予習シリーズ6年生(改訂前:2022年度以前) 算数:上第2回 数と規則性(1)のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

また、『StandBy for 予習シリーズ』サービスが提供する解説動画の一部を公開しております。
ご登録頂きますと、以下のテキスト・問題の全問解説とポイント動画が全てご覧いただけます。

テキスト名配信内容
予習シリーズ例題・チャレンジ・練習問題
実力完成問題集練習問題・応用問題
応用力完成問題集全問

算数テキスト全問動画解説 サービススタンバイ(StandBy) 「数年先まで予約不可能になったトッププロ家庭教師を一家に一台」 詳細はこちら

 

今週の学び

6年生のスタート第2回は「数と規則性(1)」です。最難関校・難関校で入試頻出の論点もいくつか掲載されており、難易度の高い応用技術が入った単元で、1技術に対しての問題数が少ないものもありますが、ポイントを抑えて学習してもらうと良いでしょう。

以下では、重要なポイントごとにコメントしておきます。

ぐるぐるカレンダー:予シリ「必修例題4」「練習問題3」、実力完成問題集「練習問題5」、応用力完成問題集「LEVELⅡ 2【浅野】」「LEVELⅢ 1 (3)【桜蔭】」

関東女子御三家で入れ替わりで出題され続ける論点で、2021年の桜蔭中でも出題されている論点です。月間移動、年間移動の両方を使えるようになりましょう。また、桜蔭や女子学院では曜日の数が7ではないケースも出題されており、その場合も円上に書く曜日の数を通常の7個から増減させるだけで解くことができます。

・N進法:予シリ「必修例題6」、実力完成問題集「練習問題6」「応用問題1」、応用力完成問題集「LEVELⅡ 3【東邦大付属東邦】」
・ニセN進法:予シリ「練習問題6」、応用力完成問題集「LEVELⅡ 1(4)【東京農大第一】」「LEVELⅢ 2【ラ・サール】」

2020年の渋幕や聖光学院、さらに2021年の開成中の最後の大問の隠れた設定として出題されています。シンプルな技術ですが塾によっては学習機会が少ないorまたは未習である為、習得できないまま入試を迎えてしまうことがある為、差がつきやすい論点でもあります。学習の進め方としては、ポイント動画を活用して、一番シンプルな場合を考えて、自分で数列や時計のものを書いて理解した上で、次のステップとして10進法⇄N進法の行き来、更には10進法⇄N進法⇄ニセN進法の行き来、を段階的に進んでいくと良いでしょう。操作だけを覚えてもすぐに忘れますし、応用性の高い問題に対応できない為です。

四捨五入の逆算と範囲:予シリ「必修例題5」、応用力完成問題集「LEVELⅠ 2【鷗友学園女子】」「LEVELⅢ 3 開成」

低学年から学習するものですが、開成・桜蔭の共通テーマとしてこの論点を複雑にした問題が過去に出題されています。そういった問題に対応するためには、この逆算をあまり手数をかけずに短時間で正確に求められるようになっておく必要があります。

周の延長解法:応用力完成問題集「LEVELⅠ 3【東京女学館】」

過去筑駒で何度もこの論点を使わせる応用問題が出題されております。「複数の同じ四角形や三角形が、部分重なりで続いていく図形の周」を聞かれた場合に、解法が想起できるようになっておくと良いでしょう。

LCMセット(振り出し戻り):予シリ「練習問題5」

近しい過去では桜蔭で出題されるなど、全国の最難関校・難関校に好まれる論点です。この延長上に図形的に応用した論点もあり、まずはここまでを現段階で確実にできるようになっておく必要があります。

反射/長方形型:実力完成問題集「応用問題3」

こちらも最難関校・難関校に好まれる反射の論点の1つで、「鏡の世界」と対になる基本の型となります。ポイントを見てもらった上でまず自分で図を書いて実験・検証してやり方を試してから問題に着手してもらうと良いでしょう。

 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。