こんにちは。
「今回の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるサマーサポートのNo4の全問解説・ポイント動画・類題解説が全てご覧いただけます。
夏期講習No4は「2量の関係」です。
今回は割合の概念にも関わってくる「比例」「反比例」を中心に学ぶ単元になります。ゆくゆく比を使いこなせるようになってくると解法が変化しますが、今回はまだ比の技術を使わず解いていくことになります。
重要なポイントは以下となります。
1: 比例:A-1、A-2、B-1、C-2、D-2、D-3
「片方が□倍になった時、もう片方も同じく□倍になる」というもので、グラフだと「直線」になります。今後比を使う場合に、比例関係を自由自在に使えるようになっておくと非常に役立ちますので、ここで丁寧に押さえておきましょう。
サピックス算数教材:サマーサポート[C-2(ばね)]問題解説
(1)
(2)
2: 反比例=積一定:A-3、A-4、B-2、D-2
反比例は「積一定」となります。割り算の形で出てきた場合は掛け算に直すことで積一定の式に持ち込むことができます。有名どころだと、「長方形の面積が決まっている時の、たての長さと横の長さ」「一定の距離を進む時の、速さと時間」です。
3: 歯車の積一定:B-3、C-1
かみ合って回っている歯車は、「回った歯の数」が等しくなる特徴があります。
「歯の数」×「回転数」=「回った歯の数」ということで積一定に持ち込めば解けてしまいます。
4: 狂った時計(比例):B-4、C-4
1時間あたり何分進む、または遅れるのか、を考えて比例に持ち込む問題です。
ここでは数直線を書いて整理しなくとも答えを出せるかもしれませんが、難問になってきた場合に役に立ちます。ゆくゆくは「速さ」の単元に分類されていくタイプの問題です。
5: 今回の思考力アップ:サマーサピックス
前回学習した方法を用いて解く問題です。
「頂点うち」→「面を捉える」→「面の中の線を書く」→「どちら側に色付けするか判断する」という流れで解けてしまいます。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題解説」を公開しております。
今回の重要ポイントまとめ
1: 比例:A-1、A-2、B-1、C-2、D-2、D-3…サマーサピックス「正比例(1)(2)」「ばね」「ろうそくを燃やす」「ブレンドコーヒーをつくろう」「関係を選ぶ」に対応
2: 反比例=積一定:A-3、A-4、B-2、D-2…サマーサピックス「反比例(1)(2)」「関係を選ぶ」に対応
3: 歯車の積一定:B-3、C-1…サマーサピックス「歯車」に対応
4: 狂った時計(比例):B-4、C-4…サマーサピックス「くるった時計」に対応
以上です。
今回の学習のご参考になれば幸いです。