予習シリーズ5年生(改訂前:2021年度以前) 算数:下第10回 総合(第6回~第9回)のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

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テキスト名配信内容
予習シリーズ例題・類題・練習問題・チャレンジ問題
演習問題集チャレンジ・練習問題・応用問題
応用演習問題集全問

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今週の学び

後期第10回は「総合(第6回〜第9回)」ということで、まとめと復習の単元となります。一気に入試レベルまで難易度が上がった回の総合単元ということで、ここでなんとか学習内容に追いついて頂くことが目的です。ただし、全体的な難易度は非常に高く、応用演習問題集<第7回 2番>の筑駒の過去問ですら易しく見えてしまう単元ですから、1問1問の問題において「何の解法」でアプローチしていくかにこだわって学習していくことが重要になります。

以下では、重要なポイントごとにコメントしておきます。

尚、第6回~第9回の記事をご覧になりたい方は以下をクリックして下さい。
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同時刻同記号・キョリ一定・時間一定・速さの「の比の比」:予シリ「基本問題<第6回 速さと比(1)>1-3」「<第7回 速さと比(2)>1」「練習問題4」、演習問題集「練習問題4」「応用問題3」、応用演習問題集「<第6回 速さと比(1)>1-2」「<第7回 速さと比(2)>1」

式と線分図系の速さの基本技術です。入試の最終段階まで使い続けるものになりますので、ここでも繰り返して「いつ」「どこで」聞かれても適切に取り出して使えるようにしておきましょう。

速さの和で距離一定・速さの差で距離一定:予シリ「第7回 速さと比(2)>1 (3)別解」「第7回 速さと比(2)>2」

式と線分図系の速さの応用技術です。使うタイミングを捉えられるかどうかが非常に重要で、「線分図で整理」している段階で気づくことができるようになると良いでしょう。難関校・最難関校でも出来が分かれやすい論点です。

ダイヤグラムの選択パターン、ダイヤグラムの距離一定:予シリ「練習問題3」、演習問題集「練習問題1」「応用問題1」、応用演習問題集「<第7回 速さと比(2)>2」

ダイヤグラム系の問題群となります。問題に書かれていないケースでダイヤグラムを書く選択を取れること、その上でダイヤグラムの距離一定を使うというのは、近年の最難関校・難関校の頻出テーマでもありますので、難関校志望者は確実に身につけておきましょう。

直角◯×:予シリ「<第8回 平面図形と比(3)>1」「練習問題1」、演習問題集「練習問題2」「応用問題2」、応用演習問題集「<第8回 平面図形と比(3)>1」

直角三角形型相似の最頻出論点で、かつ中堅校から最難関校まで学校のレベルを問わず出題され続けています。どのような場合に「直角◯×」を打ち込んでいくのか、という使うタイミングを意識していくと初見の問題に対しても自在に使えるようになります。

空飛ぶ絨毯と裾:予シリ「練習問題5」、応用演習問題集「<第8回 平面図形と比(3)>2」

立体の影の頻出技術です。難関校・最難関校での出題が散発的に続いている論点で、こちらも確実に身につけて使いこなす必要がある技術です。尚、今回の予シリ「練習問題5 (2)」はあまり見かける機会がなくかつ非常に難しいので、算数に自信のある方以外は現段階ではパスしたもらっても構いません。

個数増殖の群数列・個数増殖の群数列(奇数列個):予シリ「<第9回 規則性に関する問題>1-2」「練習問題2」、演習問題集「練習問題3」「練習問題5」

こちらは一転して、4年生段階でも学習することのある個数増殖の群数列です。整理の手順や答えを合わせにいく手順を身につけて欲しい問題です。

直角クロス:予シリ「理解を深めよう①」「チャレンジ」

「直角三角形型相似の発見方法」の技術で、伝統的に灘中でこの技術を使う問題が出題され、近年では関西の他最難関校や渋谷幕張でも出題されている論点です。左記の学校を含めた最難関校志望者はここで身につけておきましょう。

 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。