こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開いたします。ご登録頂きますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo33の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
NO33は「相当算」です。
今回の「相当算」は、論点自体は過去に一度学習したことがあるものが多いものの、そこから一歩踏み込んで応用性を高めた問題が並んでいます。また新しい論点も学ぶことにもなります。
1: ×=×の逆比・3つの逆比:A-2、B-2、B-3
等しい量を等式で表現して逆比。今回は3つの等式をつないで3つの逆比が発生しています。
・分数が絡む場合は=1におく
・整数だけの場合は=LCMにおく
のが基本的な解法になります。
サピックス算数教材:デイリーサポート[B-3]問題解説
2: 起点=分母のLCM○・→と×で表現:A-3、C-2、C-4、D-2
相当算の応用編として、特にボールの跳ね上がりにおける整理の方法や◯での置き方を自由自在に活用できるように身につけておきましょう。それほど難しくはありません。
3: 残りの→二段線分図:A-1、B-4、C-3、D-3
「残りの」ときたら、二段あるいは三段線分図を連想して書きに行けるようになりましょう。分母でおいていくことを繰り返すことで解くことができます。
また、D-3のように「はじめ」の量に二回登場する場合は、問題を読み切ってから(または問題の途中で切り替えて)、LCMでおくことで解くことができます。
4: 跳ねた場所から地面に平行補助線:C-1、D-1
難しく考えてしまって苦手な人が多いこの論点ですが、「跳ねた場所=地面」として、その前後の高さの比をとっていくだけの問題です。1つ1つ丁寧に押さえていくことができればただの作業問題となります。
5: 今週の思考力系重要ポイント
今週の思考力問題では以下の問題が特に重要となります。
「入試問題に挑戦 2番」加比の理
→割合の文章題の応用問題と言えば、真っ先に上がるのが今回の「加比の理」です。気付きにくい論点でもありますので、注意が必要です。
「思考力の養成 1番」場合分け
→場合分けの方法や、例外的なものを引くことを要求する応用問題で難関校で出題されがちな問題です。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。