレベルまではなんとか答えに到達できるようにしておきましょう。
SSKD
SS志望校別特訓の6回目、今回は「場合の数」です。
▼1番:少ない種類のものを並べる
イチイチ問題をCを使って解く解法は圧倒的に時間短縮になりますので、理屈含めて復習しておきましょう。
▼3番:金額表の数え方
表を書くまではほとんどの人が発想できるかと思いますが、難問になればなるほど、「全部を書かない」でやることが重要になってきます。中段まで書いてそこの数から答えを求めにいく方法まで身につけておきましょう。
SSKJ
SS志望校別特訓の5回目、今回は「規則性」です。
▼2番:植木算、LCMの利用
特に(2)のタイプ。同じ場所を見つけるわけなのでLCMを利用していきます。
▼3番:図形規則の発見
順番に調べていって規則を発見する問題ですが、ポイントになるのは「問題が聞いているもの」で項目を立てることと、「単純に●個」ではなく、「その計算式自体」を書いて行くことです。それによって、番号と個数の関係を捉えに行くことができます。
SSKW
SS志望校別特訓の6回目、今回は「場合の数」です。
▼1番:対称性の利用
元の図形自体も正六角形で60°ごとに回転して重なるものであるため、正三角形を探す時もひし形を探す時も、60の倍数になっているものは対称に同じ個数だけ出現します。正三角形は上下逆=180°回転、ひし型は120°と240°回転ですから、それぞれ同じ個数存在すると言えるわけです。
▼2番:作れる金額の種類
頻繁に出題される問題ですが、身につけられないまま受験本番を迎えている人が多い論点です。整理の方法、繋げるかどうかの選択ができるようになることと、最後に引き忘れをしないように注意しましょう。