こんにちは。
「今回の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供させて頂きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開しております。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるサマーサポートのNo8の全問解説・ポイント動画が全てご覧いただけます。
▼6年生に向けたお知らせ
夏期講習NO8は「平面図形(2)」です。
今回の「平面図形(2)」は、サポートのB以降のほとんどの問題が上位帯向けの論点で構成されたハードなNOです。
主に学習する内容は「反射」「最短距離」で、これらは中堅の学校帯ではあまり見かけませんし、上位校以外の志望者でStandByに登録されている方はポイント表の「重要かつ頻出」の問題だけを学習してもらうと良いでしょう。ポイントを使った比較的取り組みやすい問題だけを抽出していますので、出題される場合でもここまでだろうと推測します。
また、難関・最難関でも「反射」「最短距離」の出題頻度は決して高くありません。ですが、もし出題された場合、「出来が大きく分かれて差がついてしまう」内容でもあり、難関・最難関志望者は学習する必要があります。有名どころですと、開成のミニカーの問題、渋幕・筑駒の最短距離、海城の立体の反射の問題が出題されており、「知らないからできない」が致命傷になるポイントです。
1: 反射の鏡の世界:B-1、B-2、C-2、C-4、D-1、D-3、E-2
「ある辺で反射する」→「その辺の先に鏡の世界を作る」と言う手順を覚えれば、あとは作図を丁寧にして、チョウチョかピラミッド相似を使って解けるのが「鏡の世界」です。慣れれば決して難しくありません。書くことを恐れたり、難しく考える必要もありません。
サピックス算数教材:サマーサポート[D-3(反射(4))]問題解説
(1)
(2)
『StandBy』にて(3)の解説動画を含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
2: 反射/長方形型:D-2、E-1
コベツバWeb授業「平面図形(割合有)」で取り扱っている論点です。「ちょうどそろう場所」→「LCMの利用」がポイントになるからです。テキスト掲載の45°型のものが最も出題されており、反射回数や到着する頂点を全部を作図せずに求めることができます。最近ではほとんど見なくなりましたが、出題されると差がつくテーマです。
3: 最短距離の鏡の世界:C-3、E-3
反射を学習してから学ぶと理解しやすく使いやすいです。最短でも戻ってくる→「反射したと考えて「直線で結ぶ」か「直角に下ろす」問題がほとんどです。「三角形の2辺の和が、他の一辺よりも長い為」と言う理屈も含めて、理解して使えるようになっておくとい良いでしょう。
今回の重要ポイントまとめ
1: 反射の鏡の世界:B-1、B-2、C-2、C-4、D-1、D-3、E-2…サマーサピックス「反射(1)(2)(3)(4)」「合わせ鏡」「何回はね返る?」に対応
2: 反射/長方形型:D-2、E-1…サマーサピックス「どこに入る?」「何回はね返る?」に対応
3: 最短距離の鏡の世界:C-3、E-3…サマーサピックス「最短距離」に対応
以上です。
今回の学習のご参考になれば幸いです。