【入試速報】2024年麻布中 算数解説動画と難易度 傾向 対策

2024年麻布中学入試の基本データ

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2024年麻布中学入学試験の算数

麻布中入試 算数の問題PDF

麻布中入試 算数の所感・難易度分析

2024年、麻布中の入試でした。
全体感としてはレベルAが約60%超、レベルBが約30%弱、最後の1問がレベルCとなり、一定までは比較的得点しやすい印象を持ちました。
また、純粋な思考力の大問の出題がなく、技術色の強い出題構成となりました。
また「速さ」の分野から大問2問が出題されており、しっかりと対策を積んできた人にとっては報われやすい結果になった印象を持ちました。

以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。

■2番(2)：15度を逆から対称に切り取る、同じところ付け足し、30°問題

発想を問いかける麻布らしい平面図形の問題でした。
(1)の流れで「同じところ付け足し」を行って比較する2つの面積を捉える。
その後、大きな方の面積の下から15度に線を引いて切り取る発想ができるかが問われました。

■4番(2)(3)：試行検証、規則の発見と利用

思考力ですが技術寄りの問題です。
一定まで近づいて一番左で数をとって、スライドしていくごとにどれだけ増えるかの規則性を用いて解くことができます。

■5番(2)②：平均の面積図

速さの平均から逆に時間や距離の比を求める珍しいタイプの問題です。
距離一定を2回行って時間で比合わせしても解けますが、平均の面積図や天秤を使うとより迅速に解くことができます。

■6番(2)(4)：0〜9対称性の利用、(3)の利用

(2)、0〜9対称性の利用を用いて素早く解くことができます。
(4)、4桁部分のアプローチに迷いますが(3)が誘導と考えて何か捉えることができないかを考えると、出題された先生がわざわざ縦に並べた解答欄を作ってくれていることで発見することができるという問題でした。

麻布中入試の算数動画解説

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