【入試速報】2024年六甲学院中 算数解説動画と難易度 傾向 対策

2024年六甲学院中学入試の基本データ

2024年六甲学院中学入学試験(A日程)の算数

六甲学院中入試(A日程) 算数の問題PDF

六甲学院中入試(A日程) 算数の所感・難易度分析

2024年、六甲学院中A日程の入試でした。
全体感としてはレベルAが約60%、レベルBが同じく約40%というやや易し目の難易度構成となりました。
既に結果は判明しており、平均点が63%弱ということですので、レベルAを完答してレベルBを1問で到達、または、レベルAで落とした分をレベルBで補填することで到達することができたと解釈できます。
特徴としては、これまで技術系中心の出題でしたが、今回は思考力問題の大問が8番9番と2問出題されたことが大きな特徴でした。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■4番(2)：休み歩き

2024年に多くの難関校で出題が同時多発的に出題された休み歩きでした。
レベルBですが、ここは得点して欲しい問題でもありました。

■6番：和→組合せ→並べる

和で場合分けをした上で、組合せ→並べるで解くことができます。
アプローチ方法は考案しやすいものの、答えを正確に合わせられるかどうかが問われました。

■7番(3)：台形ピラミッドのグラフ解法、チョウチョ

丁寧に考えて作図していくこと、台形ピラミッドからチョウチョを用いて解くことができます。

■8番(2)(3)：規則の発見と利用、参考)N進法

例題と(1)まで自分で手を動かした上で規則を発見できるかどうかを問いかける思考力問題でした。
3で割る割り算を繰り返していくということで、3進法をイメージできれば発想しやすかったかと思います。

■9番(2)(3)：規則の利用、着眼点を探す

問題の中で考えを提示してそれをその場で用いることができるかどうかを問う問題でした。
(2)までは理解さえしていれば考えつくことができたのではないかと想像します。

六甲学院中入試(A日程)の算数動画解説

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8番

六甲学院中学校志望者向け 来年度に向けた対策

レベルAの基本問題をミスなく正答することで合格ラインにかなり接近することが出来る内容になっていますので、何よりも基本技術習得を徹底することが求められます。
基本問題で取れない問題があると致命傷になる為、可能な限り網羅的に技術習得することを心がける必要がありますし、習得の際に壁を感じる応用技術も、習得さえできていれば一気に得点を加算できる問題もよく出題されています。
また、決して難しくはない論述問題も出題されており、1つ1つの技術について、なぜそうなるのかということを知っておくことも重要と言えます。

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