【入試速報】2024年早稲田実業中 算数解説動画と難易度 傾向 対策

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この記事を見て分かること〜

早稲田実業学校中等部の2月1日実施、2024年度入試を踏まえた
難易度/傾向分析算数解説動画 by 最難関合格率8割超講師
入試基本情報(ex 偏差値/受験人数/合格最低点)
来年度に向けた対策

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2024年入試の基本データ

早稲田実業学校中等部偏差値(サピックス/四谷大塚/日能研)

 サピックス四谷大塚日能研
2025
2024男 57
女 60
男 64
女 68
男 64
女 67
2023男 56
女 59
男 64
女 68
男 62
女 66
2022男 57
女 60
男 64
女 69
男 65
女 66
2021男 56
女 59
男 63
女 68
男 66
女 67
2020男 55
女58
男 64
女 69
男 66
女 67

早実は共学人気のため近年人気が高まっている学校ですが、サピックスでは偏差値が男女ともに1上がり、四谷大塚では1下がっています。

早稲田実業学校中等部の受験者・合格者数・受験倍率推移

男子

 受験者合格者倍率
2025
2024330873.79
2023295823.59
2022308863.58
20213291023.23
20203591023.52
20194191034.07
20183541023.47
20173291033.19

※帰国生徒数を含みます。

大きく見ると受験者数は増加トレンドであると言えます。2019年は400人を突破し倍率は4倍を超えていますが、2020年は揺り戻しとして、少し落ち着きました。それでも大きく見れば増加トレンドにあると言えるでしょう。

女子

 受験者合格者倍率
2025
2024196503.92
2023188483.92
2022192493.92
2021195503.90
2020222554.04
2019232574.07
2018204583.52
2017186533.51

※帰国生徒数を含みます。

女子は男子よりも激戦となっており、志望者は年々増加トレンドにあります。今後も倍率は4倍前後を推移するのではないでしょうか。

早稲田実業学校中等部の合格最低点・受験者平均点

【4科目】

 合格最低点(男)合格者最低点(女)
平均182.8 (61%)195.9 (65%)
2025
2024189200
2023192202
2022172185
2021203208
2020194214
2019179198
2018168181
2017177190
2016171185

男女で合格最低点が15点ほど異なり、女子の方が高得点を得点できなければ合格できない状況となっています。とは言え、年々受験者数が増えていることから、2021年までは男女ともに合格最低ラインは上がっており、6年前は男子は5割強、女子は6割が合格最低ラインであったものの、2021年には男子も6割以上、女子に至っては7割が合格最低ラインです。過去問に取り組む受験生は過去問の時点の合格最低点+20〜30点が今の合格最低ラインになる可能性があることに注意して取り組む必要があるでしょう。

尚、2022年は男子が5割強、女子も6割強まで合格最低ラインが戻っています。

【算数】

 受験者平均
平均55.0 (55%)
2025
202455.1
202361.7
202255.5
202152.6
202057.6
201957.9
201846.7
201752.5

算数は問題が難しいことで知られており、受験者平均点は5〜5割強を推移しています。

早稲田実業学校中等部の科目別配点と試験時間

 点数制限時間
国語100点60分
算数100点60分
理科50点30分
社会50点30分

2024年早稲田実業学校中等部入学試験の算数

早稲田実業学校中等部入試 算数の所感・難易度分析

2024年、早稲田実業学校中等部(早実)の入試でした。
全体感としてはレベルAが約60%、残りがレベル Bと難解なセットが多い早実としては、2023年に引き続いて比較的易し目の難易度セットとなりました。
特徴としては全問が技術系の問題で構成されており、そのために過去の年度に比べて得点しやすく感じた受験生が多かったのではないかと想像します。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■3番(3):(2)の利用、対称性、外角が異なる

多くの難関校でこれまで出題されている形ではあり、(1)から順番に誘導をきかせて積み上げていく形のため、しっかりと平面図形の技術を身につけてきた人にとっては対応しやすい問題だったかと思います。

■4番:同じ休み消去、時間一定、ダイヤグラムの選択パターン、ダイヤグラムの距離一定

(1)ができるかどうかが鍵で、できなければ全滅の可能性がある危険な問題でした。
「同じ休み」を見つけて時間一定に持ち込みたいと思うことができれば、1回目の出会いから2回目の出会いまでで見つけることができたのではないかと思います。
(2)は得られた比を使う場所としてスタートから1回目に適用して解くことができます。
(3)は見通しをつけた上で出発到着バラバラということでダイヤグラムを選択して解いています。

■5番(3):円の回転数=中心の移動距離÷円周

回転数の公式を適用すれば短時間で解ける問題でした。
6年生の中盤から後半で学習することが多く、かつ量的にもあまり訓練をされていないので身に付けられていない人も一定数いたのではないかと想像します。

早稲田実業学校中等部入試の算数動画解説

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学校の迷惑となりますので、学校へのお問い合わせはしないで下さい。

4番

早稲田実業学校中等部志望者向け 来年度に向けた対策

■1: テキスト基本レベルで失点しない

ほぼ同程度の学力の子供達同士の戦いになることから、2024年度でも70%前後を占めるレベルA(=基礎レベル)での失点があると非常に危険です。
従って、基礎レベルでの失点を最小限に抑えるのは合格のための最低条件になります。
各塾のテキスト基礎レベルでは絶対に穴を作らない、秋以降は穴を一つ一つ潰し続けていく学習を心がけることが重要です。

■2: 思考力を継続的に養成する

2024年は出題がなかったものの、2023年は思考力問題の大問が2問も出題され大きな比重を占めることとなりました。
早実は出題の振れ幅が大きく、技術系中心から思考力系中心まで過去のセットでは出題しています。
従って、思考力問題に対しての対応力は疎かにすることはできませんので、継続的に受験本番まで磨いていくことが望まれます。

■3: テキスト応用レベルまでの技術習得を徹底する

2024年の「円の回転数=中心の移動距離÷円周」や2022年の「平面分割」「反対購入の差集め」など、応用技術を使わせる問題が出題されました。
また、技術をそのまま適用するだけではなく、「整理」「読解」などを最初に要求して、その上で技術を使わせるパターンも多く、しっかりとそれぞれを手の内に入れておく必要があります。

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