こんにちは。
こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。
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今週の学び
夏期講習の第5回目は「通過算と時計算」です。速さの中ではこれまで学習してきたものを旅人算といい、今回の通過算・時計算、そして次回の流水算と大きく4つに分かれます。とはいえ、全ての基本は旅人算となりますので、全く新しいものではありません。むしろ、「どういう考え方をすれば、これまで学習してきた旅人算の技術に持ち込むことが出来るのか」を学んでいくこととなります。
以下、重要な論点ごとにコメントしておきます。
️■一点注目の作図:「例題・類題1、2」「基本問題1、2、3」「練習問題1(2)(3)、2(1)(2)」
通過算の基本となる作図方法とそれを利用した解き方について学習します。列車の一点に注目することで通常の旅人算と同様に考えて解くことが出来ます。ただし、追い越しの場合だけはやや特殊で、「遅い方を止めた図」を書いて、追い越しの速さは「速さの差」で考えることに注意しておきましょう。
️■時計算の基本:「例題・類題3、4」「基本問題4、5、6」「練習問題3、4」
こちらは、時計算の基本となる技術です。まず、単針と長針の角速度については覚えてしまうことと、万が一忘れてしまっても自分で編み出せるようになっておきましょう。その上で、1つ手前の●時ちょうどの時刻の図を書いて、そこから差が縮んでいき、重なって、差が広がっていくイメージで捉えていくと良いでしょう。縮まったり、広がったりする速さは単針と長針の角速度の差となります。
️■km/時⇄m/秒の変換:「練習問題1(1)、2(2)」
通過算の時によく使う単位換算の方法です。1つ1つ段階的に単位換算をしても良いのですが一発で換算できる方が早い為、身につけておいて欲しい技術です。
なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。