【解説動画付】予習シリーズ5年生(改訂前:2021年度以前) 算数:上NO8 売買損益のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

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今週の学び

5年生のNO8は「売買損益」です。食塩水と並んで割合の文章題の中でよく出題されるのが今回の「商売」の問題です。前回同様に初回の学習ですので、身につけるべき技術は限られており、「原・定・売」「多数売りの表」「売れ残った商品を売って考える」「利益の等式作り」でほとんどの問題が解けてしまいます。
それぞれの整理の方法とその意味合いを丁寧に捉えて自由に使いこなせることを目標に学習してもらうと良いでしょう。

以下、重要な論点についてコメントします。

原・定・売:予シリ「必修例題1-5」「練習問題1-2」、演習問題集「練習問題1-3」「応用問題1」、応用演習問題集「応用問題A-1」

商売の基本中の基本の技術です。というも整理方法と言った方が良いでしょう。これを身につけるだけで多くの問題が解けてしまいますので、いち早く自分の型として使えるようになっておくと良いでしょう。

多数売りの表:予シリ「必修例題6」「応用例題2」「練習問題3、5」、演習問題集「練習問題4-6」「応用問題3」、応用演習問題集「応用問題A-2」「応用問題A-4」「応用問題応用問題B-1<浦和明の星女子>」

多数売りの場合の整理方法です。上との違いは複数のものを売るか1個だけを売るかの違いで、整理方法を使い分ける形です。意味まで含めて理解しておかないと応用性が効かない為、それぞれ求めたものがどういうものかを言葉で話せるようになっておくと良いでしょう。また、今回掲載の問題でもありますが、最後のオチが「つるかめ」というケースが多いことも知っておきましょう。

売れ残った商品を売って考える:予シリ「応用例題1」「練習問題4」、演習問題集「応用問題2」

商売の分野の応用技術です。売れ残った上で既に利益が確定された問題において、そこから再度「売れ残ったものを定価で売る」→「確定した利益に、売れ残りの売り上げがそのまま乗る」→「増えた利益は、全てを定価で売った場合なので、個数が求められる」という流れで解いていく問題です。理解するのにハードルがありますが、逆に他の方法で解きに行くのが困難な場合も多く、身につけておいて欲しい技術です。

利益の等式作り:応用演習問題集「応用問題A-3」


問題解説:応用演習問題集「応用問題A-3」

商売の応用技術の典型です。今回はこの問題1問しか掲載されていませんが、比較的入試でも見かける論点です。2通りの割引したものの×個数で作られた利益が等しい場合に使います。多くの場合はそこから更に逆比という流れに行きますが、今回掲載の問題はやや易しく、具体的な金額が求められるパターンでした。いずれにせよこの技術をどこかで身につける必要がありますので、ここで抑えておきましょう。

 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。