こんにちは。
こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。
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今週の学び
夏期講習の第2回は、「分数のたし算とひき算」です。分数の性質から学習して、通分、分数の足し算・引き算、更には約分前の分数の扱いまで学びます。小数と比べて分数は力押しで解き進めるよりも、工夫次第でかなり効率的に計算がしやすい技術的なものとなりますので、一つ一つ丁寧に技術を身につけるつもりで学習していくと良いでしょう。
以下、重要な論点ごとにコメントしておきます。
️分数の性質:「例題・類題1、2」「基本問題1、2」「練習問題3(1)」
分数は、分子と分母に同じ整数をかけても、あるいは同じ整数で割っても、分数の大きさが変わらないという性質があります。また、一般的にはこれ以上約分出来ない分数である既約分数で表して進行していくことに慣れておくことも重要です。
️通分:「例題・類題4、5」「基本問題3、4」「練習問題1、4」
分数の大きさを比べる場合や、足し算・引き算と行う場合は、通分を行う必要があります。分母を2つの最小公倍数(LCM)に合わせるということが必要になります。今後、何度も何度も使っていくことになりますので簡単なケースでは、最小公倍数自体もすぐに出せるように訓練しておくと良いでしょう。
️分数の足し算・引き算:「例題・類題5」「基本問題4」「練習問題1、4」
上の通分が身につけられていれば、足し算・引き算をすることは簡単です。つまずく部分があるとすれば、繰り上がりと繰り下がりの部分ですが、整数の1は3分の3、7分の7など、分母と同じだけ分子を持っているのが整数の1であることを思い出してもらえれば、問題なくクリアできるはずです。
️約分前の分数→分子・分母を○でおく:「例題・類題3」「練習問題2」
分数の性質を用いた有名な論点で、入試でも毎年見かけるものとなります。約分前の分子と分母を○を使って表現することで和や差もそのまま、○を使って表現されて解くことが出来ます。注意点は、特に見直しの時に未約分状態にある答えだけを見て、約分してしまわないことです。答え自体が未約分の分数になる為です。
なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。