【解説動画付】予習シリーズ5年生 算数:下NO6 速さと比(1)のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

また、『StandBy for 予習シリーズ』サービスが提供する解説動画の一部を公開しております。
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今週の学び

後期NO6は「速さと比(1)」ということで、非常に重要なテーマとなります。難関校・最難関校の速さの問題はほぼ全ての問題で「比」を活用して行く問題となっており、今回の内容はそのための基本的な技術とその使い方に関する問題がメインとなります。また、平面図形と同様に他塾に比べて一回目に学習する難易度が高く、大変に感じるかもしれません。ただし、実は使っている技術は明確に限られています。それぞれの場面で「何を使うのか」を意識して取り組んでもらうことで一気に「割合の速さ」を学んで行くことができるだろうと思います。

以下では、重要なポイントごとにコメントしておきます。



■時間一定、同時刻同記号:予シリ「必修例題2」「練習問題4」、演習問題集「練習問題5」「応用問題3」、応用演習問題集「応用問題A-1」「応用問題B-1」

割合無しの速さの応用問題でも活躍した「同時刻同記号」の線分図。これを活用することで、そのまま時間一定を発見してそのまま使うことができます。「時間一定がうまくできない、発見できない」場合、ほとんどの問題は「同時刻同記号」ができていないことによるものであるケースが多く、基本に立ち返って、同時記号を振って行くことを強く意識してもらうと良いでしょう。何事によらず、地味なことがあとで大きく影響してくるということでもあります。


■キョリ一定:予シリ「必修例題3」「必修例題4」「必修例題6」「練習問題2-5」「チャレンジ問題」、演習問題集「練習問題2-4、6」「応用問題1-3」、応用演習問題集「応用問題A-1」「応用問題A-2」「応用問題B-1」

速さと比の技術のうち、最も使う頻度が高いのがこの「キョリ一定」です。こちらも時間一定と同じく、技術自体はシンプルですが、「いつ」使うかに気づくことができるかどうかがポイントで、線分図上で「縦にキョリが揃っている場合」に、使うことができるんじゃないかと疑って行く姿勢を持つことができれば相当強くなります。逆にいうと、丁寧に線分図を書くことをおろそかにしているといつまでも使う場面に気づかないことになります。


■速さの「の比の比」:予シリ「必修例題5」「練習問題1」「チャレンジ問題」、演習問題集「練習問題5」「応用問題2」、応用演習問題集「応用問題A-3」「応用問題A-4」「応用問題B-2」

難関校・最難関校が好む「の比の比」は、速さの単元でも同じく頻繁に出題されています。特に難関校では挨拶がわりに小問の前半に、中堅校であれば小問の最後の問題に配置され、受験生を試すことで正答率を下げられることを出題者側が分かった上で出してきます。「速さ」「時間」「キョリ」の3本のうち、2本の比が分かっていれば、もう1本の比がわかり、そこから問題を解くことができるというもので、特に難関校志望者は確実に身につけておいてほしい技術です。


■平均速度:予シリ「必修例題7」、演習問題集「練習問題1」

こちらは「割合」を使う技術ではありません。ポイントになるのは、キョリを勝手においてもその平均速度は変わらないという性質を使うことができるかどうかだけの問題と言えます。通常は速さのLCM(最小公倍数)でおくことで綺麗に解くことができます。慣れれば決して難しくありません。

 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。