こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開いたします。ご登録頂きますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo8の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。また、入試問題演習も配信を行っておりますので、どうぞご活用ください。
▼新6年生に向けたお知らせ
NO8です。
どこまで行っても毎週の積み重ねがやはり大切です。
他教科も含め、毎週の学習と復習をなんとか一週間のスケジュールに盛り込んで進行してもらえればと思います。秋以降は、現在のスケジュールに加えてSSが始まり、その優先順位は基本的には一番になり、そこからは復習をしたくてもその時間をつくりだすことが今以上に大変になるからです。
踏ん張りどころです、頑張りましょう。
今週のNO8「小数・分数」では、既に学習している「部分分数分解」「既約分数の個数と和」「ムリやり分数」の復習に加えて、「繁分数(分数の中の分数)」と「単位分数の和」を学習します。
1: 部分分数分解:C-1、D-1
分数の引き算に直して、消していくお決まりのパターンです。差が2や差が3になる場合や、あるいは最初から掛け算の積で表現されている場合も、苦もなく解ける状態に仕上げましょう。
サピックス算数教材:デイリーサポート[C 2番]問題解説
2: 既約分数の個数と和:B-2、C-3、D-3
「約分攻撃をしてくる分母の正体を掴む」→
「約数個数のベン図」→
「はじめ+終わりセット」
という手順で進める問題です。
類題では、間違えやすい約分して分子が1になるものも同時に問題に入れており、違いまで含めて正確に捉えられるようにしましょう。
3: 繁分数(分数の中の分数):A-4、B-3
・割り算に直す
・ムリやり分数で表現する
の、二つの技術を使うことができれば問題なく解けるはずですので、決して難しそうに思って気持ちで負けないようにしてください。見掛け倒しです。
4: 単位分数の和:E-1類題
最難関・難関で頻出の単位分数の和の問題ですが、テキストでは大きい単位分数を順番に引いていく「エジプト人の方法」を学習しますが、もう一つ類題につけている麻布の過去問が誘導してくれている「分母の約数」利用で進める方法があります。これと、エジプト人の方法を応用した「範囲」の考え方の二つで、ほぼ全ての問題が解けてしまいます。ここでは、最低限「分母の約数」利用の方法については類題を通じて学んで頂きたいと思います。
5: 今週の立体切断
先週と使う技術は全く変わりません。使うことは、
「同じ面の二点は結ぶ」
「平行な面の切り口は平行」
のたった二つだけです。
「平行な面の切り口は平行」の使い方として、等脚台形が出てくるケースで自分で切り口を作図できるようになってもらえれば、今週の内容はOKです。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。