【5年生:NO21図形の移動 解説動画付】今週の学びの話をしよう

こんにちは。

「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。

『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo21の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。

   
   
   
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NO21は「図形の移動」です。

5年生に入ってから「図形の移動」の単元の学習は非常に少なく、春期講習NO3「平面図形」で、「転がり移動の作図」を扱っただけに留まっていますので、忘れてしまっている人も多いかと思います。

今回学習する内容は、Dを含めてどれもが「図形の移動」全般の基本となり、ゆくゆく5年生の後半には「基礎トレレベル」として扱っていくものですから、丁寧に学習して自分のものにしてもらえれば幸いです。

1: 平行移動の重なり面積:A-1、B-1、D-1

1:簡単な方の図形を動かす
2:先頭の1点を注目して動かす
3:先頭の1点から復元する


というのが今回の手順として必要なものです。

くれぐれも「一気に図形そのものを書き」に行かないように、丁寧に作図の方法を身につけましょう。決して難しくありません。

サピックス算数教材:デイリーサポート[D-1(平行移動(3))]問題解説

(1)

(2)

2: 回転移動の面積:A-2、B-2、C-4、D-3

1:扇形の弧と中心を結ぶ(書かれていない場合がある)
2:図形式で全体を捉えてひく
3:消えて残ったものの面積を求める


という手順です。

慣れれば「また、これか」というくらい簡単にできるようになりますので、是非ここで身につけてください。また、1の手順を自分でさせる問題になった瞬間に図形が見えにくくなりますので、極力自分で結ぶことを手順の中に入れて身につけてもらいたいと思います。

3: 転がり移動の作図:A-3、B-3、C-1、C-2、C-3、D-2

こちらは春期NO3で学習済の内容です。

1:正三角形を書く
2:頂点を打ち込む
3:中心と半径を意識して弧を描く
4:中心角を出して、その和を先に求める


という手順です。

くれぐれも4の手順を飛ばして一つずつ求めに行かないようにしてください。丁寧な操作を行うことでミスの発生率を抑えることができます。

 

4: 思考力系の重要ポイント

 

「入試問題に挑戦 1番」範囲の扱い

→桜蔭の問題です。志望者は是非取り組んでみてください。桜蔭の論理・推理の中では易しい方の問題ですが味わいはいつもながらの桜蔭です。

 

「思考力の養成 1番」→試行・検証

→非常に面白い問題で、ひらめきではなく理屈で一つずつ押さえて答えに到達していく訓練になります。思考力問題を出題する難関・最難関志望者は是非取り組んでください。

 

「思考力アップ 1番」動ける範囲

→麻布、渋幕が好む動ける範囲の問題ですが、この問題自体は解きやすい素直な印象を持ちます。こちらも志望者は是非取り組んでみてください。

 

なお、『StandBy』にてこれらの「ポイント動画」を含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。

 

今週の重要ポイントまとめ

1: 平行移動の重なり面積:A-1、B-1、D-1…デイリーサピックス「平行移動(1)(2)(3)」に対応

2: 回転移動の面積:A-2、B-2、C-4、D-3…デイリーサピックス「回転移動(1)(2)(3)」に対応

3: 転がり移動の作図:A-3、B-3、C-1、C-2、C-3、D-2…デイリーサピックス「ころがす(1)(2)(3)(4)」に対応

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。