こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開いたします。ご登録頂きますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo16の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
▼6年生に向けたお知らせ
NO16は「和と差に関する問題」です。
今回用いる全てのポイントは既に一度は学習済の内容で、また少し中休み的な単元になります。
ただし、「ポイントの活用範囲を広げる」問題構成になっていますので、「ああ、この問題はこういう場合だから、このポイントを使って解くのか」というように学習済の技術が使える問題の幅を増やしていくことを目的に学んで頂くと良いでしょう。
重要なポイントとそれを用いた問題は以下の通りです。
1: 平均の面積図(A-2、B-1、C-2)
食塩水以外の問題で平均の面積図を使うことに慣れていない方が多い印象を受けますので、
これらの問題を利用して、しっかりと手の内に入れられるようになりましょう。
サピックス算数教材:デイリーサポート[C-2(平均算(2))]問題解説
(1)
(2)
2: 二通りの混合/二通りの混合(てんびん法)
何度か土特でも出題されていますが、デイサポ(デイサピ)では初お目見えだと思います。ここでしっかりと身につけておきましょう。個人的にはこのポイントは「てんびん法」の方が解きやすいので、ここでは別解としてもつけておきます。
3: 3つの天秤(C-2別解)
てんびんを技術として活用するのであれば、3つの場合も処理できるようになる必要があります。
4: 3つのつるかめ(C-4別解、D-1別解)
未知数3つで条件3つ、3つ目の条件が2つの未知数の関係(等しいorどちらかがいくつ大きい)場合に使います。表でスライドしていく形の解法をとります。
5: 3つの不定方程式(C-4(2))
既に学習済ですが、未知数3つで条件2つ、最後はなにがしかの範囲で絞って答えを求めるものです。3つのつるかめとの違いも明確に押さえるようにして起きましょう。
6: 歩数×歩幅=速さの「の比の比」(D-4、E-3)
ある特定の距離を歩く場合、「歩数と歩幅は逆比になる」ということを使います。巻尺の場合、「自称100m=一歩」として、「実際の歩数」を求めてしまえば、その逆比で「実際の歩幅(巻尺の長さ)」を求めることができます。それだけと言えばそれだけです。
7: 最大最小の○×解法(D-3)
最大の場合は「同じ側に被せる」、最小の場合は「反対側に被せる」でおしまいです。
なお、『StandBy』にてこれらの「ポイント動画」を含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
今週の重要ポイントまとめ
1: 平均の面積図(A-2、B-1、C-2)…デイリーサピックス「平均算(1)(2)」「割合の計算(基本)」に対応
2: 二通りの混合/二通りの混合(てんびん法)(C-1)…デイリーサピックス「消去算」に対応
3: 3つの天秤(C-2別解)…デイリーサピックス「平均算(2)」に対応
4: 3つのつるかめ(C-4別解、D-1別解)…デイリーサピックス「つるかめ算」に対応
5: 3つの不定方程式(C-4(2))…デイリーサピックス「つるかめ算」に対応
6: 歩数×歩幅=速さの「の比の比」(D-4、E-3)…デイリーサピックス「差集め算(2)」に対応
7: 最大最小の○×解法(D-3)…デイリーサピックス「つるかめ算」に対応
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。