こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開いたします。ご登録頂きますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo17の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
▼5年生に向けたお知らせ
NO17は「割合(3)」です。
今回は割合の3回目で、「商売」になります。
これまで学習した
→と×で表現する
歩合
百分率
増減の割合
起点=分母のLCM〇
を使いこなして、
新たに
商売の基本ルール
原・定・売
多数売りの表
を、身につけることになります。
1: 商売の基本ルール(A-1、A-2)
商売の基本的なルールである
▼原価=仕入れた値段
▼定価=はじめにつけた値段(そのまま売る場合もある)
▼売価=定価を割り引いて売った値段
▼利益=売った値段(定価か売価)と、原価との差
ということを理解してもらう内容です。
サピックス算数教材:デイリーサポート[A-2(売買の基本)]問題解説
2: 原・定・売(A-3、A-4、B-1、B-3、B-4、C-1、C-2、C-4)
今回だけでなく、「商売」で最も使用する整理方法です。
▼原・定・売をたてに並べて書き、→と×でその関係を表します。
▼利益は、原価と定価、原価と売値の差で、→と+を使って表現します。
これを身につけるだけで随分多くの問題が解けてしまいます。
3: 多数売りの表(B-2、C-3、D-2)
1個ではなく、多くの個数を売る場合の整理方法です。今後入試まで活躍する整理方法になりますので、是非今から身につけてください。
4: 思考力系の重要ポイント
今週の思考力問題において、重要な問題は以下の通りです。
「入試問題に挑戦 2番」起点=分母のLCM〇
→問題を読み切ったあとに、すぐに一番上を〇でおきに行くことができるのか、が問われた問題です。この手が打てるようになって欲しいところです。
「思考力の養成 2番」等高図形・消去算パズル
→有名な問題で、パズル的な解法をとります。是非取り組んでみてください。
「思考力の養成 3番」場合分け
→(2)(3)できれいな「場合分け」を初手でできるかどうかが勝負になります。
なお、『StandBy』にてこれらの「ポイント動画」を含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
今週の重要ポイントまとめ
1: 商売の基本ルール(A-1、A-2)…デイリーサピックス「売買の基本」に対応
2: 原・定・売(A-3、A-4、B-1、B-3、B-4、C-1、C-2、C-4)…デイリーサピックス「定価をつける・値下げする」「定価で売れない」「結局割引く」に対応
3: 多数売りの表(B-2、C-3、D-2)…デイリーサピックス「割れて売れない」「2つの売値」に対応
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。