【バックナンバー】第1回合格力判定サピックスオープン 平均点・動画解説・難易度分析(23年9月24日実施)

最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。

関連記事

※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、 2024年4月14日実施、第1回志望校判定サピックスオープンの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。受験生にとっ[…]

※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。

コベツバでは、2023年9月24日実施、第1回合格力判定サピックスオープンの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。

志望校別SS特訓や過去問への向き合い方については、以下の記事をご覧ください。

関連記事

 ここではいよいよ約半年後に迫った志望校の入試に向けて、志望校の過去問(赤本)を効果的に活用した、志望校合格に向けた算数の勉強方法について、お話させて頂きます。 お子様が、過去問を活用して学びを実現して無事に志望校に[…]

関連記事

ここでは、9月からスタートするサピックス志望校別特訓「SS特訓」の志望校別講座・単科講座(解法力/思考力)の概観をご紹介いたします。志望校別講座については、プリントの種類や講座の概要を、単科講座に関しては、子供達の学習状態や課題、[…]

第1回合格力判定サピックスオープンの過去の平均点

 平均点偏差値60ライン(≒アルファクラス基準)
4科合計300.2点(60.04%)352.7点(70.54%)
算数86.9点(57.93%)113.7点(75.80%)

平均点の得点率がおよそ60%と、組分けやマンスリーと比べても、比較的得点しやすいテストと言えるでしょう。

一方で、過去5年間の平均をとると、偏差値60をとるのに必要な点数が 4科合計:約70%、算数:約75%と、高得点が必要になります。

第1回合格力判定サピックスオープンの難易度・所感

コベツバの解説ではどんな悩みが解決するの?

6年生、第1回合格力判定サピックスオープン(SO)でした。
全体感を見ていきますと、レベルAが102点、レベルBが48点となり、標準的な難易度構成となりました。
特徴としては思考力問題の大問の出題がなかったことが1つ。
もう1つは、これまでの範囲無しの組分けとの違う点として、レベルAの問題の中でも「完全な典型的基本問題」が少なく、少し姿形を変えたものが多かった印象を持ちました。
どうやって解くのかが少し隠されている為、それぞれの基本技術を使いこなして自分のものになっているかどうかが問われたと解釈します。
本番の入試においても難関校ほど完全な典型問題から1つ何か手を加えた問題を出題することが多く、その多少の変化を苦に感じない対応能力が問われることが事実ですので、出来なかった人は再度それぞれの技術を手の内に入れて形を変えて出題されたときも出来るように復習しておきましょう。
秋以降は、苦手・出来ない技術を埋めていくことと、志望校の傾向に合わせた対策を行っていくことの二本立てが大きな戦略となりますので、まだ入試までの時間がある今のうちに復習をして固めていくのが良いかと思います。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■3番(5):正六角形の基本求積、正六角形分割(1/3、1/6、1/18×2つ)、区切り面積

正六角形の求積のよくある問題です。
ただし、やや手間がかかるので丁寧に答えまで到達できることも問われており、レベルBに設定しています。
とはいえ、ここは合わせてほしい問題ではありました。

■4番(2):多数売りの表

セットを1個あたりに変換して丁寧に多数売りの表で整理すれば、問題なく解くことができるはずです。
これも上の問題と同様に手間がかかるものであり、レベルBに設定しています。

■5番(2):休み歩き

休み歩きで下っていく方が着くタイミングで、上っていく方がどれだけ進んでいるかを捉えることで求めることができます。
こちらもやや手数がかかる問題でした。

■6番(2)(3):等底図形、隣辺比、区切り面積

(2)、細かな部分の辺比、特に相似を作ることが難しい場合には「等底図形」が効果を発揮します。
この判断ができるかどうかが問われました。
(3)、(2)がクリアできていれば、問題なく解くことができるはずですが、(2)で止まってしまった人も多いかと思い、レベルBに設定しています。

■7番(2)(3):数表(正方形型)、規則の発見と利用

(2)、行と列をふり直すという判断ができれば、そこまで問題なく通常の正方形型の数表と同様に解くことができたはずです。
(3)、まずは試してみようという判断をしていくつか書いて試していくことで、どこでぶつかっていくかの規則を捉えることができます。
そこまで行けば、あとは平方数からの前後のズレを使っても、求めて足し上げても答えに到達することができます。

第1回合格力判定サピックスオープンの算数解説動画

今回の記事では、第1回合格力判定サピックスオープンの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5~7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※9/24~9/30に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、テスト実施月のSS特訓の解説と併せてご購入いただくこともできますし、合格力判定サピックスオープン4回分(第1~4回)セットでご購入いただくこともできます。(2024年受験組に限る)

StandByメンバー様用全問解説はこちら

   
   
   
サピックス(SAPIX)算数テキスト全問動画解説 サービススタンバイ(StandBy) 「数年先まで予約不可能になったトッププロ家庭教師を一家に一台」
   
   
   

1~4番

 

5~7番

StandByメンバー様用全問解説はこちら

コベツバからのお知らせ

過去問動画解説

コベツバでは、最難関・難関校の過去問解説動画を配信しております。

対象校は、「開成」「麻布」「武蔵」「桜蔭」「女子学院」「雙葉」「渋幕」「聖光学院(帰国入試含む)」「駒東」「早稲田」「慶應普通部」「海城」「豊島岡」「筑駒」「栄光」「慶應中等部」「フェリス」「早実」「灘」「甲陽」「渋渋」「久留米大学附設」「東海」「ラ・サール」「広島学院」「浅野」「南山女子」「浦和明の星」「市川」「慶應湘南藤沢(SFC)」「早大学院」「東大寺」「栄東(A日程)」です。

皆さまが合格したいという各学校の「合格点」「問題難易度」「出題分野」は大きく異なります。コベツバの過去問解説では、『得点の自動集計機能』『難易度・分野別の分析・処方箋機能』を活用することが可能ですので、取り組み後の振り返りとお子様に適した戦略作りにお役立てください。

   

   

SS特訓

サピックスの志望校別特訓SS特訓もサピックス解説・対策StandByにて解説がございます。ほとんどの志望校のプリントを解説しております。

関連記事

ここでは、9月からスタートするサピックス志望校別特訓「SS特訓」の志望校別講座・単科講座(解法力/思考力)の概観をご紹介いたします。志望校別講座については、プリントの種類や講座の概要を、単科講座に関しては、子供達の学習状態や課題、[…]

コベツバWeb授業

コベツバでは、「中学受験算数で必要になる土台となる技術を体系的に復習したい」「(難関入試に必要とされる)思考力を伸ばしていきたい」というお子様に向けて、コベツバWeb授業を配信しております。

分野別に分かれた教材・確認テスト(順位・表彰付き)や、毎週2問ずつ思考力を求められるテストを配信しております。

コベツバWeb授業の使い方につきましては、以下の記事をご参考下さい。

関連記事

講座の概要と、あなたにぴったりの利用法を見つけよう!学年や利用目的に応じたあなたにぴったりのコースを診断の上で、コベツバweb授業の内容と活用法をご紹介いたします。コベツバ成長コース / 塾の算数強化コース / 塾の先取りコース […]