いよいよ入試が三ヶ月後に迫ってきました。
ここでは最後の三ヶ月での戦い方についてお伝えさせていただくことで、特に非常に多いと思われる第一志望ボーダー層の方々にとって残りの三ヶ月間で、いかにして合格点を突破するかについて、お話させていただきます。
長い家庭教師経験の中で、この時期に実得点が急浮上するケースは頻繁にありました。
また、最後まで浮上が明確ではなかったものの、入試本番でものすごい得点と手応えで合格を掴みとった子供たちもまたたくさんいました。
同時に、個人の発達機会としても「入試というゴール手前である」が故に、「これまで何度言っても治らなかったミスが、格段に少なくなった」「ずっと苦手にして避けていた単元が一気に吸収できて出来るようになった」など、入試が差し迫ってくる中で、ある種非連続な進化・変化を遂げることがあるのが、12歳の子供たちであることに何度も驚かされてきました。
一人でも多くの子供たち、保護者様にとって、最後の成長と合格を掴み取ってもらうべく、これまでの知見をお伝えさせていただきます。
本記事と本記事に対していただいたご質問への回答を、コベツバradioとしても配信しておりますので、合わせてご覧ください。
なお、コベツバでは、最難関・難関校の過去問解説動画を配信しております。
対象校は、「開成」「麻布」「武蔵」「桜蔭」「女子学院」「雙葉」「渋幕」「聖光学院(帰国入試含む)」「駒東」「早稲田」「慶應普通部」「海城」「豊島岡」「筑駒」「栄光」「慶應中等部」「フェリス」「早実」「灘」「甲陽」「渋渋」「久留米大学附設」「東海」「ラ・サール」「広島学院」「浅野」「南山女子」「浦和明の星」「市川」「慶應湘南藤沢(SFC)」「早大学院」「東大寺」「栄東(A日程)」「東邦大東邦(前期)」「愛光」「西大和(東京・東海会場)」「岡山白陵」「函館ラ・サール」「北嶺」です。
志望者の方は、ぜひご利用くださいませ。
戦い方の切り替え:「分かって使えること」よりも、結果がすべて
言うまでもなく中学入試は現在も「入試」という一発勝負のペーパー試験で測られるのが現状です。
・これまで何時間勉強してきたか
・これまでどんな偏差値をとってきたか
・どこのクラスにいたのか
は、関係がなく、あくまでも一発勝負のテストで判断される試験です。
さらには、
・その問題を本質的に理解できていたか
・最後の一歩手前までできていたか
すら、関係がなく「答えがあっているかどうか」で配点の多くが決まります。
(もちろん、部分点を出してくれる学校もあります。)
小4あるいは小3からスタートしてきた算数の学習においては、「多くの技術の抽象的な概念を理解して、それを広く活用できること」「様々な角度から自ら思考する力」そのものが大切で、その能力を向上させるべく中学受験算数は多数の技術習得や思考経験を積み重ねてきたはずです。そして、培ってきた新しい概念を「素早く」「分かる」「使いこなす」能力は、入試とは別で、一生活きるものです。
将来的にEd-Tech(教育のテクノロジー)が進化して学びの履歴が全て学校側に提供できるようになった世界が訪れれば、入試自体の必要性がなくなるかもしれませんが、それはまだまだ先の未来で、現在のルールの中に生きる我々はそのルールの中でやるしかありません。
現在の入試においては、
・分かっていたのに勘違いしたこと
・最後の直前まで分かっていたのに、計算間違いがあったこと
で、得点が大幅に引かれてしまったり、
あるいは学校にもよりますが、「ミスによる間違い=分かっていないのと同じ=×」というカウントをされるケースもあり、過去問と向き合う際は、「正解したかどうか」で厳しくジャッジを行う必要があります。
これまで何度言ってもミスが治らなかったもののこの時期に急激に正確性が向上していく子供は一定数存在し、それはこの勝負の厳しさの中で身につけていくべきものなのだと思います。
「ミス発生しても、分かってたから良いや。出来るし。」
↓↓↓
「いや、間違っているから、残念だけど分かっていたかどうかは関係ないね。学校側は1日で1000人の採点をするから部分点の配点もどこまで丁寧に見てもらえるかわからないよ。×は×。だったら、合格を諦める、ということで良いの?あるいはもっと難易度の高い問題(レベルCの問題)で加点するかだけど。」
↓↓↓
「それは嫌だし、レベルCはちょっと自分には厳しい。見直しの方法含めてミス対策をもっとちゃんとやるようにする。」
という形で行動の変化に繋げていくことができる機会だと言うことです。
■■ケアレスミス制圧対策記事■■
受験者ボーダー層で、最高到達点を入試本番で出したいのであれば、ミスゼロを目指すのはまず鉄則であり上げやすいポイントで、学習の型自体を「入試本番モード」に変化させることから開始すべきです。
合格ラインの把握
続いて、「合格」の実現方法は、学校ごと×個人ごとに戦い方は大きく異なります。
最高点でも満点がいない学校がほとんどで、当然入試本番でも満点は必要ありません。
では、何点取れば良いのか、どの問題を得点出来るようになれば良いのか、というゴールの状態を明確にします。
まず、
a:4科目の合格最低得点率+5%の算出
b:他科目含め算数で取るべき得点の算出
c:レベルBでの得点率の算出
と言う三段階を通じて、「入試=過去問の算数」において具体的に何点を取るべきか、さらにはもっと細かくレベルB(出来が分かれる問題)でどれだけ加点できれば良いのか、を明確にすることができます。
まず、1つ目。
合格最低ラインが高い学校(筑駒・開成・JG・慶應等)であれば、当然ながら算数でも得点を多く取らなくてはいけません。逆に合格採点ラインが低い学校(渋幕・桜蔭・麻布・早稲田等)であれば、算数でも6割あるいは5割でもOKと言うことになります。おおよそ四科目の合格最低点+10点を目安に合格最低ラインを出していきます。
次に、2つ目。
また、他教科の得点によっても、算数で取るべき点数が変わります。他教科が非常に強いのであれば、算数は「引き分け=平均点レベル」で合格できますし、逆に大きく足を引っ張る科目があるのであれば、算数は「勝ち=合格者平均レベル」を取らなくては合格できないかもしれません。
どの科目で何点をとっていくのか、を過去問の出来から厳し目に考えて、算数で何点を取る必要があるのか、を算出しておくのが望ましいです。入試の合否はあくまでも四科目トータルで行われるからです。
最後に、3つ目。
2つ目で算出した「算数で取るべき得点」を実際の入試のレベルA・レベルBに当てはめていき、レベルAで何割、レベルBで何割を得点すれば良いのかを算出します。
そうすると、レベルAでの取りこぼしをどこまで防ぐことができれば良いのか、レベルBの問題の何割を合わせれば良いのか、という入試までの明確な目標を立てることができます。
少し具体的にやってみましょう。
●「麻布中」受験予定の麻生くんの場合
▼a:4科目の合格最低得点率+5%の算出
直近6年間の合格最低点の平均点:106.3点(53%)/200点満点
合格ライン:116点(58%)
▼b:他科目含め算数で取るべき得点の算出
例えば、過去問での過去5年間の他科目の自分の平均点
・国語:28.8点(48%)
・理科:24.4点(61%)
・社会:25.2点(63%)
だったとすると、
算数では、116点ー(28.8+24.4+25.2)=37.6点→38点(63%)
を取るべきであることが分かります。
もちろん、ここで他教科も今後達成可能な伸び代がある場合(その方が多いかと思います)、その到達点で換算しても構いません。国語は50%までは行くな、とか社会は65%まで行けそうだ、とかで自由に判断して構いません。
ただし、楽観的な読みはしないように注意しましょう。
▼c:レベルBでの得点率の算出
麻布中の出題レベルは、
レベルA:47%
レベルB:41%
レベルC-D:12%
なので、レベルA完答とレベルBが4割得点できれば63%に到達出来ることが伺えます。
この「38点(63%)」と、「レベルA完答・レベルB 4割」というのが入試時点で達成すべき目標になります。それをどうにかして超えさえすれば、あとは他教科の取りこぼし・大崩れがなければ合格になるということで、残りの三ヶ月でその目標を追いかければ良い、ということになります。
その上で、達成すべき目標と現在との乖離を見る為に、以下に進んで行きます。
過去問振り返りのススメ:何が原因で得点を取りこぼしていたかの腹落ち
既に行っている5-6年分の過去問の振り返りを行って、「何が原因で得点を取りこぼしているのか」を丁寧に把握しつつ、2で算出した達成目標点数との乖離を見に行きます。
この振り返りの際には、『志望校への処方箋』が大変おすすめです。
コベツバメンバー様であればどなたでも使えるこの機能は、お子様の苦手に志望校頻出分野を掛け合わせ、最も力を入れて取り組むべき分野とその難易度を自動判定します。
志望校合格に最も必要な学習を最優先で取り組んでいただけるため、合格への道のりがより明確になります。
『処方箋』の機能をご活用いただき、これから先押さえるべきポイントをチェックしましょう。
振り返りの際に大きく見るべきポイントは、
A:ミスの発生
B:レベルA問題の単元ごと正答率
C:レベルB問題の単元ごと正答率
D:時間の使い方
の4つとなります。
ミスの発生率
ミス発生での取りこぼしの得点を出します。
まだ入試モードへの切り替えが終わってない多くの子供たちにとって、ここだけで全体の2割を落としているケースなどが頻繁にあります。普通に考えれば分かりますが、全体の2割をミスして合格点を超えるのは至難の技で、レベルCの問題すら正答しなければ到達は不可能と言うことがほとんどになります。
ここでは、どの程度の得点をミスで落としているかを算出し、それを子供本人に直接伝えます。例えば、上の麻布志望の麻生くんがミスで平均して2割を落としている場合、合格ラインの63%を得点するには、このままのミス発生率でいうと63%÷(1-0.2)=約80%という、ものすごい問題を解く力が要求されることになります。(ちなみに麻布の最高点は70%程度です。)
それは、現時点でほとんどの子供にとって事実上不可能だということです。
この事実を本人に伝えることで、既に自分の志望校の問題のレベルの高さを感じている場合、「俺なら私ならあと三ヶ月で8割取れる」と言うことを思うことなく、「ミスを無くなさないとあと三ヶ月で合格できない」ことに、本人自身が腹落ちすることができます。
レベルA問題の正答率
レベルAの問題は、受験者のほとんどが正答できるレベルの問題です。
逆に言うと、ほとんどの集団塾のテキストで学習しているか、ただ文章を読んで正しく規則に則るかと言う問題です。
さらにミス以外のレベルAの単元ごと正答率を出すことで、どの分野が「志望校受験生の基本」を落としているかを把握することが出来ます。
(コベツバ過去問動画解説をご利用の方は、採点履歴から分野×難易度別の得点率をご参照ください。)
どれほど優秀であっても「穴」があると致命傷になるのが同レベルの学力の子供たち同士の戦いです。従ってあくまでもレベルAは完答できるように仕立てるべきで、極力90%以上・できれば100%を目指しに行ってもらいます。
その上で、単元ごとにレベルAの正答率がミスではなく90%を下回っている場合、当該単元を集団塾のテキスト(SAPIXであればデイリーサピックス・サポート、「コベツバweb授業」の該当単元)に戻って、復習していくことが重要になります。
全部の分野がレベルAが出来ていないケースは少なく、特定分野・特定単元によって穴が明確になるケースが多く、単元ごとにレベルAの正答率を出すことで「全部を一気に復習する」よりも効率的に対策を行うことができます。
レベルB問題の単元ごと正答率
続いて、レベルBの正答率です。いわゆる合否を決着する問題群で、受験生の中で出来が分かれる問題の為、志望校別対策かあるいは集団塾のテキストの応用レベルの問題・論点が鍵を握ります。
こちらも同様に単元ごとに正答率を出すことで、特にどの単元が弱いのかを把握していくことで、志望校別対策の復習を「全部」ではなく、特にどの単元に力を入れていくべきかを判断する材料を手に入れます。
いつも思うことですが、合格鉄板層であれば復習にかかる時間が少なく「全部の復習」「全部の対策」まで出来てしまいます。反面で、ボーダー層であればあるほど、復習・対策には時間がかかります。従って、「どこ」をやっていくべきかの優先順位をつけていくことが何よりも重要になります。
3-4: 時間の使い方
時間は足りたのか、足りなかったのか、の判断を行います。
レベルAで手付かずの問題が残っていないか
レベルC-Dで時間をかけすぎていないか
を、振り返ります。
前者は致命傷になりますし、例えばレベルBで4割を目標にしている麻生くんの場合、レベルC-Dは数分で見送る判断をしなくてはいけません。
ここも本人を交えて、時間の使い方として問題はなかったのかを振り返っていくことで、「レベルAを残してしまった、勿体無い」とか、「レベルC-Dに時間を無駄にかけてしまった(しかも当然出来なかったし)」と言うことを本人自身が認識することが重要です。
ここまでの振り返りを行った上で、次の対策に進みます。
ちなみに、毎回の過去問を行うたびに丁寧に時間をとって上記の振り返りを行っていくことは非常に重要であることも付け加えておきます。
「あー、こことここが出来ていれば、合格点に届いてたな。」
「あー、この分野さえできるようになれば、行けそうだな。」
と本人が思えることが、希望に繋がり、次の改善行動に繋がっていくからです。
改善:行動を変えなければ、結果は変わらない
さて、3で丁寧な振り返りを行って行けば、何をやっていくべきかはほとんど明らかになります。
ここで重要なことは「あー、●●だったら、受かってたな」で終わらせず、「じゃあ、具体的に、できるようになるために何を新しくやるのか、何を変えるのか」を決めて実行することです。
「●●だったらいいな」という願望だけでは、ミスはなくならないし、レベルAのある分野の正答率は上がらないし、レベルBの問題ができるようにはなりません。これまで長い間、受験勉強をそれぞれが一生懸命やってきた訳で、それでも「課題が残っている」状態な訳です。何かを「変える」ことがなければ、「だったらいいな」は、やってこないということです。
ミスの克服
「気合い」でミスの発生を抑える、というのは限界があります。具体的な行動の変化が必要です。例えば、
・少しでも不安のある暗算は筆算を使う
・四則演算は、解いた後に再度検算をかける
・読解時点で文章に線を引く
・一回でわからない場合、何度も読む
・問題を解いた後、解答用紙記入前に必ず問題文を読み返す
など、具体的な行動を追加で決めることが必要です。
往往にして「気合い」に流れがちですが、あくまでも「行動」で追っていく必要があります。
レベルA問題の正答率向上
3でも記載の通りですが、レベルAは集団塾のテキストに掲載しているレベルの問題であることがほとんどです。
ただし、現段階からスパイラル構造のテキストをやり直すとなると重複も多く膨大な量になるので、コベツバweb授業の分野・単元ごとの網羅的な復習がおすすめです。
単元ごとに正答率が低い分野が判明していれば、徹底してその分野をやり込んでいくことが重要です。
「過去問を闇雲にやればレベルAは解けるようになるでしょ」は違います。
レベルAのバラエティはどの学校も幅広く同一論点のレベルAは四則演算などを除くとあまり重複しないからです
「志望校別対策を徹底的にやればレベルAは解けるようになるでしょ」は違います。
志望校別対策は主に合否決着に直結しやすいレベルB、あるいはレベルCの技術中心に対策することが多く、レベルAは「まあ、普段の授業で身についているよね」と言うケースがほとんどです。
従って、レベルAは単元・ポイント別の土台固めができる「コベツバweb授業」に戻ってやり込んでいくことで、正答率を向上させていくことが効率的な対策、ということになります。
レベルB問題の単元ごと正答率
こちらが、各塾の「志望校別対策」「過去問の問題」「類似校の問題」を活用して単元や分野ごとに対策していきます。
二つの対策の軸があり、
【1】自分の正答率が低いレベルBの単元
【2】志望校の頻出単元
です。
前者の単元はライバルより劣っている可能性が高い為に行って正答率を上げに行くこと、後者は学校側の出題頻度が高い為に行うものです。
合否決着の多くがここのゾーンの出来によるケースが多い為、分厚く時間のある限り対策を行って行くことが望まれます。
Q : 志望校の頻出分野はどうやって調べるの?
コベツバメンバー様:『志望校への処方箋』で学校を選択すると確認いただけます。
メンバーでない方:解体新書・志望校対策ページをご参照ください。
Q: 自分の苦手分野はどうやって調べるの?
過去問の結果や模試の結果を入力することで、『志望校への処方箋』でご自身が優先的に補強すべき分野を算出できます。
Q: 何の教材で鍛えるの?
分野・単元ごとの串刺しの学習には、「コベツバweb授業の応用レベル」や「トップガン特訓(※)」が大変おすすめです。(※)対象である最難関校のみ
コベツバweb授業の中でも、オリジナルの問題集を作成できる『コベツバくん特訓』をご活用いただくことで、ご自身の苦手や志望校頻出と掛け合わせて、ピンポイントで効率的な対策が叶います。
テスト中の時間の使い方
数本残っている過去問や冠がついた模試、あるいは今後、各塾で行われる大型テスト全てに対して時間の使い方、を意識します。「解くべき問題を間違えなかったか」ということで判断していきます。
・難しそうな表情の問題に見えて見送ったけど、実はレベルAだった
・簡単そうに見えてレベルCで時間を使ってしまった
など、がそれでも発生してきますので、その都度、「じゃあ、今度から具体的にどうして行く」というのを本人に考えさせて実行して行くことを行います。
この振り返りを続けていれば、最終的には、いわゆる中学受験難関校を受ける層では、この時間の使い方が原因で大きな穴になるケースはほとんどなくなります。
質問コーナー
過去問は2周行った方が良いのでしょうか?
結論から申しますと、もう一度過去問を取り組むのであれば、レベルAB(鉄板層はCも)のできなかった問題に絞ってもう一度取り組むことに意味があります。
ただし、時間を測ってもう一度取り組む必要はありません。
なぜなら、ここから先の過去問を用いた学習の目的は大きく2つ
1: 時間制限の中で問題の取捨選択を正しく行い、得点すべきところを合わせる訓練
2: 技術の習得と定着確認
であり、
◯1は「どの問題が難しいか、取るべき問題なのかわからない初見状態」で取り組むことで初めて効果のある訓練ですから、もう一度通しで行ったところであまり効果はありません。
一方、◯2「技術の習得と定着」においては、「同じ問題にもう一度取り組むこと」は、過去問・SS・テキストなど対象を問わず効果があります。
そのため、「次は取れるようになりたい問題(レベルAB)」に絞ってもう一度復習をかける、ということは意味があると言えるでしょう。
直前のために過去問は数年分残しておいた方がいいのでしょうか?
過去問に数年分取り組めば、前述した『得点率をあげたい分野×レベル』が判明します。その時点では、判明した課題を対策していくことがもっとも優先すべき事項となります。
対策が終盤を迎えた頃に、対策の効果を測る意味合いも込めて、残りの過去問に取り組みましょう。
最後に
長かった受験生活もあと3ヶ月。
この記事をご覧いただいている全ての受験生と保護者様が悔いのないラストスパートを過ごし、志望校に向けて最も効果的な学びを実現し、そして最後には満面の笑顔で合格を勝ち取ってくれることを、心より願っております。